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かき喰へば  作者: 合羽 洋式
第一章 火種
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第一章 十九 坎井之蛙 而してその青きも知らず





 視界を覆う炎の眩い光に、咄嗟に身を屈めながら、後ろを向いた。


 「ーーーあ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!」


 だが、それはかえって良くなかった。浦須の背中には油が掛かっていた。迫り来る炎に対して、油が掛かっている背中を向ければ、より火勢を強めることになるのは、幼い子どもにも分かるくらい明白なことだ。


 「ぎぃゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!」


 そんな簡単なことも見通せなかった浦須が醜く聞くに堪えない叫び声を上げている現実は当然の帰結であり、同情はおろか頓馬と笑われ、軽蔑の視線の対象となることだろう。


 「あぁぁああっ!!あ、あ゛あ゛あ゛っ!!」


 意味を為さない、獣の呻き声とさして変わらない喚き声を上げながら、浦須は激しく、何度も床を転げ回った。その様は理性的な生き物のそれとは全くかけ離れたものだったが、皮肉な事に燃える火の勢いを弱める行動としては理に適っていた。そうして何度か転がるうちに全身を覆っていた炎の大部分が消えた。


 「ああ……あつい……あついぃっ!!」


 それでも直前まで自分の身体の大半に火がついていたのだ。浦須の全身、とりわけ最も勢いよく燃えていた背中は、灼熱を思わせるような激痛に襲われ続けており、大部分の炎が消えているにもかかわらず、今でも全身が燃え続けているような幻覚を覚えさせていた。


 ーーー水だ。水を掛けなければ…!


 床に這いつくばり、白い煙を全身から立たせている浦須はここにきて、ようやく自身の理性を働かせ、ふらつきながらも立ち上がった。ただ、理性を働かせたと言っても、どこに行けば水があるかとか、自分のことを今まさに火だるまにしたばかりの相手を前にそれが可能かとか、そこまでの思考を働かせることはできない。ただ単純に、火を消すためには水だと、それを一刻も早く全身に浴びなければと、それだけのことしか浦須の頭にはなかった。


 「う、うあぁぁあああああっっ!!!」


 雄叫びを上げながら、無我夢中で浦須は駆け出した。その目には腹を抱えて嗤い声を上げ続ける悪鬼のような子どもの姿も部屋の中央で依然ごうごうと燃え盛る火炎さえも写っていない。部屋の外へ繋がる戸ーーー浦須が入ってきた入口を除く、左側と真向かいにある二つの戸だけをその瞳に焼き付けた。


 「んぐぅっ!ぐぅっ!ーーーくそっ!!」


 まずはより近い左側の戸に取り掛かった。激突しながら取り付いた浦須はその勢いのままに戸を開けようと力を込めるが、入口と同様開かない。

 だが、悪態をつきながらも浦須はすぐに切り替えてもう一つの真向かいの戸を目指す。


 「ーーあ、あぁぁああああああっっっ!!!」


 咆哮を上げながら駆け出す浦須。もはや思考などあったものではない。戸を開く動作も惜しくなった浦須は駆け出す足の動きを緩めることなく、加速がついたまま右肩を前に突き出して、


 ーーーーッ!!!


 衝撃音と共に、浦須が全身をぶち当てた戸は、 勢い余って前方に倒れ込む浦須と共に地面に伏した。


 ーーーあ、開いた……!出られた…!


 地獄を思わせるような場所から抜け出せた、その事実を認識した浦須の心の中に一時の安堵と喜びが訪れる。


 だが、浦須は気付いていない。


 ここまでの浦須の大立ち回りを全てくり坊が見ていたことを。

 いつの間にか嗤い声を上げるのを止め、静かに佇んでいたことを。

 そして、


 「ーーーあは。おいらのお仕事、おしまい。次はこわ〜いお姉さんの番だよ。ーーー死なないといいね、お兄さん」


 這いずるように移動を始めた浦須の背中を悪童はニッコリとした笑みを浮かべて見送った。





ーーーー





 ーーー熱い……痛い……!


 全身が悲鳴を上げている。


 火傷による激痛が全身を責め続けている。あまりの痛さに意識を飛ばしてしまいそうだ。ーーーいっそ飛ばしてしまった方が楽なのかもしれないが。


 そして、全身を苛む苦痛はそれにとどまらない。


 戸に激突した時の衝撃による痛みと痺れで右腕が満足に動かせなくなっている。さらに、辺りに充満している煙を少なからず吸い込んでしまったせいか、肺がある胸の辺りが軋むように痛み、呼吸も苦しい。息苦しさから頭の働きも靄がかかっているかのように鈍く、足腰にも上手く力が伝わらない。


 まさに、満身創痍。だが、浦須はそんな状況の中でも、顔を上げ、目に映ったそれを見て、歓喜した。


 ーーー水!水だ!


 黒光りの大きな水がめを見て、浦須はここが炊事場であることに気づいた。そしてその炊事場に置いてある水がめは飲み水や調理に使うために上井戸から汲み上げた水を貯めているものだ。

 もっとも、常であればこの水がめに貯めた水は一日を通して少しずつ使われ、一日の終わりにはほとんど無くなっていることが多く、仮に残っていたとしてもそれは全て捨てられ、翌朝に上井戸から汲み上げて再度貯め直すのを毎日繰り返している。

 したがって、夜更けのこの時間であれば既に水が残っていない可能性が高いのだが、依然自分の体が燃えていると錯覚する浦須に、そこまで考える余裕も、一瞬生まれた希望を手放し、代わりに突きつけられる絶望を受け止める覚悟もない。


 しかし、奇妙なことに現実はそんな浦須の儚く散り消えるはずだった願望を叶えてしまっていた。


 ーーーやった!水だ…!


 浦須の『期待通り』、水がめの中はほぼ満杯の水で満たされていた。それを確認するや浦須は手近に置いてある桶を乱雑に引っ掴んで、掬った水を思い切り頭から浴びた。


 「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜っくぅっ!……」


 熱をもった全身が冷やされる爽快感と火傷の肌に染み渡る強烈な痛みが同時に全身を駆け巡り、声にならない声を上げて、浦須は悶絶した。


 「……はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ…………」


 水を浴びたことで僅かながら身体が楽になった浦須は荒い息遣いを少しずつ整え、息を吐いた。


 「……しぬかと思った」


 満身創痍の体で、今でも死んでしまいそうなほど痛みが全身を支配していることに変わりはない。だが、生存本能で求めた水を浴びたいという欲が満たされたことで、死地から救い出されたかのような安堵感に近い感覚さえ浦須は覚えていた。


 「……痛い…痛い、けど、」


 全身に走る激痛が体を動かす気力を根こそぎ削いでしまいそうだが、そうして地に伏したままでいるわけにはいかない。なぜか追い掛けてこないが、建物に火をつけ、先程、浦須のことも燃やそうとした張本人がまだ近くにいる事実も、火災が今なお続いている事実も変わらない。


 ーーーまだ地獄みたいなこの状況から抜け出せてるわけじゃないんだ…!


 無理をしてでもここから動かなければならない。可能なら未だ姿を見つけられていない岩津と共に建物から抜け出し、消火活動にも参加したかったが、この体ではとてもじゃないが無理だと思う。ーーー自分一人で逃げるのでいっぱいいっぱいだ。

 最低限の状況判断ができるくらいの平静を取り戻した浦須は、鉛のように重く感じる身体に鞭を打ち、四肢を地面に付けて立ち上がろう、ーーー


 「ーーーあら。ひどい火傷を負わされているじゃない?かわいそうだわ…」


 声が聞こえた瞬間、浦須は動きを止めた。立ち上がるために四つん這いになり、腰を少し浮かせた姿勢で止めた。ーーー否、『止めた』のではない。その声を聞いた瞬間、自分の意志とは裏腹に頭のてっぺんからつま先まで動かなくなったのだ。


 「…………」


 声の主は女だった。『黒い』女だった。姿かたちを見たわけではない。耳に届いた声音が鼓膜を震わせ、その音の情報が脳内で変換され、ぼんやりと靄がかかったような黒い女の肖像を浮かび上がらせた。


 「ーーーどうしたの?震えているわ」


 「…………」


 「怖い思いをしたのね。ーーーまったくあの子ったら、加減も知らないで…」


 女は浦須の身を案じるような言葉を掛けてくるが、浦須はそれに応じない。そして、それを怖気のせいだと解釈して、その矛先を別の誰かに向けた。


 それ自体は間違っていない。火炎に身を焼かれる経験も、それを為したくり坊の狂気も、筆舌に尽くし難い恐怖を浦須の心身に刻み込んだ。その事実を疑うことなどありもしない。


 だが、女の認識には決定的に不足していることがある。


 「こんなにも醜く、痛々しい傷跡なんて必要ない、必要ないのよ…!」


 「…………」


 「必要なのは、ーーーそう!『美しさ』っ!!美しいモノが生き喘ぎ、やがて死に至るその瞬間の輝きっ!!」


 「…………」


 「…ああ、勘違いしないで。私は博愛主義者。外見や身分の貴賤で美醜を判断しているわけじゃないの。生きとし生けるものの姿かたちは皆、等しく美しいのだから」


 「…………」


 「だからこそっ!死は生前の、傷一つない姿のままで迎えなければならないっ!!傷などあってたまるか!価値が下がるだろうがっ!!!」


 「…………」


 「…あら、ごめんなさい。少し熱がこもり過ぎてしまったわね。でもね、尊く、愛おしい、あの輝きを濁らせたくないの。そのためには『外』からの破壊ではなく、『内』からの破壊が必要なの。分かるかしら?私は今、怒り、悲しんでいるわ」


 「…………」


 「とりあえず、あの子は後で『お仕置』するとして、……はあ。こんな『ボロクズ』じゃ最高の美を表現することはできないわ。…まあ、でも仕事だし、元の依頼内容もアレだからほどほどに楽しむことにしようかしら」


 女には自身が恐れられている自覚が全くなかった。


 声色だけで浦須の心臓をキツく締め上げていることに気が付いていなかった。


 興奮して口角から泡を飛ばしながら語った自己の主張は、価値観の相違などという言葉で片付けられないほど無理解の果てにあった。


 今まで味わったことがない恐怖をくり坊に植え付けられたはずなのに、それを優に超える戦慄を女は浦須に与えていた。


 この女もまた、『兇悪』の徒であった。


 「ーーー申し遅れたわね。私は『毒蜂(どくばち)』。毒を操り、死を美しく飾る表現者」


 「退屈しない程度に私を昂らせてくれると嬉しいわ」





ーーーーーー





 ーーードクンッ!!!


 女が『毒蜂』と名乗った直後だった。


 身体全体に響いたかと思うほど大きな鼓動が、心臓の鼓動が響き渡った。


 やがて、視界がぐるぐると廻り始め、頭を金槌で何度も、何度も殴られているような、激しい頭痛が襲いかかってきた。


 「ーーーあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっ!!!」


 頭が割れて中身が出てしまうのではないかと思わせるような激痛が浦須を苦しめ、その苦しみに耐えかねた浦須は既に涸れた喉で叫びながら、頭を抱えて倒れ込んだ。それだけで飽き足らず、つい先程火達磨になった時と同様、床を転げ回り、のたうち回りもした。


 だが、当然痛みは収まらない。そして、頭痛だけでなく、内蔵が締め付けられる痛みと熱を感じた途端、


 「ーーーごぇっ。げぇっ」


 食道を熱いものが逆流して激しく嘔吐した。

そして、その間も耐え難い痛みが継続しており、自らが吐き出した吐瀉物に塗れながら、浦須はのたうち回り、苦しみ喘いだ。


 「あぁ……悪くないわ。毒の効きはまずまずのようね。毒を含ませた水を身体に浴びただけだから、効き目が弱いんじゃないかって心配だったけど、ちゃんと効いてくれてよかったわ」


 艶めいた吐息を漏らした毒蜂は、悶え苦しむ浦須の様子に安堵し、愉悦を滲ませている。

 発言から察するに、浦須が飛び付いた水がめに水を張り、そこに毒を盛ったのはこの女の仕業だ。

 そんなことは如何なる愚昧でもわかる話だ。

 だが、今の浦須にはそれがわからない。それをわかるための思考力が存在しない。

 脳は延々と続く苦痛をただ処理し続け、その解として、一刻も早く苦痛から逃れたい、紛らわせたい、解放されたいと、一向に叶えられない願望を吐き出すのみだ。


 ーーーいっそこのまま死んでしまった方が楽なのか。死んでしまえば、痛く、ないのか。


 頭の中に『死』が過ぎった途端、心なしか意識が薄らいで、あれほど苦しんでいた痛みが段々と遠ざかっていくのを浦須は感じた。次第に身体の動きが緩慢になり、小さく蹲るように動くのを止め、


 「うーん。ちゃんと効いてるのはわかったけど、これはちょっと興ざめだわ。ーーーまだ動けるで、しょっ!」


 「ーーーガッ…!」


 毒蜂の冷めた声が聞こえた直後、硬い何かが土手っ腹に強くぶつかり、浦須の身体が軽く打ち上がった。ーーー毒蜂に蹴り上げられたのだ。


 「ーーーぐばっ!ごほっ!ごほっ!」


 背中から落ちた浦須は途端、顔を横に向けて再度胃の内容物を地面にぶちまけ、咳き込んだ。再びの嘔吐だが、胃の中に固形物は既になく、薄く赤みがかった透明な胃液と、咳き込む度に吐き出された血が地面を少しずつ赤黒く染めていった。内蔵が傷付いているか、肋骨などの骨が何本か折れているのかもしれない。ーーーいったいどれほどの脚力をしているのか。女性の細脚から繰り出されたとはとても思えない威力だった。


 「……はぁあああ…はぁあああ…はぁあああ」


 強烈な蹴りを入れられ、尋常ではない痛みを感じる腹部を両腕で抱えるように押さえ、ゆっくりと息を吐き出す呼吸を繰り返した。気のせいかもしれないが、そうしていると痛みが軽減しているように感じられたからだ。


 「さあ立ち上がって。迫りくる『死』に抗ってみせて。もっと私を興奮させてっ!!……じゃないと殺すわよ」


 頭の中で金属がぶつかり合うような不快な音が鳴り響く中、毒蜂の昂揚する声と底冷えするような残忍さを感じさせる声がはっきりと届く。


 ーーーこのまま動かなければ、殺される…!


 地に身体が着かず宙に浮かんで無軌道に回っているように視界がぐらぐらと揺らぐ中、誰かの足が、ーーー毒蜂の黒く細い足がぼんやりとだが、ゆっくりと一歩近づいてきたのを捉えて、浦須はその言葉が嘘でないと直感した。


 「……ぅくぅっ…!……はぁ…はぁ…はぁ」

 

 奥歯を噛み締めながらまだ力が残っている左腕で地面を付き、よろめきながらも浦須は立ち上がった。既に膝が笑っていて、気を抜けばすぐに倒れてしまいそうだが、倒れてしまったら最期、毒蜂に嬲り殺されると、それだけは避けなければと、いっそう気を張って立ち上がって見せた。


 「ーーーうふふ。そう、それでいいわ。…でも、まだよ」


 浦須が立ち上がる様子に、毒蜂は満足気に笑みをこぼす。だが、近づいてくる足は止まらず、ゆっくりと、でも確実に浦須との距離を詰めてくる。ーーーただ立ち上がるだけでは未来は変えられないということだ。


 「……はぁ……はぁ…ごほっ!…………はぁ……はぁ……」


 毒蜂に背を向け、荒い息遣いで時折血痰を吐き出しながら、一歩、また一歩と震える足を前に進める。その速度は敢えてゆっくりと距離を詰める毒蜂の歩みよりも尚遅い。



 一歩足を前に出す……足を前に出す……前に……前に……



 もっと早く歩かなければ追いつかれると自覚してはいる。だが、体力も気力もとうに限界を迎えており、急く気持ちとは裏腹にこれ以上早く身体を動かすことができない。故に浦須は一歩ずつ足を進めることに全神経を集中させた。と言うよりも、意識が白み、薄らいでいく中、複雑な思考をすることが出来ず、それだけしか頭になかった。気づけば全身の火傷の痛みも、割れるように痛かった頭痛も、強烈な蹴りによる鈍痛もどこか遠くに行ってしまっていた。




 「ーーーーーーーーっ!」




 浦須の背中の方から女の嬌声が聞こえた気がしたが、一歩進んだらそれも気にならなくなった。そして、また一歩進んだときには、どうして自分は歩き続けているのか、その理由が分からなくなってしまった。





 ーーーそして…また一歩……前に……前に…………





 ーーー何歩目だったか。足裏が何かを踏んで滑り、気が付けば、浦須の視界には空が広がっていた。





 ぼんやりとした藍色の中に朧気な雲が溶け込んだ空。そこに黄金色に輝く光が加わって、美しく彩られた朝焼けのきれいな空だった。





 ーーーきれいだなぁ……





 虚ろな目に映る景色は眩く輝いていて、浦須は感嘆の声を心の中で洩らした。本当は口に出してそれを言いたかったが、もはや唇を動かし、喉を鳴らす力さえ残っていない。仰向けに倒れた全身は、まるで接している地面と一体になったかのようで、そこから動くという選択肢を万に一つも与えないでいた。





 「ーーーー」





 そうして美しい朝焼けの空をぼーっと死んだように動かないで眺めていると、視界の端の方で何かが動くのを捉えた。





 「ーーーー」





 何かは黒い影となり、地面に倒れて動けない浦須の方へ迫ってくる。





 「ーーーー」





 ゆっくりと進む時間の流れの中、黒い影は朝焼けの綺麗な空を覆い隠すように次第に大きくなっていく。





 「ーーーぃゃだ」





 大きくなって、大きくなって、動けない、大きく、大きく、動けない、近づいて、近づいて、近づいて動けない近づいて近づいて動けない動け落ちてくる落ちてくる落ちて落ちて動け落ちておちてうごけうごけうご、









 「ーーー死にたくない」









 視界全てが真っ暗になって浦須の意識は途絶した。





タイトルは「かんせいのあ」と読みます。

「井の中の蛙大海を知らず」を表す四字熟語だそうです。全然知らなかったですが、何か漢字がカッコよかったので採用してみました。

因みにその後に続く言葉はてきとーな造語です。なんとなくのニュアンスで伝わればいいなと思う一方、伝わったら伝わったで厨二っぽいなとか安直だなとか思われたら恥ずかしいなと投稿直前に保険を掛けようとする情けない作者でした。チャンチャン。

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