ババ抜き
休み時間に皆でトランプをすることになった。
何となく仲良くなってたと思うグループで、7~8人でのババ抜き。
人数が多いから、そんなに簡単には終わらないのだけれど。
ふと隣の人のトランプ枚数が少し多いかな?と思っていた。
ちらりと目に入ったトランプはどうしてか同じ数字の捨てれるはずの物があった。
何で捨てないのかなぁ?とは思ったものの 揃っていたカードは引かれて直ぐに揃わない状況になってしまったので、特になにも言わずにゲームをすることにした。
ババ抜きは運ゲーだ。だって引く人のところに揃うカードが来てないと自分の手札は揃わないし。この人数でババが何処にあるとか考えてもしょうがないし。
何も考えずに端から引いて、次の人に引かれてとしていたら一番で上がってしまった。
何故か他の人の残っている枚数はそれぞれそこそこあったので、ゲームが終わるまでしばらくかかった。
私は特にすることもなく、ゲームが終わるのを待っていたのだけれど。
次のカードが配られたとき、私の分の手札は無かった。
教訓である。
何故隣の人が捨てれる合わさったカードを捨てないで枚数多く持っていたのか。
態と上がらないように調整していたのである。
つまり何も考えないで、合わさったカードを捨ててしまった私は除け者にされた。
一番に上がったのが気に入らなかったんだろうね。
つまり遊びなゲームでは一番にはなったらダメなのだ。
何人かは 私の分の手札がないことに気が付いて、あれ?と言う感じになったものの トランプを配る人が「もうやらないんでしょ」と私が勝手に抜けたみたいな様に言った。
7人もいて誰も「やるよね」とは聞かなかったし、さっさと配られたカードを手に持ち次のゲームを始めた。
誰も配り直しを言わなかった。
つまり私はこのグループと仲良くなっていたと思っていたのも勘違いだったのだ。
教訓
あまり大人数のグループに混ざるものじゃない。
私が友達と思っていても、相手は違う。