20日目 真実の扉(中編)
どーも、作者です。
誰も前後編とは言ってない(震え声)
■━⊂( ・∀・)彡ガッ☆`Д゜)
スイマセンでした。(土下座)本当は前後編にする予定だったのですが、
設定案で想像していたより書く量が多く、
予定文字数を大幅オーバーしてしまいました。
なので、あえて前編・中編・後編に分けて読みやすくすることにしました。
長く書くよりできるだけいつも通りの文字数が読みやすいと言われましたので。
なので、今回は中編となります。
次回、後編あげてからの2話ほどで最終話になる予定です。
またまた前置きが長くなりました、スイマセン(今回2度目の土下座)
では、どーぞ。
「うおっまぶしっ」
比喩でもなんでもなく、本当にそこには光があった。
むしろ、光しか無いといったほうがいいだろうか。
周りが見えなくなるほどの光に思わずドアと逆方向を向くが、
それでも目が開かなかった。いや、開けないほどの光だった。
「くっそ、前が見えねぇ!」
なんとか目を開けようとするが、光がそれを許してくれない。
目をつぶったまま手探りで体育館のドアを探し、掴もうとした。
「ここらへんか?」
直感と記憶に頼り手を触れようとするが、さわれない。
「なんでさわれないんだよっ!」
いらついて突っ込みをしながら足で地面を打ち付けた。
すると、
パァン!という破裂音に近い音が響いた。
「えっ?」
いつの間にか眩しさも消えていた。
恐る恐る剣斗は目を開けてみた。
そこにあったのは、体育館のドアでも、光でもなく白。
真っ白の世界。
「はっ?あれ、さっきまで体育館の前に居たと思ったんだけどなぁ」
疑問に思いながら剣斗は恐る恐る一歩踏み出した。
剣斗が思っていた以上に見えない床のようなものがあるようだ。
これなら足を踏み外して落ちるってことは無いなと、剣斗は呑気に考えた。
漫画やアニメでもないのに、謎の確信が剣斗にはあった。
とりあえずあてもなく真っ白の空間を歩いていた剣斗だが、
ふとあることに気がついた。
「これ俺歩いてる感があるだけで動いてないんじゃ・・・」
持ってきた懐中電灯を足元に置き、ダッシュしてみた。
次の瞬間、剣斗は足元の懐中電灯に足を取られた。
後ろ向きに転び、剣斗は背中を強打した。
「いってぇ!」
ジンジンと痛みが回ってきたが、我慢した。
「っつ・・・とりあえず俺がこの場所から移動できてないのは理解した」
足元に転がっている懐中電灯を見ながら呟いた。
「それにしても、もう何がなんだか。」
剣斗は、今後自分の人生で不思議なことが起こるのは
1、2回くらいだろうと思っていた。
だが、この短い期間で4回も経験してしまった。
ずっと漫画やアニメの話だとばかり思っていたのに。
ふと耳を澄ますと声が聞こえた。
それは、剣斗には聴き馴染みのある、なおかつ求めていた声だった。
「やぁ、約束通り来てくれたみたいだねっ♪」
「約束通りも何も来なきゃ何も解決しないんだから当然だろ。
んで、更に言うと来てくれたというよりお前がここに連れてきたんだな」
「おおっ、正解ー!よくわかったね。」
「お前絶対俺を馬鹿にしてんだろ」
「いやいやいや、してないよ。純粋に君を褒めてるだけだってー」
「絶対褒めてないな。断言できる」
そう、平田千夏だった。だが、
「お前さんはどこに居るんだよ?姿が見えないぞ」
「当然だよ。この空間が私だからね。」
「冗談もそこまでにしとけ次顔見せた時の命の保証ができんぞ」
「冗談じゃないってー!なに、照れてるの?」
「次顔見せたらぶっ飛ばす、足で踏みつけまくって12コンボしてやる」
「いやー、怖い怖い。でも本当に冗談じゃないんだよねー」
「本当に冗談じゃないって、この空間マジでお前さんかよ」
「だかそう言ってるじゃーん!信じてくれないとか心外だよー」
「お前それ一般人に向かって同じこと言えんの?」
「うーん、無理かな♪」
「今だ、とりあえず今顔見せろ吹っ飛ばす」
「落ち着いてよー別に君を煽ってるわけじゃないんダヨー」
「絶対煽ってる、語尾の言い方が少し変だった」
完全に相手のペースに巻き込まれていることに剣斗は気がついてない。
そんな状態だが、剣斗は聞きたいことを聞くことにした。
「とりあえず、お前さんには2つ言いたいことがある。」
「おっけー!何時でもどんとこいだよ!」
「(うぜぇ・・・)とりあえずお前さんの後ろを調べさせてもらった。」
「おお、そんな大きい物じゃなかったでしょ?」
「ああ、大きい組織ではないようだな。半信半疑だが。」
「雪道君がそう言ったんでしょ?ならあってるよ!」
「その判断基準が俺にはよく分からん」
「えー。分かりやすいじゃん、簡潔で。」
いつもの感じで話す平田の意図が剣斗には分からなかった。
まぁ、ただ考えが子供なのかもしれないが。
「めんどいから次な!お前超能力者らしいな。」
「超能力者って言う程でもないよー。ちょっと空間いじれるだけ」
「それを世間一般の常識じゃ超能力者っていうんだよ」
「うぇっ?!本当に?!みんな使えるものかと思ってたよー」
「(こいつマジでうぜぇ・・・)」
「でさー、聞きたいのはそれだけ?」
「俺から聞きたいのはな。話してもらうことはたくさんあるけど。」
「もったいぶらないでよ~!何時でもバッチコイだよ!」
「あぁ、じゃあめんどいから核心から突かせてもらうぞ」
「お前、誰だ」
次回更新は10月10日です。




