東方霊亜伝 番外4,1
どうも、神夜晶です
今回は番外編4の続きという事で
春雪異変から地底異変まで書けたら書きたいと思います
前回でも言いましたが・・・
男が渡すとかありえないと思ってる人は戻るを押して下さい
でわ、どうぞ~
霊亜は次に白玉楼へと向かった
その途中で知り合いに会ったら渡すという考えだ
「霊亜久しぶりね」
「雪女さん!」
「あら(ズルッ)」
名前を覚えていない霊亜
彼女は再び自己紹介をした
「あ、そうだった
レティ・ホワイトロックさんでした!」
「そうよ、次忘れたら氷付けよ?」
レティは黒い笑みで注意した
霊亜は涙目になりながらも返事をした
「ひゃい!」
「宜しい!急いで、どうかしたの?」
「うん、去年行われた博麗神社で
お世話になった人にチョコ上げてるの~」
「あぁ、今日はバレンタインだったわね
でも、それって女からじゃなかった?」
「紫お姉ちゃんが愛があれば問題無いって言ってたよ?」
「そ、そう……」
レティは少し引いた
確かに愛があれば関係ないのだが……
紫が言うと意味深いからだ
「あ、そうだ!
レティお姉ちゃんにも上げるね」
「私にも?」
「うん、来てくれたよね?」
「えぇ、一応ね」
「だから上げる!」
「有り難う!
でも、名前が雪女っていうのは……」
「作る時に名前覚えてなかったんだもん……」
「ふふ、今回はチョコくれたし許してあげるわ
次から忘れちゃ駄目よ?」
「は~い!」
「良い子良い子」
レティは子供を、あやす様に霊亜を撫でる
霊亜も撫でられて気持ち良いのか目を細める
「ふにゃ~♪
はっ!? 時間が無いんだった……
次行くから、またね!」
「えぇ、またね」
レティと話し合いをして名前を確り覚えた
霊亜は急いで先へと進んだ
「そろそろ春ですよー!」
「あ、春妖精さん!
こんにちは~」
「此処が春ですよー!!」
「え!?」
リリーが、いきなり霊亜に抱き着いて来た
霊亜は驚いて声を上げる
「と、ふざけるのは此処までにしましょうか
こんにちは、霊亜」
急に真面目になり霊亜から離れるリリー
何故か残念そうな霊亜だった
「うぅ……これ春妖精さんに上げる!」
「チョコ……? 私にくれるんですか?」
「うん、去年宴会に来てくれたよね?」
「えぇ、行きましたけど」
「その御礼だよ!」
「そうですか、有り難うございます!」
「いえいえ!此方こそ(ペコリ)」
リリーと霊亜が互いに御辞儀をした
見ていると似た者同士かも知れない
「大切に食べますね~」
「うん♪
あ、行かなくちゃ
またね~」
「はい、またです!」
霊亜はリリーと別れた
次に会ったのが……
「あ、ルナサお姉ちゃ~ん!」
ルナサ「ん? 霊亜の声? 何処かしら……」
リリカ「姉さん、上に居るよ」
メルラン「うんうん、上だね」
ルナサ「上?」
そう言うと上を見た
其処には手を広げてルナサに突っ込んで来た霊亜が居た
「ルナサお姉ちゃ~ん!」
ルナサ「ちょ!?」
ドォォォン!
二人は落下の勢いで倒れた
倒れ方は霊亜が下でルナサが上に乗っている状態だ
メルラン、リリカ「「大丈夫? あらら……これは姉さんが役得かな?」」
ルナサ「平気、全く突っ込んで来るとか無茶するわね
役得? 何の事かしら?」
「えへへ、会えたのが嬉しくて!」
ルナサ「全く……それで何か用なの?」
「うん、お姉ちゃん達にコレを届けに来たよ~!」
ルナサ、メルラン、リリカ「「「チョコ?」」」
「うん、宴会に来てくれた御礼だよ!」
ルナサ「そう、後で食べるわ」
メルラン「うん、有り難うね?」
リリカ「有り難う~♪」
「いえいえ、どういたしまして!
次行くから、またね~」
ルナサ、メルラン、リリカ「「「またね」」」
霊亜はプリズムリバー3姉妹と別れた
次に着いたのが目当ての白玉楼だ
白玉桜の頂上に登ると妖夢が掃除をしていた
「妖夢お姉ちゃん!」
「あ、霊亜ちゃん
どうしたんですか?」
妖夢は呼ばれて霊亜の方を見た
霊亜だと知り笑顔になり答えた
「はい、コレ!」
「これは……チョコですか?」
「うん!
バレンタインだから作ってみたの~」
「私に?」
「(コクコク)」
妖夢は疑問を浮かべて霊亜に尋ねた
霊亜は笑顔で首を縦に2回振った
「有り難うございます」
「えへへ~」
妖夢は霊亜の頭を撫でた
霊亜は撫でられて喜んだ
「それにしても、このチョコは一人で?」
「ううん、アリスお姉ちゃんに教えてもらったの~」
「アリスさんに……」
「うん、所で幽々子お姉ちゃんって居る?」
「はい、奥に居ますよ」
「そっか、チョコ渡してくるね!」
「幽々子様も喜びますよ」
「そうだと良いな♪」
「きっと喜びますよ!もし、喜ばれないのでしたら私が……(ゴゴゴ)」
「よ、妖夢お姉ちゃん!?」
一瞬だが妖夢の黒い一面が現れた
霊亜は黒い妖夢に怯える
「はっ!? 何でもないです!」
「そ、そう? それじゃ行くね~」
「はい、いってらっしゃい」
「行って来ま~す」
霊亜は妖夢と別れた
屋敷へと入り幽々子に会いに行った
縁側に行ったら幽々子が、お茶を飲んでいた
「こんにちは、幽々子お姉ちゃん!」
「あら? 霊亜じゃない!
冥界まで来て、どうかしたの?」
「コレを渡しに来たの!」
「これはチョコ?」
「うん、今日バレンタインでしょ?
だから僕が作って色々な人に上げてるの!」
「そう、有り難うね」
「どういたしまして!
それじゃ、次の人に行くから
またね!」
幽々子は笑顔で礼を言った
霊亜も笑顔で返事をした
「えぇ、また来なさい!」
「うん!今度は遊びに来るね~」
「何時でも待ってるわ」
「は~い♪」
幽々子に遊びに来ると約束をして別れた
霊亜は次の場所へと向かった
ハァ・・・短い・・・w
本当に短くて駄文で、すみません(´・ω・`)
次回は永夜異変から書き始めたいと思います
でわ、また次回に(´;ω;`)




