Q.Last エピローグ?
エピローグであり、ある意味で彼らのプロローグ。
まさか「?」をこう回収する日が来るとはね!
昔々、大昔のお話し。
当時世界は魔法で溢れていた。
命を救う魔法。――祝福された魔法。
命を奪う魔法。――呪われた魔法。
やがて呪われた魔法によって世界は少しずつ、着実に崩壊の運命を辿る。
しかし、一人の青年と悪魔の少女が世界を繋ぎ止めた。
争いを好まなかった青年と、争いを避けられなかった少女。
そして遥かな時の先に、二人の力によって世界から呪われた魔法は消え去ることとなる。
世界を二度、滅びの運命から救った青年と少女。
「英雄」として讃えられた二つの名を知る者はもういないのかもしれない。
それでも――。
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……誰かが助けを呼ぶ声が聞こえる。
「聞こえたか!? この先にいるぞ!!」
「もちろん! もう少し待ってなさい!」
幾星霜を経た。
名前を知る者の多くがこの世を去った。
けれども俺と彼女の魂だけは離れなかった。
助けを求める誰かのために。
隣にいてくれる彼女のために。
世界の平和を守り続けるために。
――それでも、俺は英雄であり続けよう。
以上でこの作品のお話部分は全部終わりです。
あとはおまけとして気が向いたら更新、とかになりますかね。
長いこと続いて(続けて)無事完結まで漕ぎつけた作品なのでとても思い入れがあります。
いつかどこかで復活させたいくらいには。
ここまでなっがいお話を読んでくれた読者の皆さん、ありがとうございました!
ブックマークや評価してくださった皆さん、とても力になりました!
急にここから見ちゃったもの好きなあなた、時間があったら一話から見てね!
また次回作でお会いしましょう!!
年明けくらいには投稿するからまたね!!




