富野由悠季はタダのハゲでは無かった!
富野由悠季は凄い
岡田斗司夫のYouTube解説に依ると
ロケット専門家と言う立ち位置らしいけど
確かに視聴対象の少年漫画アニメ世代には
ファーストガンダムの内容は
オーバースペックだったようだ
視聴率とか大人の事情で短縮打ち切りにあったが
ミリタリーマニアの間では、かなり熱い支持があったと聞く
後にエヴァンゲリオンを世に送り出す庵野秀明らも、学生時代熱狂的ファンだったとか
「タダのハゲでは無いのだよ、タダのハゲでは!」
とガンダム内の名ライバルであるシャア・アズナブルの名台詞にシンクロしてしまう程の衝撃だ
さて、私がファーストガンダムをリアルタイムで観て無かった原因の1つに
「『宇宙戦艦ヤマト』をぶっ飛ばせ!」
と言う過激なキャッチフレーズを掲げていたのを記憶している
尤も、これは誤解で別な意味だったと知ったのは、もっと後の事だが
「何言ってんだ、この腐れハゲは?」
と当時思ったかは記憶に無いがw
『宇宙戦艦ヤマト』命世代としては
間違い無く真っ向の敵だったろう
かつて熱血アニメは、強敵と戦って
時に挫折しながら、ついには敵を打ち倒して勝利する
それが王道だった
しかし、同じ正義の味方である筈の仲間から(自らをニュータイプと自称する痛いヤツら)
「もうお前たちは古い、用無しは去れ」
みたいな過激な裏切り行為に対して
容赦無しのガチでマニア間の泥沼の戦いを引き起こした張本人
それがファーストガンダムの富野由悠季だった
だが、富野由悠季は業界内でもはぐれ狼だった
むしろ敵が多かったとの噂も
かつて手塚プロダクションで働き、やり手として、コンテ早描きの達人として破格の待遇を受けていたらしい
それらの行為は味方すらも嫉妬の標的にする程
まるでリアルシャア・アズナブル自身だったのかも知れない
盟友の安彦良和が過労で倒れた時も
華麗に既存の原稿などをかき集め
見事にキメラミックスさせて危機を乗り越えるたと聞く
編集の達人にして孤高の人
富野由悠季はタダのハゲでは無かったのだ
。・゜・(ノ∀`)・゜・。