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『わたし』の章

はじめまして、わたしは神乃木 俊と申します。

2018年から研修医として働きはじめ、物書きとしての活動はかれこれ四年ほど経ったでしょうか。


最近とみに思うのですが、ネット社会が賑やかになり、数年前では考えられなかったような新しい驚きと楽しみを届けてくれますね。


とんでもない縛りプレイを何年も掛けて完走するゲーム実況の方もいますし、素晴らしい音楽と映像を発信し続けてくれる作り手さんもいます。ユーチューバーやティックトッカーは元気をくれますし、まさかのまさか、デジタルユーチューバーという新しいカテゴリーも台頭しています。


わたしも小説を書く立場として思うことですが、ジャンルは異なるにせよ、なにかを表現しようとする人たちには「おお、同志よ」とハグしたい気持ちになります。(ありがた迷惑でしょうが)

ネット社会は間違いなく、作り手にとってのフロンティアといえるでしょう。


ですがフロンティアに赴く冒険者たちが増えれば、当然ながら、かつて賑わいを見せていた繁栄地は衰退を免れません。


たとえば出版業界。

出版業界としての売り上げは毎年6%ほど減少していると記憶しています。マンガ雑誌の廃刊は相次ぎ、小説もなかなか売れません。電車に乗ると本を読んでいる人がすくなくなったように感じますが、きっと気のせいではないでしょう。


ほかにはテレビ業界。

かつてのような共通項になり得るコンテンツが減少し、視聴率を稼ぐのは難しくなっていると聞きます。『テレビ離れ』という言葉が騒がれて久しくなりますが、筆者自身、あまりテレビを見なくなりました。みなさんはどうでしょうか。



代わりに勢力を拡大しているのは、やはりスマートフォンでしょう。

電子書籍や動画配信サービスの売上は好調と聞きます。スマホゲームも好調で、調べてみると、大手ゲーム会社の重要なシェアを占めつつあります。


スマホと相性が良い分野は伸び、そうでない分野は苦戦を強いられる。


おそらくこの方程式は継時的に加速していくことでしょう。わたし自身も紙媒体の方が断然好きなのですが、なるほど、考えてみると電子書籍もなかなか悪くない。重い本を旅先まで持ち歩かなくて良く、気兼ねなくどこでも開ける。これからも小説の紙ベースの売り上げは落ちていってしまうのではと危惧しています。


スマートフォンによる変化はそのほかにも、映画や音楽などのあり方にも影響を及ぼしていそうです。詳しくはまた別の機会に。


テクノロジーの進歩は、既存の社会のあり方を変えつつ、同時に、そこに生きている人たちの価値も変えていくことでしょう、『事実』と『価値』はときに手を取りあい、またときには相いれずに分離しながら『現実』を形作っていきます。


そして現在、テクノロジーは凄まじい勢いで加速度的に進化しています。


来たる2045年にはもしかしたら『シンギュラリティ』が到来し、優れた機械が自分より優れた機械を作ることが実現して新世界が到来するかもしれない。そのような未来がまことしやかに噂されています。


そのときわたしたちがいる世界がどうなるか。不安もたしかにありますが、どちらかといえばわたしには楽しみでなりません。


そんな激動の時代にいるに当たって、わたし自身は言葉の使い手として活動しているので、これからは小説だけでなく社会の在り方にも眼を向けながら、自分の考えや感じた想いを書き連ねていくことにしました。


そこで私が据えたテーマは『友人』『健康』『職業』『お金』『教育』『旅』『野心』の7つです。


これらは人間が生きていくうえで避けられない普遍のテーマだと思います。

この7つに対して、心理学・医学などを駆使しながらわたしの独断と偏見で語らせて頂きたいと思います。


それではこの7つに興味がおありで、お付き合い頂ける方はまた次回でお会いしましょう。

次回は『わたしの章の補足』『脳』『価値』のお話になります。

次次回のテーマは『友達』です。


*仮予定

次々次回のテーマは『健康』または『職業』

次々次々回のテーマは『職業』または『健康』 


各章は数回に分かれて投稿します。予定なので変更はあるかもしれません。



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