『輝く星になれ』より
『輝く星になれ』あらすじ
大阪の、都心部から離れたとある架空の町に住む少年の成長物語。
かなり硬派なヤンキー少年たちの、友情の物語でもある。
母親によるネグレクト、及び喧嘩のシーンが一部、やや残酷だと思われます。
ラストシーンの主人公の気持ちから、一句。
惜別の春 爛漫の 陽の下で
(せきべつのはる らんまんの ひのもとで)
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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。
▼小説家になろう 公式企画サイト
https://syosetu.com/event/haikutanka2023/
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『輝く星になれ』は、かなりシリアスで暗い要素の多い作品になります。
ですが一から十までシリアスで、救いのない話でもありません。
そこが私の弱さや限界なのかもしれませんが、人間のいい部分を信じたい、真っ当な努力は(ある程度)きちんと報われてほしい、という願望があります。
過度のざまあは好きではありません(が、ざまあを否定するほど聖人ではない)、でも自業自得は当然だと思っているタイプ……でしょうか?
なんだかしゃべりすぎですね(笑)。
魔法も不思議な力もチートもない現世で、ひとりの真っ直ぐな魂を持った少年が自ら輝く道を進もうとしている、この句に込められた万感を読み取っていただければ幸甚です。