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学生恋愛をしてはいけない一億三千四百五十七の理由。

作者: 辻風 京

「彼女が欲しい」というのはつまり、生物学上におけるつがい・交尾相手を欲している状態を示していることで、それは生物ならどんな生物でも行う求愛行動である。

元来より、人間は思考を発達させ、技術を磨き、いかにスマートに生きるかを追求してきた。しかし、人間は依然として性欲なるものに抗えすにいる。

これは確かに子孫を残すためには有効かつ、必要不可欠な本能的反応であろう。

だが、食欲・睡眠欲・性欲という人間の三大欲求において、唯一現在の生死に関係がなく、不要なのは性欲ではないか?

例えば一番性欲な盛んな学生時代に性欲の、本能のままにSEXをして性欲を満たして快感を得たところで、子供が子供を生むことは不可能なのである(現実的な理解として)。

ここである。ここが重要なのだ。

性欲は時間軸を断片的に見たある箇所では不必要なもの以外の何物でもないのだ。

ならば、である。不要なことを行うことを意としない人間なる生物であれば、そんなことは本能的行動から切り捨ててしまえるだろう。

例えば、学生時代において全くもって不要な性欲エネルギーを他のエネルギーに変換して、人類のさらなる発展に貢献させても良さそうである。

人間はスマートを生きてるとは言い難い。時代・場所によって最適な変異を遂げていける生物こそ、本物ではないだろうか。そんな無駄なことを忘れてしまったモノなんて、生物とは言えないだろうが。。。


「彼女が欲しい」

だから私はそんな言葉を聞く度に、結局人間とは下等生物と相変わらない愚かな生物なんだと感じずにはいられないのである。

そんなことを呟く私もかく言う人間であることは事実だ。


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