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最高神の息子として異世界転生しました  作者: アーデルハイド・田中
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プロローグ:最高神の息子になりました

はじめまして。アーデルハイド・田中です。


初めてファンタジー小説を書きますので、至らない点などあるかと思いますがどうか温かい目で見て頂ければ幸いです。


よろしくお願いいたします。

 突然だが、俺は転生者だ。


 何を言っているのか分からないと思う。俺も分からん。


 「ふふーん」


 鼻歌を歌いながらプライパンでパンケーキを作っているのがこの異世界‘‘アルマロイド‘‘での母親、‘‘メイプル・ペンリオ‘‘だ。


 「アーサー!朝ごはんよー!」


 俺の名前は‘‘アーサー・ペンリオ‘‘。15歳だ。


 日本で普通の高校生、‘‘山内猛‘‘だったが異世界転生してこの名前でメイプル母さんと二人で暮らしている。


 「どう?美味しい?」


 ニコニコと頬杖をつきながら俺に聞いてくる母さん。15の息子がいるようには見えない若さ。宝石のようにキラキラしている金髪。家事、洗濯、料理が出来る万能母さん。


 「美味しいよ、母さん」


 あ、言い忘れていた。メイプル母さんは神様だ。




~数年前~


 高校に向かっている途中、気が付いたら良くわからんところにいた。綺麗な柱がたくさん並んでいる、そう!まるでローマとかの神殿みたいな感じだ。


 「よし!成功したわ!」


 そんな声が聞こえる。目の前には金色の髪に純白なドレスを着た美女がいた。

 神様だとすぐに分かった。


 「混乱しているようね・・。はじめまして。私は‘‘コスモス‘‘。山内君がいた世界を含めた世界全てを創造した最高神よ」


 さ、最高神?!しかも全世界の創造者?!


 「は、はじめ、まして・・」


 これが精一杯の返事だった。創造神かつ最高神を前にして返事しただけでも褒めてもらいたいぐらいだ。


 「突然だけど・・」


 神様は深刻そうに口を開く。え、俺死んだとか?


 「私の息子にならないかしら?!」


 食い気味に来た神様の顔があれの目の前にあった。


 「は、はぃぃぃ?!」


 神様からの突然の息子指名。そりゃそんな反応になるわけです。察してください。


 「勿論タダとは言わないわ!オプションも沢山つけます!」


 どっから出した・・と思う眼鏡と教鞭、そしてホワイトボードを使ってその『オプション』について、まるでテレビショッピングのように説明してくれた。


 簡単にまとめると

 ・最高神の眷属神になれる

 ・チートスキルを付与

 ・魔法が使える

 ・可愛いお母さんがついてくる←超重要!!


 いや、最後のはなんなんだ!!ご丁寧に二重丸してるんだが、やりすぎて文字が見えん。


 「え、えっと・・チートスキルってなんでしょうか・・」


 気になるからな。恐る恐る聞いてみた。


 「そうね・・『万能ヴァーサトル』よ」


 ヴァーサトル?何それ。


 「つまり万能・・私の『全知全能オールマイティ』よりは下位のスキルだけれど、基本的には何でも出来るわよ?」


 神様。何か俺、とんでもないチートスキルとお母さん手に入れました・・・あ、この人が神様か。


 「じゃあ行きましょうか!異世界‘‘アルマロイド‘‘へ!!」


 神様はめちゃくちゃ笑顔で俺の手を引いた。


 

~現在~


 そんな訳でこの異世界‘‘アルマロイド‘‘に来たという訳だ。


 ちなみにコスモス様・・もといメイプル母さんは


 「名前が可愛いほうが良いの!」


 という理由で改名している。


 「アーサー。言い忘れていたけれど」


 朝ごはんを食べながら昔のことを思い出していた俺に母さんが声をかけてきた。


 「ん?」


 「あのね、この世界は15歳で成人だから冒険者にでもなりなさいな」


 急に伝えられる事実と勧め。次回!俺、冒険者になります!!


 「そんなぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 俺の絶叫が朝の食卓に響き渡った。


いかがでしたでしょうか?


面白いと少しでも思ってくださいましたら共有やメッセージ等、応援していただけると励みになります。


よろしくお願いいたします。

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