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アニメ映画『ボビーに首ったけ』 スピンオフのパラレルワールド
お願い
ネタバレになりますので注意
アニメ映画『ボビーに首ったけ』
を観て無い方は
本編を観てから読んで下さい
パラレルワールドにして
スピンオフ作品です
( ー`дー´)キリッ
ボビーは生きていた
映画のラストで
ハッチバックを開けた車がバックして来る所へ
バイクで突っ込んで死んだと思われたボビー
実は死んではいなかった
だが、生きていたのか?
それは微妙だ
５年もの長い時間
ボビーは病院のベッドで
植物人間状態で意識が戻らなかったのだから
この話は映画
『ボビーに首ったけ』
の後日談として書きたかったパラレルワールドである
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不意にボビーは目覚めた
何の前触れも無く
身体中に管を差し込まれ
所謂スパゲティ状態だったにも拘らずだ
ボビーは奇跡の人として
一時はマスコミに引っ張り凧だったが
やがて落ち着いた
バイク事故から奇跡の生還したボビーだが
五体満足という訳では無かった
咄嗟にバイクからジャンプして
車との直撃衝突は避けられたようだが
開放されたハッチバックに引っ掛かり両脚切断された
両脚を太腿の半ばから切断された
大施術の末、辛うじて命だけは助かった
もちろん全身打撲脱臼など
生きている事が奇跡と言われた惨状だった
しかも長い間意識が戻らず
家族も諦め掛けていた
ボビーは今は交通事故被害者の代表として
車椅子でボランティア活動に励んでいた
二度と自分のような被害者を出さないように、身を持って運転免許講習会へスピーチをしに通っている
