第8章 訴訟をおこす
返金希望者が5000人になった事で由紀は水戸地方裁判所へ訴状を提出しに水戸地方裁判所へ出向いた。郵送ではなく裁判所へ顔を売る為わざわざ出向くのが由紀のやり方であった。今回の裁判は供述証拠しかなく難しい裁判になる事はわかりきっていたが弁護士としての由紀の使命感が勝っていた。腕の見せどころである裁判だった。訴状審査を経て期日指定を経て被告通知を経て訴状陳述で裁判所へ由紀と吉岡桜が原告代表として出向き裁判官に説明した。この時、吉岡桜は持っていた。【電信電話債権】を提出した。訴訟内容としては、【電信電話債権】を持っている原告は当然2027年7月5日までに申請すれば元利は戻る事はわかっていた。今回の5000人の原告の内、2000人は持っていたが3000人は持って居なかった為、その人達にも返金して欲しいと訴訟したものだった。元◯TT社員の証言では、昭和59年以降に固定電話に加入した人達にも加入金は返すと営業していたと訴状に託した。被告からの答弁書は拒否するものであった。次回期日調整され裁判は続いた。由紀は「昭和59年度以降も電信電話の復旧が終わったにもかかわらず、加入金を取り続けた◯TTは詐欺だ。」と結論づけた。証人尋問が行われ政治家や元◯TT職員や弁護士が証人になった。政治家は「政治家と◯TTと弁護士会の共謀を暴露した。」証拠も出て来た。会話を録音したテープがあった。◯TT社長と大物政治家と弁護士会会長との会話が録音され、その場で流した。三人の写真もあった。元◯TT社員からは「窓口業務で加入金は返金されるとセールスした。」と証言し、加入金証書のコピーを提出した。元弁護士からは「弁護士会から嫌がらせで廃業した。この件に首を突っ込んだのが悪かった。」その電話録音をその場で流し提出した。いろんな、証拠が出揃い、◯TT社長からはこれ以上傷口を広めたくない為、アメリカの名前を出されず逃げたかった。株譲渡の話。和解の回答が有り、ここに裁判は終了し、ある意味◯TTも勝利したのであった。白河弁護士夫妻は勝訴を勝ち取った。◯TT社長は今後も解約の際には全員に加入金を返金すると約束した。この裁判の結果は瞬く間にSNSに広がった。白河弁護士にも勝算が送られた。弁護士料をとっていなかったのでそれを知った依頼者達が一人、1000円ずつ弁護士料として話し合いの末、支払って、総額5000000円の弁護料を頂いた。そして大輔も言い出しっぺとして以下の動画をアップした。「今回は、皆様のおかげで勝訴する事が出来た事感謝いたします。私に最初に相談してくれた桜さんも喜んでおられます。高校時代からの友人でピアノの生徒の白河由紀先生と繁先生には感謝しております。今回の勝利は皆様が掴んだ勝利です。」大輔は動画をアップした。それに対してアンチからは怒りの投稿が沢山寄せられた。◯TTの株が下落して株主達の阿鼻叫喚が酷かった。殺人予告まで届いた。大輔は防犯カメラを自宅に付けて警戒した。DIYで使っているネイルガン【釘打ち器】を玄関に置いた。自衛の為に必要であった。




