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さようならの明日へ conspire  作者: やましたゆずる
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第6章 意外な人物からの協力が来た

この物語はフィクションであります。現実はそれとは限りません。

白河法律事務所に一本の電話が来たのは午前中だった。自由党の諏訪浩一議員からだった。「あなたの今抱えてる案件は危険ですよ。大物政治家が裏献金で◯TTから相当のお金が流れています。それの壁を乗り越えて行かなければなりませんよ。弁護士にもこの訴訟は受けるなと話は出来ております。アメリカとも株の譲渡の話もありますし、株主達も黙ってはいませんよ。気をつけて下さい。私は協力します。裁判で証言しても構いませんから。頑張って下さい。証拠は有りませんが。」それだけ言うと諏訪は電話を切った。「あなた、今、国会議員の方が裏情報提供を約束してくれました。証拠は有りませんがチカラ強い話が聞けました。」由紀は隣に座っていた旦那の繁を見て微笑んだ。「そうか?チカラ強いなそれは!こっちも凄い事になってるぞ。パソコンを見てみろ!」繁は由紀の目を見つめた。「あっ!本当だ!三千人に依頼者が増えてる。集団訴訟になるわね。依頼金は幾ら貰う?」由紀は繁の目を見つめた。「そうだな!無料で良いだろう!」繁は由紀の目を見つめた。「まだ、増えそうだよ、」由紀は繁の目を見て優しく微笑んだ。「証言してくれる人もポチポチ出て来ているしね。前日の◯TTの社員の人も弁護士も居るしね。◯TTの弁護士もたぶん凄腕だろうし、私達は周りを固めていかなきゃね。」由紀はそう言うと窓の外を見つめた。真っ青な空が広がっていた。元◯TTの社員はこれで二人目の名乗りであった。心強さを感じた。それから同業の弁護士からも「弁護士会が◯TTの依頼は受けるなという縛りがあった事を証言しても良い」と申し出があり由紀は参加を拒まなかった。着々と外堀が固まり始めいた。そんな中、大輔達はオーケストラのコンサートにつくば市のノバホールに来ていた。大輔は桜ばあちゃんに婚約者の松本美緒を紹介し三人は会場の中に入って、コンサートを楽しんだ。帰り道、白河法律事務所に差し入れを買って顔を出し、大輔は松本美緒を由紀と繁に紹介した。由紀は桜に頼まれた◯TTの進捗具合を話した。

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