迷子の少女
ここは日ノ本。こちr(ry
ルビーとレットは、街のほうへ行って、情報を集めようとしていた。
しかし、思うように集まらない。
大半の人は日本語で話すため、ルビーは分からない。
ルビー「うーん…一体どこに行ったのか…」
レット「…アニーにロート達を任せたが、大丈夫なのか?」
ルビー「大丈夫よ。アニーああいうの慣れてるから」
レット「ならいいんだが…」
「…うえーん…おかあさんどこー…」
ルビー「あら?」
頭に赤い大きなリボンをつけた、小さな女の子が泣きながらあたりを見回している姿が見えた。
その少女が見えた途端、ルビーはレットの手をつかんでいた。
ルビー「レット、通訳よろしく♪」
レット「え」
レットが言い切る間もなく、ルビーはレットを引っ張って少女のもとに向かった。
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「日本語」、『英語』
途中、レットが「いちいち通訳するのも面倒だから俺が直接話す」といったのでそうなった。
レット「…おい」
「うぅっ…う?」
少女はレットの顔を見たとたん…
急に泣きやんで突然笑顔になり、レットに抱きついた。
レット「うわああ!?」
ルビー『え?何?レット何か言ったの?』
レット『知るか! ただ一言“おい”と言っただけだ!!』
「ごうきー!」
レット「だー!!俺はごうきじゃ…え?」
「うー? ごうきじゃないのー?」
数分後。
どうやら少女は、誰かとレットを見間違えたようだ。
話を聞くと、両親の仕事の関係で一緒にいたが、途中で逸れてしまったらしい。」
レット『…そういうことらしい』
ルビー『なるほどね…』
少女は、再び泣き出しそうになる。
ルビーは、少女に優しく声をかける。
ルビー『大丈夫。私たちが君のお母さん、一緒に探してあげるよ。
だから、もう泣かないで』
少女は、キョトンとしてルビーをみる。
レットがルビーの言ったことを通訳し、やっと通じた。
少女は笑顔を見せた。
「ありがとう!」
ルビー『…あ、そうだ。レット、名前』
レット「あ、ああ。お前、名前は?」
「カレンだよ!文月カレン!」
レット「俺はゆ…レットだ。あいつはルビーだ」
カレン「よろしくね!…あ、そうだ!」
少女は何かを思い出したらしく、肩にかけていたバックからメモ帳を取り出す。
あるページを指差して、二人に見せる。
メモ帳には、どこかの建物の写真と、建物の所在地らしきものが書かれている。
カレン「カレンのおねーちゃんとおにーちゃん、ここにきてるんだった!」
レット「…それって…」
レットには、どこか見覚えがある建物だったらしい。
メモ帳に書かれた建物の名前を、無意識に口にしていた。
レット「──死神部隊本部…」