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Q.隣にいる魔王から5m以上離れないで世界を救うにはどうすればよいか?  作者: ねここねこ
四章 枯れた大地の叶わぬ願い
29/101

STEP3 魔王様に質問してみよう!

更新分!!

「……暇。こんな何もない空間では飽いてしまうわ。何か楽しませてみろ、勇者よ」


「うわ、超絶我儘。これは魔王軍の皆様に同情するわ」


「ふん、王が高慢で何が悪い。民を試すのも王の役目よ」


「別に俺はミラの民ではないんだけどな。……じゃあお互いに気になることを質問しあうってのはどうだ?」


「む……なぜわらわも答えねばならん」


「嫌か? ならこっちからの質問は魔界事情についてでも良いぞー?」


「いや、そうではなくてだな……なぜこいつは話を聞かないのだ……。本当にあいつ(・・・)の様ではないか……」


「ん? どした? もしかして恥ずかしいのか?」


「そ、そんなことないわ!! ふん、どんな質問でも答えてやろう。特別だぞ」


「じゃあこっちから行くか! Q1.『ミラって何歳?』」


「な……! なんて情緒の無い……」


「割と前から気になってたんだよな。ほら、見た目はちんちくりんだから」


「…………自殺願望でもあるのか? お姉さん(・・・・)が見届けてやろうか?」


「ない! ないです!! ミラお姉様の質問に移ってもいいです! ハイ!!」


「そうだな……、そ、その……人間界は楽しい場所か……?」


「へぇ、意外と興味あるんだな」


「ちち、違う!! その……なんだ……えっと……そう! 妹、妹が人間界に興味を持っててだな!!」


「『妹が』ねぇ……」


「なんだその目はっ!!」


「いや~? まぁ、場所によって善し悪しがあるけど良い所ではあるかな。魔界と比べて自然は豊かだし、街は賑やかだし」


「ふふん、確かに自然では劣るが、魔界の市場だって賑わっておるぞ!」


「そうじゃなくて。雰囲気が、っていうと説明が難しいけど……魔界と違って人間界の街は娯楽が多いんだ。ほら、魔界って結構機能的だからいまいち想像しにくいだろうけど」


「娯楽……? なぜそのようなものが……」


「これから多分争いは収まっていく。だから戦い以外の拠り所を見つけていかなきゃいけないんだよ」


「争いの代わりに見つける……なんだか楽しそうな響きではあるな」


「お、気になってきたか?」


「ほ、ほんの少しだけどなっ!!」


「――行けるといいな」


「え?」


「いつか、魔族も何の躊躇いも無く人間の街へ」


「……うん…………。そう、なるといい……と思う」


「まぁ、俺らは出られない可能性の方が高いけどな!!」


「…………このっ……!!」


「な、何で切れてんだよ!!?」

↓お知らせ跡地


はい。

まずは、ごめんなさい!!

明日から3日間家を空け、PC・スマートフォンも触れられない状態になり、書く時間がありません。

今週分も仕度やらで7割程度の完成度なので、勝手ながら次週に持ち越しさせて頂きます。


週一ペースを貫きたかったのですが、今回ばかりは駄目でした。

お待たせしてしまって本当にすみません。

来週は今週分も頑張りますので、また読んで頂けたら幸いです。(*‘ω‘ *)


毎話増えていくブックマーク等ありがとうございます。とてもやる気がわいてきます!


一応Twitter → @ragi_hu514(超だんまり中)


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