ザ・ハウンド
ソフィアは神父と二人きりで話さなければならないが、悪魔ハンターの疑いを招かずにそれができるだろうか?
教区のミサはいつも通りに進んでいた。神父の言葉に合わせて、市民は祈りを捧げ、聖歌を歌い、目に見えない神に許しを乞っていた。全能の神様と言われ、彼らの罪が何であるかを告げると、許しを乞わなくてはいけない。
それはいつものように進んでいたが、聖体拝領後の祈りのため、神父はアクストン様にそれを執り行うように誘った。
私たちは遅れて到着し、後ろの席に座っていたので、市民たちはまだアクストン様に気づいていなかった。アクストン様は中央通路を歩くと、市民の間に囁きが驚いた鳥の群れのように一斉に舞い上がった。
ただ瞬間で、彩色ガラスに差し込む日光を通り抜け、私は気のせいかもしれない、彼の背中に何らかの大きな形が見えた気がした。
市民たち、そして私さえも、美しい声に魅了された。神様の言葉を聞いただけではなく、心に触れられたような初めて気がした。
危険だ。私の目標を思い出さないと。フレイヤ様のことだ。フレイヤを救う機会がある。
教区の人々はだんだん減っていき、最後には神父と私、そしてアクストン様だけが残った。
ミサ中に、神父さんと二人きりで話す状況を作る方法を思いついた。手袋をわざと忘れて、アクストン様と一緒に帰りながら、突然思い出したと言って、教区に戻るために失礼する計画です。完璧な計画じゃないけど、私が考え得る最高のものだ。
アクストン様と一緒にベンチから立つと、神父さんの所へ向かい始めまる。けれど、
「ソフィアちゃん、忘れ物だよ。」
伸ばした手の中に、私の手袋がある。無理だ。彼が私に背を向けた時、ベンチの下に隠した。私を見たことはあり得ない。
驚いた様子を見せないよう気をつけて、彼に礼を言い、手袋を受け取る。
しまった。今どうする?帰りながら、突然大事なことについて神父さんと話したいのがあることを思い出したと言えば、アクストン様は確かに怪しまれるだろう。
他の方法を考えるための時間がない。アクストン様はすでに神父さんと聖書のさまざまな教えについて話している。神父さんはすっかり彼に魅了されているようだ。
その間、私はいいメイドらしく少し離れたところで待っている。緊張で震える膝を必死に押さえる。
外から悲鳴が聞こえる。私たちは一斉にドアの方向に回り、呆然とした沈黙の中で不思議な光景を見つめる。
背が高く、灰色でボサボサの毛皮を持つ犬が教区のドアのすぐに立っている。私たち、いや、アクストン様に激しく睨みつける。しかし、その目は、自然な色ではなくて、代わりに、とても馴染みのある赤だ…
「おい!その剣を離して!」アクストン様は叫びながら、犬に向かって歩き始める。
犬がアクストン様の剣を歯でくわえていることに、私は前は気づかなかった。
剣を取る間もなく、犬は突然振り向き、町へ向かって逃げ出した。アクストン様は追いかけながら謝罪を叫んだ。
神父さん、呆然と立っていて、言葉を失った。
私は今がチャンスだと気づいて、彼に近づく。後で、その不思議な動物について考えるつもりだ。
「すみません、神父さま。実は、ハーグリーブ様からのご依頼で、非常に大事なことですので、秘密にしていただけますか?」
私はお辞儀をし、彼の注意を引くために、彼の前に立って視界を遮ろうとする。
「は…はい、私の子よ」
「ハーグリーブ様のご依頼で、フレイヤ・ハーグリーブ様とそのお母様、アンジェラ・ハーグリーブ様の出生証明書のコピーをいただきたいのですが。時間がかかることは承知していますが、すぐに始めていただけますでしょうか?この仕事には十分な金額だと確信しています。」
神父さんは同意し、お金を受け取る。よし、これで、フレイヤ様を救うための一歩を踏み出す。
私はその犬がウィリアムが使った奇妙な魔法によるものだと信じている。それが何であれ、役に立つものだったから、安心した。
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