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詩集:ハレノチクモリ 時々 あなたとわたし

たとえば私が消えても、誰も悲しまない

たとえば私が消えても 誰も悲しまない

ポツンと開いた穴は 次第に大きくなって

たとえば私が消えても 誰も悲しまない

思いに駆られ 覆いつくされそうになる


それは

真夏の酷い日照りのようで

それは

真冬の酷い寒波ののようで


耐えられない枯渇を生む



たとえば私が消えても

タトエバワタシガキエテモ


ダレモ……


思いが支配し

闇が手招く


私は 誰に悲しんでほしかったんだろう

誰に 気にかけてほしかったんだろう


そうだ


ほんとうは



たとえば私が消えたら悲しまなかったのは

私が消えても 悲しくなかったのは


私だったんだ

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― 新着の感想 ―
[一言] みきすけさん、なんか、意味深ですねぇ。 今の世の中、誰にも知られずに消えて無くなることなんて不可能ですよ! たぶん…。 けっこう、買ってるんですよ。 鉄人を継承する男としてネ!
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