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『Darkness~やがてキュウになる』より②


初夏(はつなつ)の 木漏れ日眩し 君はいない


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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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 ラストシーンの九条円の気持ちを詠みました。

 最後の五字が字あまりになっていますが、彼の気分を強く出すには『君はいない』と、あえて字あまりの散文調が合っている気がしました。


(あなたは確かにそこにいた……いたんだ)


 心の中で彼は繰り返します。

 いたんだ、と繰り返すことにより、『あなた』の不在が浮き彫りになる。

 そんな描写です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 円……!!(ブワッ)
[良い点] 字余りが思い余る、引きずる感じをよく表現していると思います! 佳き~
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