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89、ジェフリーとチェルシー

 コンラート家の人たちから見たら、私が突然身なりのよろしくない人たちを連れてきた、という認識だ。言いたいことはたくさんあるのだろうが、怪訝そうな秘書官さんたちには目だけで合図を送って黙らせた。

 女性ものの衣装はいくらか予備があったし取り出すのは苦労しなかったが、問題は着る側だ。なにせ彼女はこれでもかというほど汚れており、ただ着替えさせて解決する問題ではなかったのである。


「先にお食事を取ってくださいね」


 余っていた食料はパンと焼いた腸詰め肉に林檎くらいだったが、二人には十分だったようだ。

 盆を受け取ると、床の上で食事をはじめる二人。せめて敷物の上で食べてはと言ったが、敷物を汚してしまうからと遠慮するのである。

 ウェイトリーさんに宿をもう一部屋確保してもらうと、探検を終えたヴェンデル達が戻ってきた。ジェフリー達に不思議そうな顔を向けるが、異臭にも関わらず「こんにちは」と挨拶するのは、二人が礼儀正しい証明だ。

 その様子を遠くから眺めていたアヒムはこっそり耳打ちしてくる。


「食事与えて服渡すだけで十分じゃないですか。宿まで提供してやる必要あります?」

「着替えさせるならそれなりに身ぎれいにしてもらわなくちゃ意味ないでしょ」

「そりゃそうですけど、ならせめて金渡すだけじゃ駄目なんですか。……なにがどうして生きているのかわかりませんが、奴さんに関わるのは反対ですよ」

「……アヒムはどうして彼が生きているのか興味はない?」

「興味はあります。だけど危険を抱え込んでまでしてやることじゃない。お嬢さんだってわかってるでしょ、奴さんが生きているって、あの男が知らないはずない」

「そうね。正直、処刑の話は嘘だと思ってたから」

「えぇ?」


 私が疑ってたのはアヒムに話したことはなかったか。

それはそうと、ダヴィット殿下殺しの犯人であるジェフリーは、公には処刑されたとなっている。

 アヒムは止めはするものの、私が引かないとわかっているのか、本気ではなさそうだ。みすぼらしい姿を晒す元上級武官に感じるところがあったのか、気難しげに腕を組んだのである。



「言いたいことはあるんですが、まぁいいでしょう。ですが恩を売ったからって話すとは限りませんよ」

「わかってる。半分は興味だけど、もう半分は自己満足なの。ご縁といったのも嘘じゃないのよ」

「……あいつらが少しでも変な行動起こしたら、おれは遠慮しませんからね。なんと言おうがたたき出しますよ」

「そういうことする人ではないと思うけどなぁ」

「そういうことを心配するのがおれの仕事なの」


 アヒムの心配はともかく、部屋の確保を確認すると二人を宿屋へ連れて行った。まさか一部屋用意されているとは思わなかったのだろう。ジェフリーはこれでもかというほど萎縮してしまう。そこをとにかく押し切ったのである。

 ただ、妹さんをお風呂に入れるのはジェフリーに手伝ってもらう必要があった。最初は兄妹と言えどとも思ったが、ジェフリーがいないと彼女の挙動が落ち着かないのである。もはやあれは介護というべきだろう。ジェフリーは手際よく妹を風呂に入れていくのだが、途中、使用人さんに呼ばれて彼女の頭部をのぞき込む。


「……切りましょうか。これはそうでもしないと厳しいわ。あなたもよろしいですね?」

「髪を、ですか……」

「髪はまた伸びます。このままの状態の方がよろしくありませんよ」


 ジェフリーは渋ったが、ほとんど有無を言わさず鋏を持ってきてもらうと、頭シラミの巣窟となってしまった髪を切り落とす。想像していたより遙かに長い時間をかけ、妹さんを着替えさせた頃には夕方だ。

 汚れて亡霊のようだった妹さんは、痩せすぎではあるが、極々普通の三十代前半頃の女性となったのである。腹も満ち、風呂で疲れてしまったせいか、終わった頃には寝台の上でぐっすりだ。


「それじゃ次はあなたも身綺麗にしてきてください」


 着替えは妹さんを風呂に入れる間に手配済みである。

 その合間に私も流した汗を拭いて、ひとまずすっきりである。ウェイトリーさんにはアヒムから事情が伝わっているし、宿は随従分含めまるまる借り切った状態なので余計な人が行き来することもない。

 食事の時間になるとヴェンデル達含め全員が食堂に集合しており、身支度を調えたジェフリーもやってきたのである。


「妹はまだ眠っています。ここのところほとんど寝ていなかったので……。ここまでしていただいて、本当に……」

「お礼はそこまでで結構です。チェルシーさんの食事はあとでお願いしておきますから、いまはあなたもゆっくりお食事を取ってくださいな。先ほどは食べさせてあげるのにいっぱいで、ほとんど食べられていないでしょう?」


 年上の男性に頭を下げられ続けるのはどうにも居心地が悪い。私の席の近くにはそれとなくアヒムが腰を落としていて、何気ない表情でスープを啜っているが、ジェフリーの動きに注目していた。

 肝心のジェフリーは、見たところこちらの用意した衣類以外なにも纏っていない。顔の腫れは引かなかったが、印象は大分こざっぱりとしたものになり、こうしてみると品の良いおじさんといった様子である。


「……そのお顔は気になるところですね。ヴェンデル、あとで診てもらえる?」

「いいよ。塗り薬も用意しておく」


 近くに座り聞き耳を立てていたヴェンデルもあっさり了承。驚くジェフリーには向かいに座るよう手の平を差し向けた。


「我が家で一番医学の心得があるのはあの子です。下手な医者より頼りになりますから、ご安心くださいな」

「……いいえ、お若いのに立派なことだと感心していたのです。ですが私の顔は気になさらないでもらいたい。これは……私が治療を拒否した故の結果です。視界にはさほど支障がありませんし、どうかその薬は別のことに役立ててください」


 どうもジェフリーは自身のことを蔑ろにする傾向がある。気になるところだが、それより早く頭を下げられた。


「礼は結構とのことだが、どうかこれだけはお許し頂きたい。いまさらになってしまうが私はジェフ、妹のチェルシーと申します。一度は辞退したが、実はほとんどの路銀が尽きて困窮していたところでした。貴女にお声をかけていただいて、本当に助かりました」

「ジェフさん、ですね。私はカレンと申します。ファルクラムにあるコンラート家のまとめ役を務めさせてもらってます」


 コンラートの名に、一瞬だけジェフリーが目を見張った。彼と私、面識があるように思うかもしれないが、実際は私が一方的に彼を知っているだけの間柄だ。彼からすれば私は主の父親の側室の妹というなんとも縁遠い関係。せいぜい数回すれ違った程度の人物を覚えているのは難しいだろう。


「コンラートの名は、私もいくらか覚えがあります。そうですか、いまファルクラムの情勢はまったくわからないのですが……」

「……そう仰ると言うことは、ジェフさんはファルクラム出身の方?」

「しばらく前まで、さる御方の元で剣を握っておりました。事情があり国を離れたのですが……」


 運んでもらった食事は野菜と干し肉を柔らかくなるまで煮込んだスープと、小麦を練って茹で上げた短い麺と炒めた肉を混ぜ合わせたパスタ料理もどき。味が濃いめなのは旅人が多く利用するためなのと、酒に合わせるためだろう。あとで喉が渇きそうな味つけだけれど、焼きたてのパンは外パリ中ふわっふわの素晴らしい焼き加減だ。豚肉の塊を豪快に焼いたステーキは焼き目から肉汁があふれ出して食欲を誘ったし、芋を潰して塩や香辛料で混ぜた付け合わせに最適だった。私はあまり肉を食べないので、ステーキはほとんど彼のために用意したものだ。

 お米と梅干しと豆腐とおあげの味噌汁食べたいと訴える心の欲求はさておき、ジェフリーの正体には気付いていない体で聞き役に徹する。

 ジェフリーの肩に重石がかかったかのように落ち込んだ。


「妹を連れ亡き祖父母の故郷を訪ねたのですが、とてもではないが住めるような環境ではなく……妹をご覧になればわかるでしょうが、あのような状態です。腰を落ち着けて暮らすのは難しいと判断し、知り合いを頼って帝都へ向かう途中でした」

「あら、では帝都にお知り合いが?」

「世話になった方と申しますか……。頼れるかどうかはわからないのですが、一度働き口を斡旋してくださった方です。他に身寄りがありませんので、なんとか縁を繋げたらと村を出たのですが」


 彼女は人の多いところだとパニックを起こし泣き叫ぶことがある、ぽつりぽつり語り始める。本当は長閑な田舎でゆっくり暮らしたかったが、彼女の気質が田舎に合わなかったと言う。

 ジェフリーは誤魔化していたが、これについては後々ウェイトリーさんが見解を述べている。

 おそらくは正気を違えてしまった彼女を、田舎の人々は受け入れられなかったのだ。

 田舎ではままあることらしく、地域によっては彼女のような人は小部屋に閉じ込めて餓死を誘うことも珍しくない。

 結局妹を連れて田舎を出たジェフリーは都会で仕事を捜し、人に彼女を看てもらう方針に切り替えたのだ。

 本当は路銀を稼ぎながら移動したかったらしいが、旅が続くとチェルシーは不安定になった。

 ……もしかしたら人の悪意に触れてそうなったのかもしれないが――。

 チェルシーは目を離すとすぐにどこかに行ってしまう。病んだ妹連れではまともに雇ってくれる者もおらず、小遣い程度の金を稼ぎながら、不足分は所持品を売って日々を凌いでいたそうだ。


「帝国とファルクラムを繋ぐ国境門は、いまや通行券がなくとも通れるようになっていると聞きました。ですがあまりに酷い身なりのものは衛兵に見咎められるようで……」


 彼と妹はここで足止めを食らい、財布事情を鑑みてもいまさら戻るわけにはいかなくなったのだった。その後は仕方なく帝都に渡るという商人に金を渡して『知り合い』に手紙を送るよう頼んだのだという。返事を待つ間は一番底辺の木賃宿に寝泊まりしていたというが、彼のやつれ具合をみるにその金すらも尽きたのではないかという疑いすらある。

 それ以上をジェフリーは語らないが、身を守る術がなく、また危険という概念がないチェルシーを連れた道中は苦労が多かったのだろうと見て取れる。

 介護という単語と、日本でも様々流れていたニュースを思い出した。


「皆様方は明日国境を越えられるのですよね」

「ええ、そのつもりです。よろしければ、ジェフさんのお知り合いの方に私から連絡を取ってみてもいいですが……」

「いえ、それはやめておきましょう。私は衛兵に国境を越えるのを止められた身の上だし、素性が保証できないのも確かなのです。それに……私に関わると貴女に迷惑がかかる」


 どう迷惑がかかるのかは告げず、思い詰めた表情で指を組み合わせる。

 

「まあ、そういうことでしたら深くは詮索いたしません。とりあえず料理が冷める前にお食べくださいな。足りないようでしたらお代わりもお願いできますから、遠慮なさらずにどうぞ」

「……お言葉に甘えさせていただく」


 ……私も以前通り肉を食すようになってきたが、いま量を控えているのは単純に油がきつすぎて後が怖いせいである。なにせ道中は質よりカロリー重視なのに、歩こうとしても「危ないから荷馬車にいてください」と追いやられることが多い。

 しかし四十代の彼に食べきれるだろうかと心配していたが、腹を空かせていたのかあれよあれよと料理が口の中に消えていく。彼の一口は女子供の何口分だろうか、吸い込まれるように消えていく肉にヴェンデルやエミールは目を見張ったし、ここまで豪快な食べっぷりも久しぶりに見たかもしれない。具体的に述べると若かりし頃の空きっ腹のアヒムくらい。けれどジェフリーはナイフやフォークの使い方も綺麗だし、元城付きとあって食べ方を不快に感じさせないのは流石であった。

 ひととおり腹を満たすと、礼代わりにもならないかもしれないが……と、ジェフリーはこのあたりの野盗の出没状況や、良心的な商人の名前を教えてくれる。国境門とあって人の往来は多いがその分悪質な商人も多いようで、泣きを見る旅人も多いらしい。彼はそんな人々をつぶさに観察し、時に情報を仕入れていたらしかった。

 ウェイトリーさんは相づちを打ちつつも目を光らせていたので、あとでメモにでも纏めるのかもしれない。

 ジェフリーは知っている限りの情報を私たちに教えてくれた。彼のおかげで不備なく明日の準備は滞りなく完了するだろう。

 彼の身なりも綺麗になったし、もしかしたら門を越えることも可能かもしれない。そんな話をしてみたが、どうやら一度目を付けられてしまった者は簡単に通してもらえないらしい。詳しく尋ねると、どうやら衛兵隊長に怒鳴られたチェルシーがパニックを起こし噛みついてしまったことがあるようで、なかなか通してくれないようだった。もうしばらく粘ってみますと苦笑で返されたのである。

 本当は一緒に来ますか、と尋ねようと思ったのだ。だがアヒムでさえ気付いた彼の正体、連れて行くリスクを考えると簡単には言い出せない。というか、犬猫じゃないんだからほいほい二人もの人間、しかも一人は正気を失っている女性! を拾えるわけじゃないのである。

 彼の憔悴も想像以上。人柄的にも真面目そうで、この状況で「あなたジェフじゃなくてジェフリーですね」と殿下殺しについて言及するのも難しい。そもそも答えてくれるかも怪しい。道中一緒に行けるならともかく、ジェフリーは門を越えられない。けれど私たちは明日には国境を越えたいし……と悩んだ結果、満たせたのは自己満足の方だけだった。彼には私の手持ちから宝石を渡し、しばらく凌げるだけのお金と、いくらかの薬を用立てるだけで終わったのである。ジェフリーは必ず返すと約束したが、人にお金を貸すときは返ってこないものとして考えるのが賢明だ。期待しないものとして笑うだけで終わった。

 翌日になると、門前まで彼らは見送りに出てくれた。いくらか血色の良くなったチェルシーの手を繋ぐジェフリーの表情は、昨日に比べれば随分明るい。早朝、幼い子供のようにぐずっていたチェルシーは童のように無邪気な笑顔と仕草で馬車に向かって手を振っていた。

 二人に見送られ、荷馬車は門を通過する。私たちを乗せた馬車が門を越えたところで――待ったをかけた。

 アヒムはなにも言わず、ヴェンデルは聞いてもいないのに「好きにしたら」と呟いた。エミールだけがわけもわからずあたりを見回している。

 馬車を降りると、すでに待機済みのウェイトリーさんが軽く頭を下げる。


「後方に二人が寝泊まりできる程度の隙間を作っております」


 以心伝心……いやこれは当主代理の困った思考を読みあてただけの結果だろう。

 どういうわけか馬車から降りてやってくる私をジェフリーは戸惑いがちに見下ろしていた。


「ジェフさん。見たところ結構な筋肉をしてらっしゃいますが、腕に覚えはありますか?」

「腕、ですか? それでしたら、人並みには一応……」

「それはよかった。でしたら護衛にもう少しほしかったところです。雇い賃は朝にお渡しした分で足りますね」


 ここで、ジェフリーは私がなにをいいたいのか悟ったらしい。いや、しかし、と言い淀み狼狽えた。ええい、困っているのは本当だろうに、好条件を前になにを迷っているのか。ジェフリーの返事は待たず、近くに居た衛兵……とりわけその中で階級が上の男性に向かった。 

 私をじい、と見つめる衛兵隊長は真面目そうな男性だった。後ろの二人をチラリと見ると、髭を撫でつけながら訊ねたのである。


「貴女方があの二人をお連れになるのですね?」

「ええ、こちらの護衛として帝都まで雇います。私共は身分を保証できる者ですし、問題ありませんよね」


 正直、ここでいくらかごねられるのは覚悟していた。彼はチェルシーに噛みつかれたという話だったし、良い印象を抱いていないだろうと考えていたのである。

 しかし、衛兵隊長の反応はこちらの予想に反するものだった。


「わかりました。狼と熊の出現が確認されているので周囲には目を配ってください。それに朝夕の冷え込みも厳しいままです。くれぐれも気を付けて」


 拍子抜けしていると踵を返し、同じようにびっくりしているジェフリーに向かっていくと、彼の肩を叩いた。


「よかったな、気をつけて行けよ」


 それだけ伝えて、二人の通行を許可したのである。

 こうなってしまえばこちらのものだ。チェルシーを後方の荷馬車に座らせ、その隣に所在なさげなジェフリーが落ち着いた。しかし彼の顔は目立つな……と、あたりを見回して、ふと馬車の奥に目が走る。どうしてこんなのが積んであるのかわからないが、鈍い輝きを放つ兜が転がっていたのである。なお周囲には甲冑なんてどこにもない。本当に頭部部分しかなかったのだが、丸みを帯びた頭部に顎まで覆われるデザイン、思わず手を取ってジェフリーに振り返る。

 狼狽えるジェフリーの頭部にそれを被せて、上から下まで観察した。

 ……うん。旅人風の装いに頭部だけ兜って漫画やゲームにあるようなコス、いざ実物を見ると違和感がすごい。

 この格好、なんだかすごい猛者か、そうでなかったらただの間抜けな人なんだけど……。まあ、別に悪くないんじゃないだろうか。


「カレン殿……これは……」

「じゃ、後方の見張りはお任せしましたからね。『ジェフリー』さん」


 兜の奥で息を呑んだのが伝わってくる。

 かくして拾った大人二名、当面の処遇が決まった瞬間であった。

 


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[一言] カレンちゃん...(涙) 優しいなぁ。カレンちゃんの周りは本当に居心地良いでしょうね。 エミールよりヴェンデルがカレンを理解している。 切ないですね。エミールも切ないんじゃないかな。大好き…
[良い点] 旅は道連れ世は情け… この出会いが後にどう影響していくのか気になりますね。
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