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Q.隣にいる魔王から5m以上離れないで世界を救うにはどうすればよいか?  作者: ねここねこ
三章 水の都の勘違い女神
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STEP2 魔王様をからかってみよう!!

番外茶番編第二話。

「ミラってさ……思ってたより魔王の威厳無いよな」


「ふぇ!? な、なな何を不躾な!」


「ほら、背は小さいし、……平らだし? 戦闘中も、使うのはぶっ壊れ性能の魔法ばっかでこれと言って特徴的な武器も無いし、手加減とかの強者の余裕も無い。まだ魔界にいたサキュバスとかのがらしかったぞ」


「…………ほう。そうか……」


「ああっ、止めて! パーティ全滅必至の広範囲炎魔法をこの結界の中で放たないで!」


「ならばわらわを崇めるか?」


「崇める崇める!!」


「ふん。本来ならばわらわもより蠱惑的な姿も取れるのだぞ」


「へぇー流石魔王様。ん? ならどうしてそうしないんだ?」


「そ、それは……、その……」


「どした?」


「この様な……男女二人きりの場でむやみやたらと誘惑するのは――」


「あ、元の姿がそんなんだから色々増やすのに大分魔力がいるんだな! なーるほど!」


「…………っ!! ……きえろ……」


「え? うわ、熱い熱い!! ああ! 伝説の鎧が溶けていく!!」


「ふふっ、どうした? もう勇者や伝説と言った『肩書』は必要ないのであろう?」


「そんな! この鎧を手に入れる為にどれだけ人の使いっぱしりになったと思ってるんだ!?」


「ふはは! 燃えろぜぇーんぶ燃えてしまえ!!」


「ああっ! 伝説の剣までもが! 頼む、止めてくれぇーっ!!!」


「ふーっはっはっはっは!!」

まあ、元々シロが剣で戦ってもあまり意味無いんですけどね。


ご感想ご意見等頂けると嬉しいです。


Twitter → @ragi_hu514

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