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鬼退治に行こう  作者: 夏目 碧央


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帰郷

 関所にももう鬼はいないし、意気揚々と故郷に戻った俺たち。初めは青竹の故郷に寄り、青竹が世話になった人々に金銀を分けた。初めは信じなかった村人たちも、金銀をもらって大いに喜び、

「お前たちはすごいよ!」

「よくやった!」

と誉めてくれた。

 次に生成の故郷に寄り、更に俺の故郷へ。

「じいちゃん、ばあちゃん!」

俺は家に帰った。じいちゃんとばあちゃんは飛んできて、抱きしめてくれた。

「朱李や、よく無事に帰って来たね。」

ばあちゃんが言った。

孫作がみんなを呼び集めてくれて、宗達先生や夜七親子、もちろん孫作一家にも、持って帰って来たお宝を分けた。

「鬼を全部倒したのか?すごいな!」

皆が誉めてくれた。けれども、本当は全部ではなかったのだ。俺は、鬼を倒した経緯をみんなにざっくり話した。そして最後に、

「だから、俺はこれから江戸へ行く。全ての鬼を倒す。」

決意を込めて言った。生成や青竹も、今一緒についてきたのはそのためだ。話し合ったわけではないけれど、彼らは故郷で別れるのではなく、俺について来てくれた。

「このお宝で装備を強化した方がいいな。江戸へ行けば良い物が手に入るだろう。」

宗達先生が言った。

 一晩眠ってから、俺たちは江戸に向かって出立した。今度はきび団子と、よもぎ団子を持って。そして、宗達先生から新しい木刀をもらって。

「よし、行くぞ!」

「おう!」

俺と生成、青竹、千草にとって、これからまた、鬼退治の旅が始まろうとしていた。


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