雪の姫の白昼夢～氷城に眠る独りで生きる呪いの姫は、ただ殺されて牢獄に幽閉された。そして、彼女はそこで出会った監視役に恋をしたようです～

氷城に独りきりで居座る、呪いを持った雪の姫はただただ何もない時間を過ごしていた。そんないつものある日、城に来訪者が来たのだった。何世紀ぶりの来訪者に、彼女は驚いて来訪者と話すのだが……。彼は、彼女の命を狙う者であり。彼女は突然、胸をナニカで刺されて殺されてしまった。
だけど、彼女は死なない。それが、彼女の呪いなのだから……。
そして、目を覚ますとそこは見知らぬ牢獄。そこで、面倒くさいと言う気だるそうな雪の姫の見張り役を担当された男と、彼女は出会った。一か月間、鉄格子越しに彼と話していく内に。彼女は、彼に興味を示していくのだが────。