て、てへっ☆
短いです。
「代太君って好きな子いる?」
急にユミがそんなことを聞き出した。
組手という名の模擬戦が終わり、今は学園の食堂での食事中。メンバーは代太、ツカサ、ユミのいつもの三人組。因みにユミの順位も70番内なため、最下位の代太がツカサ、ユミと一緒にいるのが周りは疑問でしょうがないようだ。中には代太のことを良く思わない人もいるため、厄介ごとは週5以上のペースで代太に襲いかかる。
「何?急に」
「べ、別に深い意味はないんだけど……何となく、ね?」
「ふーん、別にいないよ」
「そっか~……」
とユミは残念そうに言う。
「もしかしてユミは代太のことを?」
とツカサがニヤニヤしながらユミに言う。
『何!!!!!!』
「え?」
一番反応したのは代太やユミではなく、食堂に男子生徒達総勢23名。食堂にいた男子全員だ。
『ユミさんを!お前みたいなクズにはわたさねええええええええ!!!!!!』
「うるせぇよ!!!!」
とツカサが怒鳴った途端、男子達は肩をすぼめて帰っていく。
「いやホント悪いなツカサ」
「ホントだよ、お前が本気ださねーからこうなんだろうが」
ツカサはいい終えると軽く代太の頭を殴った。
もう二週間くらい放置してたのでまた放置かも?