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Q.隣にいる魔王から5m以上離れないで世界を救うにはどうすればよいか?  作者: ねここねこ
三章 水の都の勘違い女神
18/101

メルティ先生の! 三章までの人物紹介!

実は半分は自分が見直せる様だったり。

あんな人やこんな人の裏話もあるので楽しんでいただけると幸いです!

 ……どうもー。 少し大人になったメルティです。

 いよいよお兄ちゃん達は魔界へ踏み込むみたいだね……。

 天使側も準備を整えてるみたいだし……大きな戦いが始まりそうだよ。


 さて……と。

 今回はアトラお姉ちゃんに頼まれてここまでのお話の登場人物を紹介することになったよ。

 「人が多くなってきたから人物紹介もよろしく!」だって。自分でやればいいのになぁ……。まぁ……頼って貰えるのはうれしいんだけどね。

 後ざっくりと起きた出来事も紹介しようかな。

 

 じゃあ早速一章以前のおさらいから始めようか!


~~~

序章 かつて世界は……


〇アトラ・アーリエ

 救世の巫女。黒髪の長髪。見た目は清楚。

 天真爛漫、天然、何者にも囚われない自由な性格を持つ。ミラ封印時点で十七歳。

 アトラ固有の巫女の力「未来視」によって自分が魔王軍と戦う未来を視ることで世界を救うことを決意。

 村にいた唯一の幼馴染であるシロと共に十歳の時に村を出る。

 旅の途中でもう一度視た未来が「天使と戦うシロの姿」だった為、シロとミラを封印することを計画する。

 戦争終結後は他の賢者と共に世界中で人類と魔族の仲を取り持った。

 各賢者に「伝言」を遺し、シロに伝えさせ、対天使のバックアップを図る。


 ひとこと:アトラお姉ちゃんは自由すぎてシロお兄ちゃんがよく扱いに困ってたよ……。でも誰よりも仲間想いでいつも面倒見てくれたなぁ。だから賢者のみんなもお姉ちゃんについて行ったのかもね。


〇メルティア・イフリータ

 炎の賢者。栗色の髪の少女。成長後は後ろで縛っている。

 まじめで大人しい性格。ミラ封印時点で十歳。

 炎魔法に限らず魔法への造詣が深く、よくシロに魔法を教えていた。「幻想展開仮想魔法イマジナリ・クラフトワーク」も彼女が主に制作した。

 シロ曰く、「全賢者中最も有能」。その評価の通り、アトラからの「伝言」を一字一句逃さず本に記録している。

 ミラ封印後はエルメリアに留まり、数々のいざこざをその知恵で解決してきた。 


 ひとこと:うーん……。わたし自身にコメントするのは何だか恥ずかしいなぁ……。あ! 「お兄ちゃんが大好き」って説明が抜けてるよ! 


〇リヴィア

 水の賢者。ミラ封印時点で十九歳。

 まるで空に浮かぶ雲のように自由な性格。突然姿を消すこともしばしば。

 天性の運の持ち主。

 巨乳。


 ひとこと:リヴィアさんは捉えどころが無かったなぁ……。でもすっごくわたしの事を可愛がってくれたよ。ぎゅっと抱きしめて貰うとふかふかだったなぁ……。……わたしだって!!


〇ヴィント

 風の賢者。ミラ封印時点で十八歳。

 アトラパーティの男四人衆の一人(内一人はシロ)。

 思い立ったら即行動の明るい好青年。

 シロに女湯を覗こうと提案した張本人。

 アトラから「賢者を集めろ」という「伝言」を預かった。

 

 ひとこと:自由でえっちなひとだったよ!! わたしはなにもされなかったのが逆に悔しいよ……!!


〇序章のあらすじ


 数世紀続いた人類対魔族の大戦がシロお兄ちゃん(勇者)とミラさん(魔王)両者の封印によって終結。私たち賢者とアトラお姉ちゃんは世界中に散らばって、戦争終結後にも各地で起こったいざこざを解決していったよ。

 

 それから約千年後、突然天から降って来た「カディンギルの塔」から天使が現れて人類、魔族関わらず世界を滅ぼし始めたよ。

 この時から「魂が転生しない」ようになったね。

  

~~~

一章 チート勇者とプンスカ魔王と巫女の末裔


〇シロ

 主人公。冷静、時には仲間想い。いたって普通の容姿。頑張ればイケメンと普通の中間。

 今を時めく青春真っ盛りの十八歳(一〇十八歳)。

 アトラに無理やり旅に連れ出され、魔王ミラを討った勇者。

 千年の時を経て復活するが、なぜか自分の名前に関する情報が全く無い。

 この時からミラと5m以上離れられなくなる。

 得意魔法は「幻想展開仮想魔法イマジナリ・クラフトワーク」。手に取った武器、魔法を本人が思った通りの「最強」の武器に変換する。

 強力な魔法を持ちながらも「巫女のオマケ」と自身の存在にコンプレックスを抱いている。

 女性関係でろくなことが無い事を嘆いている。フレイヤが心のオアシスらしい。

 好きなタイプは大人しくて守りたくなる女の子。

 若干ではあるがミラの事が気になっている……?

 

 ひとこと:お兄ちゃんは優しいよね。アトラお姉ちゃんとはまた違った包容力があるよ! クラフトワークを創ったときは嘘ついてごめんね? フレイヤちゃんをよろしくね……!


〇バゼッタ・ミラ・エイワ-ズ

 主人公。白い肌白い髪に深紅の眼を持つ美少女。

 傲慢、高飛車、唯我独尊を地でいく「白夜の魔王」。年齢不明。

 千年の時を経てシロについていく形で復活。同時に5m以上離れられなくなる。

 魔王らしく高いステータス、魔法を持っており、並みの天使ごときには遅れをとらない。

 その高い戦闘力の反面、生活力は皆無。

 人類との戦いに疑問を持ち、その為か人類の手で作り上げられた建物や芸術、衣服などには関心を示す。 当時はシロを持って意味不明と言わせるややこしい言い回しを多用していた。本人としてはその方が威厳があるかららしいが周りからの評価はイマイチだったらしい。その影響か現在も一人称に過去の名残が見られる。

 シスコンでイケメン好き。

 シロへの評価は「仲間でありライバル」。それ以上ではないらしい。    


 ひとこと:初めて戦った時はとても冷徹そうな人だったよ。でもお兄ちゃんと出会ってからは隠れていた部分を人前でも見せるようになってきたね……。


〇セトラ・アーリエ

 救世の巫女の子孫。綺麗な黒髪を二つに縛って肩にかけている。

 性格はアトラに似ているが、比較的物腰柔らか。十七歳。

 天使から世界を救う為、シロとミラの封印を解いた張本人。

 巫女の能力は「五感拡張」、「第六感」。

 魔法は五感拡張魔法以外あまり得意ではない為、ミラから習った格闘術を主な戦闘スタイルとする。

 人見知りの為か、シロ、ミラには敬語、その他も基本は丁寧な言葉で話す。

 フレイヤに対してはかなり打ち解けたのか普通に会話する。

 最後の巫女としてのプレッシャーを背負っているが、それを表に出さまいと「いつも笑顔」を心がけるようにしている。  

 朝に弱く、早朝は語尾が間延びする。

 ロリコン、シスコン、フレイヤコン。この一点においての変態度は最強クラス。

 

 ひとこと:パッと見だけじゃアトラお姉ちゃんと変わらないくらいそっくりだよね。髪を下ろしちゃったら見分けがつかないかな。もちろん性格は一部を除いてアトラお姉ちゃんの上位互換だけどね!


〇アーニャ・グラモラ

 「ガロニアの森」にてミラが服を購入した衣服屋の主人。

 低価格で物を売るのが趣味の根っからの商売人。

 「売る事」が楽しみなので稼ぎは特に考えていない。


 ひとこと:ミラさんみたいに何着ても似合う人は良いなぁ……。このおばあさんのお店ならわたしにも似合う服あるかな?


〇ゾニア

 「ガロニアの森」にて高額でソフトクリームを売りつけた青年。

 決して違法な商売はしていないのだが、人相とその商品からそう見えてしまう可哀想な人。だが本人はその状況を楽しんでいる。

 人間関係を見破るのが得意。


 ひとこと:あやしい……。あやし過ぎるよこの人……! でも食べてみたくなっちゃう……!!



〇一章のあらすじ

 

 天使の登場から二年。

 人類軍側からセトラさんを含む約百名の部隊が大戦終結の地、「カディンギルの塔」付近へと派遣されたよ。

 下級天使に追われ、部隊が壊滅しつつもシロお兄ちゃんとミラさんの封印を解くことに成功、ミラさんの提案で塔は登らず、先に魔界を目指すことになるよ。

  

 最寄りの村「ガロニアの森」で一晩を過ごした事で三人の絆が深まっていったね。


~~~

二章 紅蓮の街の寡黙少女


〇フレイヤ・リヒトムート

 炎の賢者の末裔。栗色の先端がカールしたショートヘアに深い赤色の眼を持つ少女。

 無口。無表情。表に出さないだけで感情は豊か。純粋さが残る六歳。

 「紅蓮の街」、エルメリア出身。

 炎魔法による後範囲攻撃が得意。

 フレイヤが賢者であると知り、殺しに来たラグエルから身を守ろうと唱えた炎魔法で街を焼いてしまう。翌日、シロ達と共に改めて現れたラグエルと交戦。街を焼いてしまったトラウマを克服し勝利を収める。

 行き場の無かった自分を助け、旅の仲間に加えてくれたシロ、ミラ、セトラの事をとても慕っている。クアに対しては猜疑心から一歩引いて接していたが、加入後のやりとりによって打ち解ける。

 中でも命をとしてでも守ってくれたシロに対しては特別な感情を抱いている。

  

 ひとこと:わたしの可愛い子孫だね……! わたしに似てちょっと大人し過ぎるからもっと積極的になってほしいかな。お兄ちゃんを押し倒すとか……!!


〇バロ・エリアル

 雑貨屋「ファンシー・バロ」の店主。優しく温厚な中年女性。

 夫とは早くに死別し、「子供に笑顔を届ける店をつくってくれ」という夫の遺言を受け女手一つで店を経営し始める。

 取り扱っている物は主に女児向けの装飾小物やお菓子。しかし旅人向けに雑貨や、日用品なんかも低価格で販売していた。

 店にやってくる子供を見ながら午後のティータイムを過ごすのが至福の時だった。 


 ひとこと:フレイヤちゃんに優しくしてくれてありがとう。わたしも行ってみたかったなぁ……「バロおばさんのお店」。


〇ラグエル=エンデュミオン

 「七天の主翼」と呼ばれる最上位の天使の一人。それ故か絶対的な自信を持つ。

 能力は「終焉」。

 一から七のラッパを持ち、それを吹く事でそれぞれに呼応する力を発現させる。

 

 ひとこと:凄く偉そうに喋る人?だよね。エルメリアを破滅に追い込んだ原因だから許せないかな……。うん。



〇二章のあらすじ

 旅を続けるお兄ちゃん達が見つけた街はかつて「紅蓮の街」と呼ばれ栄えていたエルメリア。けどそんな華やかな姿はどこにもなく、広がっていたのは瓦礫の山だったよ。

 その中で一人の女の子を見つけ、助けるために街の事について調べていくうちに女の子が賢者の末裔であることに気が付くよ。

 賢者を殺しに来た「七天の主翼」の一人、天使ラグエルと交戦。お兄ちゃん達はフレイヤちゃんの魔法によって辛くも勝利を勝ち取ったね。

 一夜明けて、街を散策している途中でアトラお姉ちゃんによる「伝言」を発見。「賢者の末裔を集めろ」、「幻想展開仮想魔法イマジナリ・クラフトワークについて」の内容を知り、旅の目的に賢者の末裔を探すことが追加されたよ。


~~~

三章 水の都の勘違い女神


〇クア=レーゲン

 水の賢者の末裔。大空のように透き通った青い髪を持つ少女。十九歳。

 基本的に慈愛に満ちた性格。だが、報われない人を助けない者、迫害する者に対しては手段を問わず攻撃する。また、本人こそ気付いていないもののアトラ並みにどこか抜けている。

 リヴィア譲りの強運を持っている。

 ラ・ブールにて生まれ、親も居ない中で十九歳まで生活する。持ち前の水魔法の治癒で貧困区の人々を助け、「女神」として活動していた。

 シロ達と出会い、自分の本来の役目を自覚し旅を共にすることにした。

 お金は大好き。だがカジノはルールが理解できなくて顔を覗かせるものの実際にプレイしたことは一度も無い。

 実はセトラが財布を無くしたのもこいつのせい。


 ひとこと:十九歳まで自分を「女神」だって信じてたのはすごいよねぇ……。それも豪運の為せる業なのかなぁ……?


〇???

 正体不明、カジノにてクアのふりをしてシロ、ミラから大金を巻き上げた人物。 

 カジノとクア捜索の二回、クアの姿をしていたことから変身能力を持っている事は明らか。

 シロは薄々だが正体に気付いている? 

 ちなみにカジノの勝ち分は自警団に寄付した模様。


 ひとこと:全くもって謎だねぇ……。次の章で正体が明らかになるのかなぁ?


〇ライオ・バーン

 自警団の団長。屈強な体を持つ。三十六歳。

 人一倍正義感に厚く、将来の夢を「ヒーロー」としていた幼少期を過ごす。

 同じ志を持つ者を集め、許可を取り二十九歳の時に自警団を立ち上げる。 

 意外にも妻子持ち。妻はラ・ブール美女ランキング三位の強者。

 総合格闘術免許皆伝にも拘らず財布を盗られたのは、今日の夕飯は何だろうと想像していた為らしい。

 謎の人物から寄付された1500万フロルで貧困区を改善予定。


 ひとこと:すごい良い人だよ! 小さかったころ憧れてた「ヒーロー」になれたとわたしは思うな……!


〇ミカエル

 「七天の主翼」と呼ばれる最上位の天使の一人。

 青年。主に忠誠を尽くす、「正義の番人」。

 能力は「熾烈」。世界全てを焼き尽くす炎を具現化した力を持つ。

 真面目過ぎるところが玉に瑕らしい。

 

 ひとこと:天使側にも色々あるみたい。中でもこの人は自分の思い描く「正義」を背負って戦っている気がするな……。だからきっと強いと思うよ。


〇ガブリエル

 「七天の主翼」と呼ばれる最上位の天使の一人。

 幼女。見た目相応の明るく純真な性格。

 能力は「天啓」。多少の制限はあるが、今知りたいことを何でも知ることが出来る。

 モットーは「誰とでも仲良し!」


 ひとこと:天使側じゃなかったら仲良くなれてたかもね……。

 

〇ラミエル

 「七天の主翼」と呼ばれる最上位の天使の一人。

 十代の女の子。貧乳。結構腹黒。ラグエルとは相いれず良くいがみ合う。あざとい。

 能力は「雷霆」。天の雷と魂を操る。

 別の世界から魂を呼ぶことが可能。何やら色々企てている模様。

 ラファエルの胸に嫉妬している。


 ひとこと:魂を操れるのは脅威だね。しかもプラスアルファで強化できるとか何とか……。

 

〇ラファエル

 「七天の主翼」と呼ばれる最上位の天使の一人。

 おっとりとしたお姉さん。爆乳。たぶん一番でかい。

 能力は「神癒」。治癒魔法を超越した力を持つ。死をも巻き戻せるらしい。

 神側に仕えているがそれは神側の方が面白そうだから。

 怒ると怖い。……が、本人としては武力で争うのは嫌いらしい。

 ショタコン……?


 ひとこと:優しそうなお姉さん。リヴィアさんに似てるかも!



〇三章のあらすじ

 セトラお姉ちゃんが財布を無くしたところから始まったラ・ブール観光。その途中で各々水の賢者であるクアさんを見かけるよ。

 貧困から脱し、再び集まって行った情報交換から、その人物が水の賢者の末裔であると断定。翌日から「クア捜索隊」が結成され捜索が始まるよ。

 クアさんを確保し、セトラお姉ちゃんの説得により彼女に本来の役目を教える事に成功。

 ラ・ブールの街を後にして、お兄ちゃん達一行はいよいよ魔界へと足を踏み入れるよ。

 

 同時に天界ではラグエル、ラミエル、ラファエルの三人に遠征指令が出てたね。


~~~


 ……ふう。こんなところかな……?

 こうやって思い返すと色々な人に出会ってるんだね。

 良い人も、悪い人もいるけどそれぞれ信念をもってるんだ。みんなが仲良くできたらそれ以上の事は無いんだけどね……。

 ……まあわたしが気を落としてもしょうがないし、お兄ちゃん達に頑張ってもらおう!!

 

 それではお疲れ様でした! また機会があったらお会いしましょうね!

結構人が多くて自分でもびっくり。

3000字位で収まる予定だったのになぁ。

次回(新章)は明日9時頃投稿予定です。お楽しみにー!!


Twitter → @ragi_hu514

あんまり呟けてなくてごめんね。

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