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異世界で最強 ~転生と神の力~  作者: 富岡大二郎
第二章 学院生活
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担任教師登場と学院案内

 知り合った友人達と話しつつ、ふと周りに目をやると、さっきよりも教室内の人数が増えていた。そしてほぼ全員がこっちを見てる。王子殿下や貴族界の有名人がいるんだから当然なんだろうけど、やっぱり気にしだすと視線が痛い。


「はいは~い!みんな座って~!」


 ここで、教室の出入り口から元気な声が響いた。声の主は、水色の髪を横で束ね、肩に流している女性だった。いや、少女と言っても良いかもしれない。子供っぽい見た目でかなり小柄。私と同い年か年下にも見える。


「きゃうい!!」


 そして彼女は教壇に向かおうとして盛大に転んだ。ここにもドジ属性がいた。


「あたた…。ウウン!私は今日からみなさんの担任になります!ナナカ・ミリオンです!みんなよろしく!」


 元気にハキハキ話す彼女は、このクラスの担任のナナカ先生という教師らしい。でも見た目はどう見ても子供っぽい。うっかり学院生と間違えそう。


「それと、子供っぽいとか思わない事!私、25歳でみんなより人生経験豊富なんだからね!」


 エッヘン!と威張るポーズをとるナナカ先生。そんな威張られても。どうやら子供っぽい見た目は、コンプレックスらしい。


 ホームルームが始まり、学院規則に関する説明と、年間スケジュールの発表、クラスメイトの自己紹介を終えた後、ナナカ先生先導で学院施設の案内が行われた。


 まずは各学年各クラスの教室。私のクラスの教室と変わらない。

 音楽室。楽器等が置いてある普通の音楽室。

 実験等を行う実験室。つまりは理科室。

 魔法実習室まほうじっしゅうしつ。魔法の訓練等を行う部屋。

 調理裁縫室ちょうりさいほうしつ。調理実習や裁縫等を学ぶ部屋。ようするに家庭科室。

 入学式を行った、式典等で使う講堂。けっこう広い。

 パーティーを行った、室内運動で使う武闘館。造りは完全に体育館。

 外での運動や模擬戦等で使用する闘技場。コロシアムのような造りになっていて、客席完備。

 教員達の仕事場、職員室。当然だが、パソコンや電話は無い。

 学院長がいる学院長室。あれ?学院長がいない。

 空き教室。現在使われていない教室。使用予定はないらしい。

 特別応対室。身分の高い人が来客した際に使われる部屋。学院生は使用禁止。

 ケガを負った人や体調不良者が来る急患室きゅうかんしつ。いわゆる保健室。

 学院生や学院関係者が食事や休憩をとれる食堂。何故かここに学院長がいた。パフェ食べてるし…。ちなみに全メニュー無料。あ、学院長がむせてる。

 様々な本や資料が揃う図書室。規模がもはや図書館。

 そして、学院内中心部にある庭。とても落ち着く場所。



 案内終了後、教室へと戻ってきた。


「今日はもう以上かな?じゃあ、解散~。明日から通常授業開始だからね~」


 ナナカ先生の言葉で今日は終了となり、みんな自由な状態となった。

 私は食事をとってから帰る予定だから食堂へ向かうつもり。


「なぁ、せっかくだからみんなで食堂へメシ食いに行こうぜ」


 リィンの発案で、朝話していたメンバーで食堂へ行くことになった。まぁ、一人よりは良いよね。

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