第22話
どうも、神夜晶です
今回は萃香VS霊夢&魔理沙になります
何とか書き終わりたいな~・・・w
スペルカードが出ますが
少し設定とか変わってるかもしれません
其処は・・・多めに見てやって下さい><
まぁ、駄文というなの駄作ですが
暖かい目で見てやって下さい><
※(戦闘描写苦手なので過度な期待はしないで下さいね?)
でわ、どうぞ~
霊夢と魔理沙は先ず
紫の下へと向かった
例え強くなったとしても
居場所が分からなければ意味が無いのだ
そして二人は数分掛けてマヨヒガに到着した
「「紫、出て来い(なさい)!」」
二人はドアを開けて紫を呼んだ
数秒後に紫が出て来た
後ろには式の八雲藍が一緒に来た
「あら、二人して……
再度、挑戦しに行くのね?」
「「えぇ(おう)!」」
「分かったわ
藍、少し出掛けて来るわね」
「分かりました!
暗くなる前に帰って来るんですよ~?」
「アンタは私の母親か!?
子供じゃないんだから
心配、御無用よ」
「そうですね
それでは、お気を付けて」
「えぇ、留守を頼むわ」
「はい」
「それじゃ、二人共
案内するわ
着いてらっしゃい」
「「頼むわよ(頼むぜ)!」」
「はいはい、頼まれましたよ」
紫は、おちゃらけ気分で答えた
二人は『真剣に頼んでいるのに……』と
心の中で呟いていた
~そして数分後~
霊夢と魔理沙が紫に案内された場所は……
「「湖?」」
そう、湖だった
湖と言えば一つしか無い
紅魔館の近くにある大きな湖だ
此処に萃香は居るみたいだ
「えぇ、此処に居るわ
彼女も今の貴方達の事を見たのか
広い所で戦いたいみたいね
良いんじゃないのかしら?
“決着”の舞台にはね……?」
「「決着……(必ず勝つ!)」」
紫が何時も持っている扇子で
口を隠しながらニヤリと妖艶に微笑んだ
決着という言葉に二人は更に顔を険しくさせた
「さぁ、出て来なさい
どうやら今回の二人は
前回より手強そうよ?」
『ふっふっふっ
手強いだろうね
何たって私は
お前達が修行してる所を見たからね~』
「「趣味悪……」」
『五月蝿い!
対戦する側としては
本当に強くなってるか
気になるだろ!?』
「確かに気になるけど
見なくても良いんじゃない?」
「そうだぜ
待つのも強者の楽しみだと思うぞ?」
『あー!もういい!
細かい事はどうだっていい
さっさと戦おうじゃないか!』
萃香は細かい事を言われて
イライラして戦う事を催促した
そして霧が集まっていき
一つの身体を形成した
「「そうだな(ね)
今度は負けないわよ(ぞ)!」」
「また返り討ちにしてやるよ!
さぁ、掛かって来な!」
萃香は笑いながら戦闘態勢に入った
二人は先制を取る為に
逸早く行動に出た
「この前の借りを返させてもらうわよ!」
「返せるものなら……
返してみなよ!」
霊夢が萃香に近づき
近づいて来た霊夢に萃香が拳を振るった
ブン!
しかし萃香の拳は空を舞った
霊夢が突然消えたのだ
「っ!?」
「こっちよ!」
「後ろか!?
おりゃぁぁぁぁ!」
「ハァァァァ!」
ズドォォォォン!
湖の遥か上に浮いているのに
霊夢と萃香の拳がぶつかった瞬間に
衝撃が湖に伝わり水飛沫を上げた
二人は一旦距離を置き睨み合った
すると萃香が突然笑い出した
「ふふふ……あ~はっはっは!」
「何が可笑しいの……?」
「いや、可笑しいというより
嬉しいんだよ
遂、数日前に戦って
私に手も足も出なかったのに
今度は私と互角に戦える様になってるなんて
これは喜ばずに居られないよ」
萃香は霊夢が強くなった事に
喜びを感じ笑ったという
そんな霊夢は……
「そう、あの時は確かに負けたわ
平和ボケして動きや感が鈍っていたわ
でも、悪いけど……今日は本気よ」
霊夢は一旦間を起いて
殺気を出しながら萃香に伝えた
「っ!?
成程ね~……
遂に私と同じ舞台に立ったという訳ね
これで俊敏な動きに納得がいったよ
それじゃ、私も遊びでやるのを止めて
本気でやらなきゃね
遊びでやると失礼だしね」
「そうね、でも……
貴方は私だけを相手にしてたら
直ぐに終わるわよ?」
「分かってるさ
二人居るのを忘れてないよ
さぁ、二人共……掛かって来な!」
「「全力で行くわよ(ぜ)!」」
二人は萃香へと向かっていった
萃香も再び戦闘態勢になった
作戦を立てた訳でもないのに
二人は作戦を立てたかの様に
連携プレーをしていた
「ハァ!」
「ふん!」
先ず最初に霊夢が殴りに掛かった
それを迎え撃つ様に萃香も拳を振るった
ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!
ズドォォォォン!
そして隙が出来たと思えば
魔理沙が弾幕による攻撃を仕掛ける
「魔符『スターダストレヴァリエ』!」
星型の弾幕が萃香を襲う
しかし霧状になって回避した
「ちっ……
霧状になるのが厄介ね
どうにかして……そうだわ!?
魔理沙!」
「どうした!?」
「今からアイツを霧状にさせなくするから
巨大な一撃を溜めておきなさい!」
「そんな事が可能なのか?」
「えぇ、修行の成果を
甘く見るんじゃないわよ!」
「なら、霊夢を信じて
私は特大の一撃を溜めておくんだぜ!」
「任せなさい!」
『何やら勝負に出るみたいだね
良いだろう……
その勝負を受けようじゃないか』
霧になってる萃香から声が聞こえた
そして霧状が形成して萃香になった
「私は……
初めて負けた事が悔しかったわ」
「……?」
不意に霊夢が呟き始めた
萃香は首を傾げて
『何を言ってるんだ?』と思っていた
「でもね……
それ以上に悔しかったものがあるのよ
アンタには何か分かるかしら?」
「知らないね
私は、お前じゃないし
お前は私じゃない
他人の心なんて覚妖怪じゃなきゃ分からないよ」
「そうね、覚妖怪でもなきゃ
心を覗くなんて事は出来ない
まぁ、何を言いたいかと言うと
負けた事の悔しさ以上に
大切な存在を悲しませた事なのよ!」
「ふん!大切な存在なんて
私には居ないから分からないよ!」
その言葉と共に霊夢は行動に出た
萃香も霊夢に向かって飛んでいった
「神技……『八方鬼殺陣』!」
「っ!?」
霊夢がスペルカードを発動した
飛んで来た萃香に全方位から
散らばった札や弾幕が襲い掛かった
「くっ、こんなの……
霧状になれば避けれるさ!」
萃香が霧状になって逃げようとした
そんな萃香に霊夢が叫んだ
「無駄よ!」
「何が無駄だい?
こうやって霧状に……
……なれない!?」
「これは鬼にだけ効果ある
お札や弾幕なのよ!
だから能力も一切通用しないわ!」
「何だと!?」
その言葉と共に萃香は様々な札や弾幕に襲われた
しかも鬼属性が付与されているので痛みも倍になっていた
「これが……ボソッ(母親の強さというものよ)」
「ガァァァァ!?」
ズガガガガガガガ!
ドォォォォォン!
数分後に弾幕や札が消えた
其処にはボロボロになった萃香が
満身創痍で立っていた
「良く……あれだけ受けても
立って居られるわね」
「鬼って言うのは……頑丈なのさ……」
「でも、幾ら鬼でも
二回も大ダメージを受けたら終わりよ」
霊夢が言った、その言葉は
魔理沙による砲撃だった
今まで、ずっと魔力を溜めていたのを
萃香に向けて放った
「喰らえ……
恋符『マスタースパーク』!」
魔理沙は今までのより遥かに大きい
特大のマスタースパークを萃香へと放った
萃香は喰らう前に霊夢に向けて喋った
「そうみたいだね
今回は私の負けにしといてあげるよ
でも、次戦う時は……
1対1でやろうじゃないか」
「えぇ、次は正々堂々
1対1でやりましょう」
「おう!」
霊夢は萃香にニヤリと笑いながら
再戦を約束した
萃香も笑いながら魔理沙による
特大のマスタースパークで意識を手放した
こうして鬼である伊吹萃香による異変が幕を閉じた
最後が呆気なくて本当に、ごめんなさい。。。
次回は再び宴会を・・・w
宴会続きの霊夢は涙目。。。
でわ、また次回に><




