表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

無色未来

作者: 月蜜慈雨




 明日を夢見ることが出来ない




 ちょうどいい感じの棒を見つけることが出来ないように




 ずっとずっと向こうに星々が誕生している

 時間の単位は違うけど同じ空間にいるあの星々に

 おめでとう 言いたい




 もし自分の身体が見えるなら心臓が見たい

 柔らかい心みたいだから

 ドクドク 脈打つ

 お母さんのお腹の中にいたときから聴いている音

 安心したいのかな




 明日を夢見ることが出来ない




 少しずつなら摂取出来る

 不幸も幸せも

 一編にくると荒波の中もがく魚のようになる




 宇宙から見る夜の地球は宇宙のようだ

 異星人もそう思っているのかな




 橋の上に立っているペットボトルみたい

 風で倒されるのを待っている




 たくさんの瞳がわたしを見つめている

 まるで極彩色の光のように 




 明日を夢見ることが出来ないなら

 細やかな今を見つめるしかないように













評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
「少しずつなら摂取出来る 不幸も幸せも 一編にくると荒波の中もがく魚のようになる」 というところが、とても腑に落ちました! 不幸が続くと嫌になるし、だからと言って幸せすぎると、その幸せが壊れてしまう…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ