表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Q.隣にいる魔王から5m以上離れないで世界を救うにはどうすればよいか?  作者: ねここねこ
六章 天使になりたい少女と天使をやめたい少女
59/101

Q.47 ミラのきもち? 

ミラちゃんのターン!!

 宿屋から出てきた一人の少女。

 真っ白な髪は月明かりに反射して重みがかかった銀色に輝き、魔族特有の肌は闇夜の中でも曇ることを知らない。

 

 彼女は遠い昔、権力と私欲に塗れた魔界をたった一人、腕っぷしのみで捻り潰して王に君臨した。

 圧倒的なカリスマをもって無敵の騎士団を築き、その裏で身を粉にして魔界の平和と安泰に尽くしていた。

 

 ――はずなのだが。

 同一人物とは思えないほど、しょぼくれたミラ。


「よ、よう。だいぶ待たせてごめんな」


「…………」


 返事はない。

 仮にも元勇者と元魔王。決して相容れることはなかったはずの俺たち。

 この時代にやってきてかなり打ち解けたと思ってたんだけどな……。


 俺の事など見えていない様に横をするりと抜け、一人夜の街へと歩みだすミラ。

 ガチ無視じゃねぇか……。泣きそう。

 かと言って放っておく訳にもいかず、


「おい、どこ行くんだよ」


 という呼びかけに対して、僅かの間進むのを止めてぽつりとつぶやく。


「……ついてきて。人のいないところに行くから」


 それが一体どんな意味を孕んでいるのか、全く見当がつかなかった。

 怒りとも、悲しみとも、……恋愛感情とも違う。全くの感情を表に出さず仮面のような顔のまま、一歩、また一歩と歩き出す。


 こ、こわいよぉ……。

 いや、本気で怖い。ミラは感情を包み隠すことができな――苦手なのだ。思ったことはすぐに口にするし、楽しそうと思ったらすぐに実行する。ある意味脳と体が直結した、よく言ってしまえば「純粋」で彼女は構成されている。だから魔界も治めることができたし、俺自身今まで何度も救われてきた。

 

 そのミラがまるでフレイヤのような無表情でいる事の不気味さと言ったらない。最近のわけわからなさに輪をかけるように、今夜は特に。


 俺の予想(予定)では、

 ・開幕号泣→慰めて仲直り

 ・俺が謝る→ミラ怒る→なんだかんだで仲直り

 ・ミラが謝る→俺も謝る→完全和解で仲直り

 の三パターンしかないと踏んでいた。


 俺が甘かったのか……? ミラなめすぎ……?

 詰まるところこれから起こりうることを予想できない。闇の中を進む感覚と嫌な予感だけしか感じることができない状況が怖かった。



 進むこと十数分。

 ミラが入っていったのは地下水道へと繋がるであろう階段の先。


 「人のいないところ」って言ったけどここまでしなくても……。いや、ここまでしないといけないのか……?

 でも、


「ミラ、折角の祭りなんだからさ。街の方がきっと楽しいぞ?」


「……っ。黙ってついてきてよ」


「悪かったよ。確かにガブリエルの事とか皆との事でミラと離れ離れだった――」


 ここで初めて――足が止まった。

 ミラが振り返る。ようやく顔を見て話せ――


「黙ってついてこいって言ったでしょ? 二度も言わせないで」


 急な変貌。冷酷な表情。地下水道の闇に浮き上がる深紅の眼。魔力は微々たるものながら、今のミラは間違いなく魔王の風格と絶対の決意を纏っていた。

 「逆らってはいけない」。何故かそう刷り込まれ、圧倒され、ただ黙って後ろをついていくしか他に無かった。


 

 ようやくミラの足が止まる。ここが目的地?

 おそらくガーデンの中央なのであろうここは、ちょっとした円形状の広間のようだ。四方八方にたった今出てきた通路と同じような通路が伸びているのが視認できる。

 というのも、この空間だけ月明かりが差し込んでいて妙に明るいからだ。ガラス張り……?の天井部を見上げると、遥か高くに王宮が見えた。たぶんソルレーヌがいる、ガーデン王宮が。

 シン、と静まり返った空間。きっと地上ではまだ祭り騒ぎは続いているのだろうが、ここには一つも音は届かなかった。


 それで、だ。


「そろそろ話してくれないか? 何のためにこんなとこ来たんだ?」

 

「シロとはこうするしかないって思った。私達はやっぱりこれ・・がお似合いだから」


 そう言い終わるや否や、


「――!!」


 パ、キィィィン。

 甲高い反響音がした先には、月の光を乱反射する魔力の残滓。

 間一髪で避けたそれは、明らかな攻撃魔法だった。

 頬にかすってしまったのか、血が足元の水面に波紋を作り、滲んでいく。


「どこ見てるの? 私、本気だから」


 そのゾッとするほど冷たい声に再び視線は引き戻される。

 最早「糸」や「針」といったレベルまで極細化された魔法の矢。

 ピンク色にきらめくそれらは、数日前の戦闘で見た彼女の不格好な魔法よりも圧倒的に洗練されていた。


 腕による号令と共に、飛散して――、

  

「っ! 馬鹿野郎!!」


 ホール上にある程度開けているとはいえ、この狭い地下空間。ただ避けるのは難しい。

 同量の魔力で相殺しようにも数が多すぎるし、的が小さすぎて潰しきれない。

  

 今までのミラだったら上級炎魔法ぶっぱだった場面。確実に傷を負わせに来ている……!

 

 結果、俺が選んだ手は、


「その魔法……」


光速飛翔白銀翼オフィエル……。セトラの魔法だ」


 翼の魔法による応用。物理現象に依存しない魔法の軌道なら魔法の風で逸らせばいい。一面にミラの魔法がまるで桜吹雪のように飛び散った。


「……っ! 違うっ!! それは、そんなのはっ、天使の魔法よっ!!」


 今まで表情一つ変えなかったミラが急に激昂する。


「どうして……どうしてよぉ……」


「なぁ、ミラ。どういうつもりか分かんないけど、これ以上やっても――」


「うるさあぁぁぁいっ!!」


 耳を劈く高音が地下水道を支配する。……うるさいのはお前だ。鼓膜が破れるかと。

 次いで、


「どうしてあんたは勝手に先に進んじゃうのよぉ!!」


 手にもった光剣で切りかかってくるが、光速飛翔白銀翼オフィエルの高速飛翔をを前に当たる訳もなく、ただただミラの剣はじめじめとした地下水道の空気を捉えるばかり。


「どうしてって……。こうでもしなきゃみんな死んでただろうが!」


 俺だって不本意ではある。セトラには初めこそああ言ったが、今となっては天使の力なんざクソ食らえだ。できる事なら使命ごと捨ててしまいたい。けど放棄したところで


「くそっ、降りてきなさいよ! そんなふよふよ浮いて……!!」


 あ、なんだかんだでいつものミラが顔を出してる。

 今や翼が無い彼女にとって空中戦はお気に召さないらしく、剣をぶんぶん振り回して地団駄を踏んでいる。

 

「てか何で怒ってるか分かんねえよ! 最近一緒にいれなくて怒ってたんじゃないのかよ!?」


 確かそんな事宿屋で言ってたと思うんだけど。……どうやらここまでの話を聞く限りそうでもないらしい。


「なっ……!! そ、そんな事無いし! シロがそんな魔法使うから怒ってんの!!」


 あ、そうなんだ。わかりやすい……。

 ……。


「……その。もしお前が俺の事心配して怒ってくれてるんならさ、もう無茶しないから許してくれよ」


「はぁ!? 何言ってるか全くわかんない!! 私はあんたが勝手に私の隣から離れていくのに怒ってん、のっ!」


 おおう、なんともミラらしい。唯我独尊、自己中心的っぷり。

 同時に光剣が飛んでくるが、それも白翼で軽くあしらう。


「シロの隣で戦ってくって決めたの! だから勝手いなくなるなばかぁ!!」


「なっ! いくらなんでもそれはあんまりだろ! こちとらこんな体になってまでセトラ倒したんだぞ!?」


「ぐっ……! し、知らないもんそんなの!! ばーか!!」


 ミラの罵声が地下水道に反響するのと同時、背中の浮遊感が消失する。

 水浸しの地面に叩きつけられて視点は一転、ミラを見上げる形になってしまう。 


「は……? なんで……?」「わっ……!? だ、大丈夫、シロ?」


 一瞬本気で心配そうな顔をしたミラは、自分の今までの行動と現在の表情に整合性が取れていないことに気付いたのか、顔を真っ赤にして――、

 斬りかかってきやがった。


「す、スキありっ!!」


 容赦なしかよ!! 外道娘めっ!

 オフィエルを発動しようにも体制が悪すぎる! ここはクラフトワークで盾を――、 


「あ……れ……? で……ない!? ちょ、まてまて! タンマ!!」


「え? ひゃっ、と、わぷっ!!」


 必死の懇願を前にバランスを崩し、しりもちをついている俺に覆いかぶさる形で倒れ掛かってくるミラ。

 眩いばかりのピンクに輝く光剣が、脇腹へと突き刺さり、消える。

 ばちゃり。

 ミラに押し倒され、背中にじわじわと広がる冷たさが場の熱まで冷ましていくようで。

 

「いったた……。あっ! シロ、ケガしてない!?」


「ついさっき殺そうとしてきたやつが言うセリフかよ……。でも、たぶん大丈夫」


 幸いにも光剣の方は懐に入れておいたミラへのプレゼント(古今東西世界の美少年大全『完全版』)の分傷が浅い。血は出ているだろうがひっかき傷程度だろう。


「……。……ごめんなさい」


 月の明かりを背に、ばつの悪そうな顔を見せるミラ。

 水滴が張り付いて銀色に光る髪がより一層艶やかさを増して……こんな状況で言うのもなんだが、


「めっちゃ綺麗……」


「……///」


 じゃなくて!!

 ここまでしてミラはようやく戦意が削がれた模様だ。

 いろいろと突っ込みたいけど、とりあえず、


「なんでこんなことした? 怒らないからちゃんと話してほしい」


「あ……。……さっきも言ったけど……シロとの力の差がどんどん広がってくのが怖くて……このままじゃシロずっと一人で戦うんじゃないかって……。だったら私がもう戦えるってこと、見せつけるしかないって思って……。私の居場所がなくなる前にって……」


 ぽつり、ぽつりと理由を述べるミラの眼はどんどん潤んで今にも泣きだしそうだ。

 つまり力をなくした自分が後ろめたくなったと。……不器用すぎる……!


「あーあー、泣くなって。確かにそう思わせたのは俺のせいでもあるからさ」


 クア、ガブリエル、セトラ、フレイヤ。皆に言われた言葉を思い出す。  


「今回の件でいろいろ考えなおしたよ。思ってた以上に皆が心配してくれてるって。だったら俺自身も自分の身を犠牲にして戦うなんて馬鹿なことは簡単には出来ないって、色々……考えた」


「だから皆と力を合わせて戦うことにした。それはミラとだって一緒だ。離れないよ、ずっと傍にいるから。だから……悪かった」


「ちがうよ……悪いのは私の方だもん……。ずっとわがままで、……素直に……なれなくて、セトラやフレイヤちゃんはちゃんと自分の気持ち、伝えてるのに……私は……」


「はは……お前がそうなのは今に始まったことじゃ――。って、待て待て、何でセトラとフレイヤの事知ってる!?」


「……。……」


「おい、顔を背けるな! 理由を言え!!」


「……おこらない……? さっき怒らないって言ったよね……?」


「うっ……。まぁ、わかった。怒らないから」


 覆いかぶさる姿勢で体を支えている両手の内、右側の手を地面から離し、魔法を発動する。

 小さなマスコットのような可愛らしさを持つ蝙蝠が宙にパタパタと浮かぶ。 


「……覗き見してた。……その、ごめんね? 他の皆はどうやってデートするのかが気になって……、こ、告白してる所まで見るつもりはなかったの! でも……なんだか気になって……」


「え……?」


「わかんないの。二人がシロに好きだって言ってるとこ見ちゃったら、胸の奥が締め付けられるみたいで……。つらくて、くやしくて……っ!!」


 ミラ自身、自分の抱いている感情の正体が分からないと、そう告げる。

 それは心が泣き叫んでいるようにも聞こえて、悩みに悩んだ経過が伝わってくるようで。


「わかんないよぉ……私は、私がわからない……。今までこんなことなかったのに、魔法の事も、皆への感情も、……シロへの感情も!! 自分でどうしようもない事ばっか増えてって……もう、いや……」


 不規則に煌めく光の粒が、一粒、また一粒と水面を揺らす。

 その内の何粒かは、俺の頬にも落ちてきて……暖かくて、でも辛そうで。

 魔王の体から人間の体へ変わってしまった彼女。けど、どうやら心まではその急激な変化についていけなかったらしい。


「……これは、まるっきりフレイヤの受け売りになるんだけどさ、つらい事があったら仲間に相談すればいいんじゃないか……? 俺もそれで、大分フレイヤに助けられたし」


「……そうだん?」


「ちょっと、その……告白?の件については俺は手を貸してやれないけど、セトラやフレイヤなら話聞いてくれるだろうし、ほんとに辛くなった時はクアの顔見ると悩んでるのが馬鹿らしくなるぞ?」


「……」


「ガブリエルなんかは今のお前と似た境遇だから共通する話題も多いだろうし、ソルレーヌも戦闘に関しては自信ありそうだったから、為になるかもしれない」


「……シロは?」


「え?」


「シロは何を助けてくれる……?」


「あー……。ならお前が望む限りずっと隣にいてやるよ。……あ、でもそれだとフレイヤもついてくることに……」


「……あはは……そっか。そっかぁ……!」


 涙を頬に伝わせながらも、なんとも満ち足りた表情で笑うミラ。

 

 ――その直後。

 突如、月の光が一気に増幅されたように地下水道が真っ白な光に包まれた。



「おい! ミラ!? 大丈夫か!?」


 まだ腹の上にミラの体温は感じている。離れ離れにはなっていない。

 

「な、なな! なにこれ!! シロ!? 手、握ってて!!」


「お、おお! 絶対離すなよ!!」


 俺の体に触れたミラの手を取り、指を絡めて強く握る。

 な、何が起こってる!? 誰かの魔法――!?


 ……やがて徐々に真っ白な世界は輪郭を取り戻し。

 目の前にはさっきと同じ、泣きはらし、あっけにとられたミラの姿。


 しかし、異変が一つ。

 繋いだ手には見慣れた指輪が綺麗に、何事もなかったかのように嵌っていた。


「お? おお!! 見ろよミラ! これ、セトラの指輪!!」

「ねぇ、みてみて、シロ! 私たちの指輪、戻ってきた!!」


 二人してはしゃぐ声が楽しそうにあたりを跳ねまわる。


「「てことは!!」」


「よし。俺が離れていくからここでじっとしてろ」


「……! うん!」


 昔日のやり取りを思い出す。


 一歩、また一歩とミラから遠ざかる。

距離にしておよそ――5m。ぴったり。


「「――っ!」」


「やったぞ! ミラ! 元に戻った!!」

「シロ! これでまた離れられない!!」


「「…………」」


「ははは!! 何で喜んでるんだろうな! すっごく不便なだけなのに!!」

「あはは!! 最悪! またシロにお風呂覗かれるー! でも……嬉しい!!」


 けど、前回とは俺たちの仲も違ってて、反応も前向きで。


「いや、一度たりとも覗こうと思ったことねーから」


「は? ガロニアで私の裸見たでしょ? 今更言い逃れ?」


「あ? ごめん肌色のまな板なら見たけど、それって覗きカウントに入るんだ。知らなかったな」


「いいの? 今や女子勢による数の暴力でシロの有罪はほぼ確定だけど」


 …………ははっ。そんなに楽しそうに毒づかれてもな……。

 いや、それは俺もか。ミラの顔が笑いをこらえるのに必死そうだし。


「さ、帰るか!」


「うん、帰ろう! ……でもシロどうするの? 部屋、女の子ばっかりだけど大丈夫?」


「あ゛っ……忘れてた……」



「あ、そうだ、もう一個忘れてた」


「ん? なぁに?」


「これ、やるよ」


「こ、これって、幻の……『古今東西世界の美少年大全「完全版」』……!! や、破れてるけど、本物!!」


 今日一で目を輝かせてやがる。そうか指輪より大事か。てか幻なのね……。


「それさっきお前が破ったんだぞ……。逆に言えば、その本に助けられたんだけどな」


「ありがとう。でも――私にはもう必要ない」


 そう言われ、突き返される。


「……? 気に入らなかったのか?」


「ううん、そうじゃない。ただ、私にはもうそれはいらないかなって……そう何となく思っただけ」


「は? それってどういう――」


 ミラなら絶対気に入ると思ったのに……。

 そう不思議に思い、本に視線を向けている一瞬の隙。

 頬に何だか柔らかい感触が……、え!?


「な、ミラさん!?」


「まだわからないけど、これがこの感情の第一歩。……たぶん///」


 顔を真っ赤にして俯くミラ。そしてほんのりとピンク色のミラの唇。

 

「……!! な!!」


「これからもまたよろしくね、シロ」


「…………おう」


 ……それからはテレテレと手を引かれて歩くミラと一言も会話を交わすことなく、夜市を突っ切って宿へと向かった。


 多分めちゃくちゃ歩調は乱れていたと思う。



 数え切れないほど沢山のイベントが起きた聖庭祭デート。

 ただ、ミラのキス、あの瞬間がもしかしたら俺にとって一番衝撃的な一幕だったのかもしれない。


 ……やっと終わったんだなぁ……。当分デートはもうこりごりだろう。色々と痛い目にあったし……。

 

 まぁでも、来年、そしてそのまた来年。平和になった世界で皆とここに来られたらなと、そう思った。

ミラは作中でシロが言ってるように素直で不器用な子です。

意外とパーティの調和を重んじるし、皆の心の機微にも敏感。ただ、わがままだけどね。

今回は最後のあたりとか彼女にしてはかなり頑張った方です。


と、これで恋愛分補充のデート回はおしまいなので、ようやく先に進みます。

六章長かった……。次回はアトラさんタイムもあるのでちょっと核心に迫れるかも。

ではでは。


ブックマークありがとうございます!(最近また増えててうれしいです)

ご意見、ご感想、評価、ブックマーク、お時間がある方はぜひ!


Twitter → @ragi_hu514(基本更新情報のみ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング ←登録しました! 押して頂けるとありがたいです!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ