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東方霊亜伝  作者: 神夜 晶
紅魔異変
9/34

東方霊亜伝 番外 

こんばんは~神夜晶です!


皆様メリークリスマスです


皆様は楽しく家族とケーキや美味しい物を食べていると思います


その点、私は部屋でPCしています


私の生きる意味って一体・・・


まぁ、私みたいなゴミは放っておいて


霊亜伝の番外をやろうと思います!


クリスマスバージョンという事で・・・


気軽に『こういう内容か』的な感じで読んで下さい!


もしかしたら短いかもしれません><


其処の所は御了承下さい


でわ、どうぞ~

霊亜は泣いていた

何故か? それはクリスマスなのに一人だからだ

世間は家族で美味しい物を食べて賑やかだろう

母親の霊夢は朝から用事があると言って出かけたのだが戻って来ない

現在の時刻はPM 7;00だ



「僕はママにとって、お荷物なのかな……?

居ない方が良いのかな……?

誰か教えて……」



その問いに誰も答えてはくれなかった

霊亜の頬に大粒の涙が溢れかえっていた

今まで霊夢が異変を解決して来たが

その度に博麗神社で宴会を行なったが

一度も外に出してもらえなかったのだ



霊夢本人に聞いたら『時期が来たら紹介するから待ってて』

としか言わなかった

因みに今は地霊異変が終わった後だ

そんな時にコンコンと誰かが襖を叩いた



「誰ですか……?」



「私だよ、フランだよー」



「フランお姉ちゃん?

こんな夜にどうしたの?」



霊亜は襖を開けた

いきなりフランが飛び付いて来て二人共倒れた

ゴチーン!霊亜が頭を打った

余りの痛さに涙目になった



「いった~……」



「ごめんね? 大丈夫?」



「うん、平気……それよりどうかしたの?」



「うん、霊夢に頼まれて来たの」



「ママに?」



「うん、私と霊亜は一番仲が良いから

霊夢が『話し相手になってあげて』って頼んで来たの」



「ママが、フランお姉ちゃんに?」



「うん!あの霊夢が頭を下げてまで頼んできたから吃驚しちゃった」



「あのママが人に頭を下げた……」



「霊亜?」



霊亜はぶつぶつと呟いて考えていた

内心驚いていたのだ

それも、その筈

強気で自由な霊夢が“頭を下げた”のだから



「え? あ、何?」



「ぶつぶつ言ってるから大丈夫かなって」



「うん、大丈夫

あのママが頭を下げたっていう事に驚いてるだけだよ」



「確かに驚きだよね

でも、真剣な表情だったから“何か”あるんじゃない?」



「何か……」



「取り敢えず何か、お話しよう?」



「うん、そうだね」



其処から30分程掛けて話をした

最近はどうだったとか、そういう話題だ

話してる途中に誰かが襖を叩いた

トン!トン!トトトン!

変な叩き方である



「あ、来たみたいだね」



「来た? 誰が?」



「う~ん……もう少しで分かるから向こう向いててくれる?」



「? 分かった~」



フランは襖とは反対方向を霊亜に向かせた

その隙にフランは外に出る

霊亜は襖が閉まった音を確認すると襖の方を見た



「一体何があるの?」



霊亜は一人考えていた

そんな時襖が開けられた

その音に気付いた霊亜は開けた者を見た



「霊亜」



「マ……マ……?」



「そうよ? まさか母親の顔を忘れたんじゃないでしょうね?」



「ママーーっ!!」



「おっとっと」



霊亜は霊夢に抱き付いた

朝から夜まで寂しかった想いが込み上げて来たのだ



「寂しかったよぉぉ~……うわああああん!!!!」



「はいはい、悪かったわね

少し準備に手間取っちゃってね」



「準備?」



泣きながら霊夢に尋ねる

霊夢は『そう、準備』と言う



「いつだったか言ったでしょ?」



「何を?」



「時期が来たら紹介するって」



「うん、言ったけど……まさか!?」



「そう……今まで異変を起こした者、全員に来させたわ」



「フランお姉ちゃんが

ママが頭下げたって言うから何かなって思ったけど……」



「そうよ、全てはアンタの為よ

私の可愛い息子♪」



霊夢は笑顔で霊亜に言った

霊亜は今日ほど嬉しいと思った事はないだろう

自分の為に母親が何かをしてくれたのは

霊亜にとって最高のクリスマスプレゼントだった



「う……うええええええん!

ママ大好きーーーー!!!」



「アンタ泣き過ぎ……

でも、仕方ないか

今まで寂しかったでしょ?

これからはアンタも幻想郷の仲間入りよ!」



「うん!」



泣きながらも笑顔で答える霊亜

霊夢は『さぁ、行くわよ!』と言って襖を開けた

其処には大勢の妖怪、妖精、神が居た



『メリークリスマス!』



「これが今日からアンタを幻想郷の仲間として

迎えてくれる者達よ、ほら挨拶して」



「うん!

えっと……博麗霊夢の息子で霊亜と言います!

皆様、これから宜しくお願いします!」



『……宜しくねーーー!!』



ペコリと霊亜は、お辞儀をした

数秒間沈黙が続いたが一気に拍手などが起きた



「どう?」



「うん、凄く暖かくて優しくて

何より……嬉しいよ!」



「そう、私も頑張った甲斐があったわ

(アンタの笑顔を見る為にね)」



「何か言った~?」



「何も言ってないわ

それより今日は朝まで飲んで食べまくるわよ!」



「おー!」



こうして霊亜は幻想郷の全てに認められた

後日博麗神社にタンマリと、お賽銭が入っていたのは言うまでもない

余談だが幻想郷のマスコットキャラクターに霊亜が選ばれたらしい

ふぅ・・・


何とか書き終わりましたw


殆どが語り手?でしたけど大丈夫かな・・・


まぁ、駄文は書く前から決まってましたけどねw


それでは、皆様よいクリスマスを、お過ごし下さい


(孤独最高ー!(笑))

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