表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/19

助っ人

突然、ラナーテがその場に倒れこんだ。


その原因は…

ファイが、何らかの方法でラナーテを気絶させたからだ。


ファイ「大丈夫だったかい?」


ファイの言葉で、思考が戻った。

何故か笑顔である彼に対して、ブレイは多少不快感を抱いた。


ファイ「…君らしくもないねぇ…こんな蔓に引っかかるなんてね。

 よっぽど彼のことが心配だったんだね」


図星だった。


ブレイ「…君はどうやってこの場所にいるとわかったんだ?」


ファイ「うーん…そうだね…」


思わず動揺してしまい、多少声が上擦っていた。

ファはそのことに対して、数秒ぐらい間を空けてから満面の笑みで答えた。


ファイ「…勘。かな」


ブレイ「…嘘だろ?」


ファイ「あ、分かる?」


ファイの一言に思わず脱力した。

ブレイの様子を見て、ファイはからかう様に言った。


ファイ「冗談だよ。本当はフィーが教えてくれたんだ」


ブレイ「フィー? あんな幼い彼女が?」


ブレイの言葉に、クスクスと笑うかのようにファイが言う。


ファイ「幼いからってあんまり見縊らない方が良いよ、彼女怒らせると案外怖いからな…後で痛い目見るよ。 特に…喧嘩とか、ね」


ブレイ「…え?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ