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Multiple  作者: 富士例差音
第1章 different dream
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第1章一1 Helping others

 周りがガヤガヤしてうるさいのか?そう思いながら目を開けた。あれ!?さっきまで静かな自分の部屋で寝ていたはずなのに。何故か行きつけの居酒屋にいるではないか。そんなことはさておき。目が覚めて少ししたからか周りがハッキリしてきた。


「あ〜~よく寝たァー!!」


あくびをしながら十七歳の前田晃孝(まえだあきたか)は、今、ハッキリと目覚めた。


家族とも同然の顔見知りの居酒屋のオヤジは、不思議な顔で晃孝を見る。

そして晃孝はウザイ顔をしながら、


「えっ!?何!??ヨダレでも出てる!? でてたらやばいって!!でてねーよな良かったぁ」


とうるさい動作を重ねほぼ独り言のように答える。


 前田晃孝十七歳は今年高校生卒業で進路に悩んでいた。大変なことが嫌いなくせに人の役に立ちたいと思っている本当のアホだ。そんなアホを完璧スルーし居酒屋のオヤジは答える。


「お前よく寝たとか言ってまだ五分しか寝てねーぞ!?」


晃孝は、は!?と声に出した。そして不思議で仕方がなかった。何故なら今さっきまで晃孝は自分の部屋でゲームをし、疲れて睡眠を取っていたのだ。でも自分はいま居酒屋にいる。ということはそれは夢だったことになる。もしそうだとしたら五分でそれだけの夢を見るだろうか?しかも寝る前の自分が思い出せないのだ。自分がいつ居酒屋に来て。いつ寝たのか。それを全く覚えてないのだ。

でもそれの整理をつかせる前に事件は起きた。


「来ーてやった!来てやった!」


と大きな声をあげながら店の外の遠くから誰かがやって来る。居酒屋にいる客の全員がその声を聞いて一瞬で青ざめる。晃孝は瞬時にそいつらはやばいヤツらだと悟る。みんな逃げる気もなく立ちすくむ。その瞬間居酒屋のドアが店の中に吹き飛んで来る。


「おい!なんなんだよこれ」


状況だけを呑み込むことが出来ない焦っている晃孝。居酒屋に誰か入ってきた。入ってきたのはナイフを所持した三人組だった。三人組の真ん中にいる男が唾を吐き


「何なんだよこの小汚い店は!?」


と店をバカにしながらドアがあったところから真っ直ぐ歩いて店のちょうど真ん中まで来た所で喋り始めた。


「ここに星野礼羽(ほしのれいは)という女がいると思うんだが!?」


 右と左にいる奴らもそうだ!そうだ!と便乗する。近くにある椅子を蹴飛ばして怒鳴り始める。


「俺の声が聞こえてねェーのか!?ゴミ共!証拠はあるんだぞ!!」


証拠とは星野礼羽と思われる写真だった。

これだけの話を聞いてまだ状況を理解出来ていない晃孝は本当のバカなのだろう。どういうこと?という言葉を何回も繰り返している。そんなことを言っている間に客の目線は店の端のほうにいっていた。そこには証拠の写真と全く同じ顔をした女の子が座っていた。


「一緒の顔だぁ」


呟く晃孝。


それを見つけた三人組は


「ついに見つけた!!一緒に来てもらう」


そしてその女の子を拘束し始める。


晃孝はなんか腹が立ってきた。何故ならその女の子の年齢が自分で見る限り自分と一緒ではないかと思ったからだ。それと単純に女の子を拘束して行くのも許せなかった。でも体が動かない。


 ()()()()


ナイフを持っている男達に関わる勇気なんてマンガの主人公くらいにしかいないと思った。心で「すまない」と謝り目をつぶる。そしてその女の子は連れていかれてしまった。三人組が出て行った瞬間、客達はため息をついた。晃孝は居酒屋のオヤジに聞いた。


「俺も怖かったけど、何でみんながみんな一斉に青ざめたんだ?」


 居酒屋のオヤジはバカにしながら答える。


「お前はなんにも知らねェーのかァ?あいつらはここらでは有名な悪いチンピラだよ」


「チンピラは全員悪いやつだろ」


呟きながら晃孝は「で、なんで?」と聞き返す。


「はぁ?お前ここまで言ってまだわかんねェのか!?」


「わかんねェーて言ってんじャん!」


二人は喧嘩のように声を重ね合う。


「あの女の子は死ぬな…」


急に暗く話し始める居酒屋のオヤジ。


「はァ!?意味がわかんねェーんだが!?」


「あいつらは普通に人殺しをする三人組なんだ!!仕事のためには手段を選ばない…」


 悲しい顔をして答える居酒屋のオヤジ。


「ふざけんな!!じゃああいつらは誰かに頼まれてやってるってことかよ!!」


 少し怒りを顕にして感情的になる。


「そう俺があいつらのボスだ……」


暗い顔して言い出す居酒屋のオヤジ。


「はぁ!?急展開すぎんだろ!?おじちゃんがラスボス!?そしたら今ここで殺して終わっちゃうよぉ!?完結しちゃうよ!?今まで過ごしてきた日々台無しだよ!?」


「ウソだよウソ」


笑ってる居酒屋のクソジジイ。

殴りたいと心の中で思った。


「笑ってる場合じャねェーよ!!助けなきゃ!」


「やめとけ!!殺されるぞ!!」


居酒屋のオヤジは急に形相を変えて怒鳴りつけてくる。


「じゃあお前が止めてくれんのかよ!?」


晃考は居酒屋のオヤジに言い放った。

そして続けて


「俺が助けなきゃ…誰かが助けんのかよ!?誰も助けねェーんじゃ俺が助けるしかねェーだろうがァ!!」

 

決してあの女の子を見殺しにすることが出来ない晃孝は椅子から立ち上がる。


「落ち着け!!」


居酒屋のオヤジは必死に止めようとする。

それをうるせぇと無視をして外に出ていく。


「代金くらい払っていけよ!!この食い逃げ!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜~~~~~~~~


 一方外に出て三人組を見つけた晃孝。


「ちょっとまてェー!!チンピラアホヅラ三人組!!」


晃考は3人組に喧嘩を売っていた。


「何なんだこいつ!?」

「殺しとけ」

「そうだよな!殺すよな」


とても息が合う3人組だ。


「お前ら全然怖くねェーんだよ!!」


晃考は三人組に言い放つ。

それもそうだ晃孝は17歳の平均身長170cmに対して、


この三人組は見る限り、


一人目は130cmのチビ。


二人目は190cmのガリガリやろう。骨みたいなやつ。


三人目はどう見ても弱い。何故ならさっきから

足の震えが止まっていないからだ。

晃孝はもう恐怖などなくこいつらには勝てると確信していた。


「女の子はどうした!?早く女の子を解放しろ!!」


「嫌に決まってんだろ!!」


答えるチビ。


「そうだそうだ」


便乗するガリ。


「すみません!!悪いと思っています!!本当にすみません!」


何故か謝っている足ガクぶるやろう。


こいつらには付き合ってられねーと、心の中で思う晃孝。まず一番強そうなチビを倒し。次はガリを倒す。足ガクぶるやろうは論外の様だ。瞬時に作戦を立て、チビの方に走り出す。


「喰らえ俺の最高の蹴り技」


そしてチビの肩のところに回し蹴りを入れる。チビは蹴られて後方に飛んでいき壁に激突し撃沈。


「弱っ!!」


つい本音がでる晃孝。


「てめェーやりやがったな!!」


ガリがストレートをすかさず入れてくる。

だがそのパンチは蚊の様にとても遅い。


「やっぱりガリってパンチ遅いんだな!もっと肉つけた方がいいよぉ 」


笑いながら敵を煽る晃孝。


「アン?ふざけんな!!」


煽りを受けて怒るガリ。


だが、晃孝はすかさず利き手とは逆の左手でガリの顎に向けてアッパーを食らわせる。案の定ガリの顎は砕けてしまう。


「あぁぁぁーーーあががふぁずでだぁー」


やはりガリは顔もガリガリで晃孝のパンチは一般人では強い方だがよく効いた。


「ダサいぞお前」


そう晃孝は言い残して、腹に最後の決定打を入れた。

この戦場に残っているのはあと二人だ一人は晃孝、二人目は足ガクぶるやろうだ。


「この勝負楽勝だ!!」


もうほぼ勝利を確信している晃孝。

それには理由がある。さっきから足ガクぶるやろうは足だけではなくて、体全体震え始めていて「ごめんなさいごめんなさい」と連発してくるからだ。晃孝はこいつはもう足ガクぶるやろうではなく、体ガクぶるやろうだろうと思い始めていたがそんなことどうでもいい話だ。


「よし!これであの女の子を助けることが出来る!!でもなんで皆はこんな奴らに震えてたんだ?」


晃孝は正直不思議だった。自分は一般人と比べると弱い方だと思うが、何故か皆はこいつらにはビビっている。さっき体が動かなかった自分をバカに感じるほどになっていた。だがその結果はすぐに分かることになる。晃孝は足ガクぶるやろうに遠慮なくトドメを刺そうとした時………………


晃孝は一瞬に不思議になった。止めたのだ。足ガクぶるやろうは晃孝の渾身のパンチを軽々と止めて見せたのだ。


「えェ?」


あほらしい声が漏れた時にはもう遅かった。次の瞬間全身に痛みが走った。晃孝は足ガクぶるやろうからの前蹴りで端のほうまで吹っ飛ばされていたのだ。その痛みは血が噴き出す様な激しい痛みだった。


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ苦しぃぃ何なんだょょ」


晃孝はまだ動揺を隠しきれずに必死に痛みに耐えた。


「おい!!そろそろ起きろ演技は終わりだァ!!マダ!!、ドゥルジ!!」


足ガクぶるやろうが急に震えなくなり叫んだ瞬間。


「すまねェダエーワ」


チビのマダがめり込んだ壁から傷一つなしで出てくる。


「演技上手かったかなぁ?俺!」


顎をゴリゴリして、元の形にして立ち上がるのはガリのドゥルジだ。


「演技ってなんだよ!!おめェーら俺を騙してたのかよ?!!」


晃孝はまだ疑っているらしい。


「てめェに喋る権利はもうねェーよ」


さっきまで足ガクぶるやろうだったダエーワが晃孝の左頬に向けてフックを全力で当ててくる。


「ぐぅぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


殴られた場所を押さえながら地面で悶え苦しむ。一瞬でお餅の様に赤く膨れ上がる。晃孝はここで自分の愚かさに改めて気づくのだ。


考えれば分かったじゃないかこの三人組が弱いわけがない。弱かったらとっくにの前に誰かがぶん殴ってくれているだろう。客の人が青ざめることなんか何一つないだろう。こんなことにも気づかないなんて………自分はなんてバカなんだろう………………


「くそぉぉぉ」


悔しい叫びを晃孝は声にする。


「いい加減黙れよお前」


ドゥルジが刈り蹴りをいれかかと落としで晃孝を地面に叩きつける。そしてその後は胸ぐらを掴み晃孝を殴り続ける。


「ぐぞぉぉぉぐぞぉぉぉぐぞぉぉぉぐぞぉぉぉぐぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」


血と一緒に涙も溢れ出す。


俺が助けなきゃ…誰かが助けんのかよ!?誰も助けねェーんじゃ俺が助けるしかねェーだろうがァ!!


決して見殺しにすることが出来ない晃孝は立ち上がったはずだった。でも晃孝は本当は最初からそんなことは無理だと分かっていた。でも助けたかった。許せなかった。いや許せるはずがないのだ。晃孝は血が出る一方だ。でも晃孝は何度でも立ち上がる諦めない。ついに晃孝はダエーワのパンチを受け止めた。


「俺はもうあんな恥ずかしいことは考えない!!」


晃孝は何度でも諦めないで立ち上がる。


「何を言っているんだァ?全く意味が分からない…フハハハハハハハハ」


晃孝の言ってることがわからないダエーワは笑って聞く。


晃孝は覚悟を決めて、


「お前らに勝つって意味だよ!!」


「テメェふざけんな!!お前がオレらに勝てるって?笑わせてくれる!!よしいいさ殺してやる!!」


ダエーワも地質、敵からの宣戦布告を受けて、やる気になる。だがマダが横からスッと出て来て腹パンが晃孝に入る。


「もう何されても効かねェーよ!!お前はもう脱落だ!!」


血を吐きながらもマダの顔面にストレートで何度も何度も殴り続ける。


「ぐぁぁぁぁぐふぅぅぅ」


マダはその場に倒れ気を失った。マダはこの戦いから脱落した。


「次はてめェーだァー!!」


次は、ドゥルジに狙いを定める晃孝。


腹に横蹴りを入れようとしたその時、仲間のダエーワは晃孝をほっとく訳が無かった。晃孝はダエーワから逆に蹴りをくらい飛ばされる。


「くそ!!あいつ邪魔だ!!」


さっきの殴られた痛みが残る中で戦うのは限界に近づいていた。


「もう一回!!」


もう一回ドゥルジに狙いを定めて、次は拳を構えて走り出した。


「何度やっても同じことォォ!!」


またダエーワが飛び出してきた。


「ここでまた飛び出してくるとは相手を舐めすぎたなァ!!待ってたよ!!飛び出し注意!!!!」


晃孝はドゥルジに狙いを定めたのでなく、ダエーワがまた同じことをすることを待っていたのだ。晃孝はダエーワが出てきた所で、すかさず両足でジャンプして体勢をくるりとダエーワの方に向け渾身のドロップキックをおみまいした。


「ぐべェェーー」


晃孝のドロップキックはダエーワの顔面にクリーンヒットし、ダエーワは吹っ飛ぶ。そして晃孝は体勢を整え


「次はおまえだァァガリやろう!!」


まずは胸を蹴り体勢を崩し、倒れるドゥルジに前蹴りをくらわせる。


「飛べガリ!!」


飛んだドゥルジは運悪く近くに立て掛けてあった鉄骨に頭を打ち気絶した。


「よし!!俺でもできた!!」


終わったと喜ぶ晃孝。

でも……


「てめェー!!ぶっ殺してやる!!」


まだダエーワは完全にやられてはいなかったのだ。


それでも晃孝は「おーそれは良かった!お前はちゃんと自分の手で殴りたかったんだよ!!足ガクブル君!!」


少し挑発する晃孝。


「俺の名前はァァダエーワだァァァァァ!!!」


怒り狂ったダエーワが近くに転がっていた鉄骨を手に取り殴りかかってきた。やべーと思いながらも冷静に、


「怒り狂ったやつには負けねェーだろ!諦めろ!!」


晃孝は鉄骨をなんとかかわし、人生では今の所一度もないパワーでダエーワを殴った。ダエーワは吹っ飛び地面を滑りながら最後には動かなくなった。


「もうお前らとは会いたくねェーよ!!個性派揃いの3人組がァ!!」


勝利。晃孝は勝ったのだ悪いチンピラに。


奥で気を失っている女の子見つけた。

晃考は女の子に近づいていき、


「おい平気か?」


女の子をゆっくり起こす晃孝。

女の子は目を大きく開き泣き始める。


「怖かった…グス 死ぬかと思った…本当にありがとう」


「てかひとつ聞いていい?なんでお前追いかけられてたんだよ?」


率直な疑問を女の子に聞く。

女の子は涙をふいて、


「助けてもらったことは本当にありがとう!!でもここからはあなたの身が危なくなるからごめんなさいそれは言えません。」


悲しい顔をしながら下を向きながら答える。


「俺の身が危ないから関わるなと…何で?」


「えっ?」


「なんで俺が危ないとお前を助けちゃダメなんだ?」


「だって危ない目に会うのは嫌でしょ?というか私に関わったら死ぬんだよ?」


「それなら俺の命くらいくれてやるよ!!1人の人間助けて死ぬんなら本望!!」


強い口調で晃孝が1歩優勢だ。


「も、もう……….」


「どうした?」


女の子が何か言いたそうだがうまく聞き出せない。だがその答えはすぐに聞くことになる。


「め、迷惑なの!!人の私情までに口挟んできて!私は平気なの!私に関わらないで!!」


それが女の子の本心ではないことが一瞬で分かった。女の子は悲しい声で声は震えていた。誰でも気付くことが出来るだろう。


「何が迷惑だ!!じゃあ何でお前は笑ってねェーんだよ!!」


「えっ!?」


女の子の涙から沢山の涙が溢れ出す。涙は止まることなくしばらく流れていた。


「もう平気か?」


「うん…ありがとう!もう平気」


女の子はそう言って笑った。


「お前の私情なんて知らない。でもお前を助けたい!俺はお前の今の笑顔がずっと続くように応援したいだけなんだ」


「ごめん、名前聞いていいか?」


「私は星野礼羽よろしく」


「おう!俺は前田晃孝よろしく!」


軽く自己紹介が入ったところで本題に入る。


「どうしてお前は追われてたんだ?」


晃孝が質問をした。


「それだけは教えられないのごめんなさい」

「せっかく助けてもらったのにごめんなさい」


女の子からは謝る言葉しか出てこなかった。


「そっか」


少し不服そうな晃孝。


「分かったでも俺はお前に協力したい!!」


「なんでそんなに晃孝は優しいの?まだ私が何者かも分からないのに」


「俺は困ってる人がいると助けたくなるんだ!自分は何も出来ないくせに、困ってる人がいるとなんかほっとけないんだ!!悪いか?それと本当に君の力になりたいんだよ」


かっこつけて決める晃孝。


「ありがとう!晃孝を信じてみる!」


ぐぅぅーーぐぐぐぐぐぐぐぐ


「あ!腹が減ったなぁ」


晃孝は酒場で何も食べなかったのだろう。

ハハハハハハハハと2人で腹を抱えて笑った。


ガン!!


「ゔっ………」


急に頭を押さえ出す晃孝。頭痛だ。


「痛ェ……」


「大丈夫?.....」


とても心配する礼羽。


「ぐぁぁ……ぐっ………」


もう目が開けることが出来ないほどの、激痛が走った。家で寝てた時の1コマ、酒場での1コマが、頭に何度も積み重なったあと激痛が止み、そのまま頭痛も止んだ。


「はぁはぁ……何なんだよ今の?」


晃孝には人生で初めての激痛だった。


「それより飯だな!!」


「うん!」


こうして前田晃孝は礼羽を救うことに決めた。

初めての小説投稿です。まだまだ劣る点ばかりですがアドバイスなど貰えると嬉しいです。投稿はとても遅いと思いますが気長に待っていてください。

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