小学校
はじめに…
これは実玖の実話。
これを読んでつまらない人生
あるいは、波乱万丈と思う人、ばかだなこいつって思う人もいるだろう。
でもこれが、実玖の今までの人生である。
胸を張っていい人生とは言えない。
でも、
こんなやつもいるんだから俺も…私も…
「大丈夫…」
って思ってもらえたら励みになってもらえたら嬉しい。
文章能力も語尾力もないので、間違いがあったり読みづらかったりしたら申し訳ない。ごめんなさい。
さてさて前置きが長くなってしまって申し訳ない。
本題に移ろう。
そう
私の…
実玖の人生のお話へ───
実玖の家庭事情はちょっと複雑。
実玖には兄姉がいる。
まず、兄姉と思って育ってきた
兄姉のお母さんと実玖のお母さんは違う。
お父さんが一緒。
上から順番に
兄、姉、姉、兄の順番で
実玖は一番下の5人目。
実玖のお父さんとお母さんは再婚同士。
お母さんも再婚ってことは、そう……
お母さんにも実玖以外に子供がいた。
男の子ふたり。
両方、実玖からみたら兄になるという。
だが、1回もあったことがない。
お母さんは前の旦那さんのときに
DVを受けていたこと。
旦那さんの親が子供2人を手放さず、お母さんは手放さざるおえなかったこと。
だからお母さんの方の兄達には
会えずに今に至ると。お母さんもそれきり
会っていないらしい。いまどこでなにをしてるのかも知らないという。
それを聞いたのが、小学4年生頃の話。
実玖はお母さんと一緒に泣いたことを今でもおぼえている。
そして、実玖のお父さんとお母さんはすごく年が離れている(以下、実玖パパ、実玖ママと呼ぶ)。
今で言う年の差婚だ‼‼
19才離れている。
だから実玖のいとこも兄姉も実玖とは
年が離れている。
実玖パパの方の兄姉は産まれた頃から一緒にいたりしたので、可愛がってもらっていた。
小学生の頃は
実玖パパ、実玖ママ
実玖パパのお姉さん(実玖からみると叔母)、
一番下の兄(実玖と1番年が近い)で暮らしていた。
途中、1番上の兄が帰ってきて何ヶ月か一緒に暮らしたりすることもあった。
すぐ、他県へ行ってしまったり忙しい人だった。
実玖は
学校でも家でも明るく元気に過ごしていた。
休みの日になれば、友達と遊んだり、お泊まりにいったりすることもあったし仲良くやっていたと思う。
ただ、負けず嫌いで曲がったことが嫌いだった。
そのせいで喧嘩もするし泣くこともあった。
あることが起こるまでは───
ある日の放課後。
女子がトイレでなにやら内緒話をしていた。
それには実玖は気づかず
ただ一緒に帰る友達が
「トイレにいきたい」といったので、
トイレの前で壁に寄りかかり待っていた。
すると、内緒話をしていたひとりが廊下に出てきた。
女子A「実玖が内緒話きいてたよー」
とひとこと!
実玖は聞けるはずもない
壁越しになんて何も聞こえない。
ただそこにいただけだ。
誤解を解こうとしたが、その女子Aは
クラスのリーダー的存在の子だったために
周りにいた子も女子Aも
何も聞き入れてはくれなかった。
そこから実玖のまわりが変わりだした。
次の日もその翌日も
あのトイレでのことは
何もなかったかのように普通に
すぎていった。
その子達とは
仲直りもし、前のように戻ったように見えた。
実玖が
小学6年生のとき、
いまでも忘れはしない
決定的な事件は起こってしまった。