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東方霊亜伝  作者: 神夜 晶
春雪異変
17/34

第11話

どうも、神夜晶です!


今回で妖々夢が終わります


宴会は次回になります><


テンプレ的な場面もありますが・・・どうぞ!

~霊夢Side~



「さぁ、覚悟しなさい!」



「あの子は貴方の何なの?」



「教えると思ってる?」



「思わないわね、一応聞いてみただけ」



「なら、受けなさい……私の全力全壊『夢想封印』を!」



「やれるものなら、やってみなさい!」



「ふふ……」



「何が可笑しいの?」



「周りを見てみなさい」



「周り? いつの間に!?」



「どうやら気付いたようね

それはアンタと話してる途中に仕掛けさせてもらったわ」



幽々子は何を驚いてるかというと

夢想封印の準備が終わっている事に驚いてる

さっきも言った通り話してる途中で仕掛けたわ

私に掛かれば簡単よ!



「此処までね……やりなさい」



「えぇ、全力でやらせてもらうわ!」



「負けちゃった♪」



「夢想封印!」



私の全力とあって今までのと規模が違う

一つ一つの球体が物凄く大きい

さぁ、やられて反省すると良いわ!



カッ!ズガァァァァァァン!!!!

世界に光が走った



光が止むと春を集めてる木も大人しくなっていた

どうやら異変解決みたいね

一件落着ね……



「凄かったな、お前の全力全壊の夢想封印」



「えぇ、少しばかり頭に来たから全力出しちゃったわ」



「所で霊亜って誰だ?」



「忘れてた!霊亜!」



私は魔理沙を放置して霊亜が飛んでいった方へと向かう

其処には妖夢が霊亜に膝枕をしていた

霊亜の状態は全身血だらけの状態だ



「貴女は……霊夢さんでしたっけ?

いきなりこの子が吹っ飛んできて吃驚しましたよ

この子は非常に不味い状態です

早く医者に見せないと確実に死にます」



「そう……有り難う

後は私が何とかするわ」



「いえ、幽々子様の所為でもあるので……」



「なら、きちんと躾けておくべきね」



「お恥ずかしいながらで……」



「それじゃ、幽々子に……

宴会で会いましょうって言っておいてくれる?」



「あ、はい

怒ってないのですか?」



「さっきの夢想封印でチャラにしてあげるわ」



「そうですか、有り難うございます」



「どういたしまして」



私は霊亜を抱きかかえて家に帰宅した

そして家に着き、布団が汚れるから服を一枚だけにする

霊亜を布団に寝かせる

私は霊亜の隣に座った



「死ぬんじゃないわよ、霊亜」



「マ……マ……」



「霊亜……」



「服……汚して……ごめんね……?」



こんな時まで自分じゃなくて服の心配な訳ね……

アンタは優し過ぎるのよ!



「謝らなくて良いわ、服は洗えば良いのよ

それよりアンタが治る方が大事よ?」



「う……ん……寝るね……?」



「えぇ、ゆっくり休みなさい」



「お……休み……なさい……」



霊亜はゆっくりと眠りに付いた

私は今ある半分の霊力を霊亜に渡す

もう半分の霊力は傷を治す為だ

パァァァァ!

私は霊力を光に変えて傷を治していく



「傷の治りが遅い……何かが邪魔をしている?

そんな事ある筈が……グチグチ言う前に出来るだけ治すしかないわね」



私は治りが遅いにも構わずに治療を続けていく

早く治りなさい、霊亜!

私は朝方まで治療を続けていった



~霊夢Side終了~



~霊亜Side~



僕は夢を見た

何故夢か分かるかと言うと

僕は黒い空間に立っていたから

空間だけしかない何てありえないからね!

黒いオーラを纏ったママ?が其処に居た



「折角、平和な世界に送ったのに死に掛けるとわね~」



オーラを纏ったママが喋った

眼が赤いから違うママと直ぐに分かった

ママの眼は金色だもんね!



「何か喋りなさいよ」



「えっと……ママじゃないよね?」



「そうね、産みの親ではあるけど

育ての親ではないわね」



「え……?」



「知らなかったの?

貴方は私に捨てられて、この世界の私に拾われたのよ」



「捨てられた……」



心が締め付けられる感情が湧き出てきた

僕は必要がなかったの?



「あ~……何か勘違いしてると思うけど

別に嫌いな訳じゃないから

私には子育てが荷が重過ぎるから

別世界の私に任せようと送っただけ」



「つまり僕は……ママの子?」



「そういう事♪」



僕は鏡を見るんだけど眼が赤い

でも、ママは金色だった

つまり……



「ママ……!」



僕は泣きながらママへと走っていった

そして、お腹辺りに抱き付いた



「おっと、大きくなったわね」



「どうして僕を違う世界に送ったの?」



「それはね……」



「それは?」



「私の力が強過ぎる為にね……

貴方を別世界に送るしかなかったのよ」



「強過ぎるの?」



「えぇ、貴方のママより数百倍は強いわね」



「どれだけ強いの……」



「そうね、幻想郷の最高クラスが全員掛かってきても倒せる位には」



「うわ~……」



「そんな事より、見てたわよ?

倒れた者を全員治療するなんてね

そして最後に別世界の私を助けて自らが死の淵に立つとはね

こんな優しい子が強過ぎる私から生まれるなんてね……」



「ぁぅぁぅ……」



「別に怒ってないわよ?

もし、その行為をしてなかったら私が貴方をお仕置きしてたから♪」



「お仕置き……(プルプル)」



「震える息子可愛いわ……」



「え?」



「何でもないわ、安心しなさい

とっても楽なお仕置きだから♪」



「楽なお仕置き?」



「それは、置いておいて」



「置くんだ……」



「この世界の私が心配してるから戻すわよ?

私の力で全部治しておいたわ、風邪もね!」



「本当? わ~い♪

有り難う、ママ!」



僕は笑顔でママに、お礼を言う

ママも「どういたしまして」と言って撫でてくれる



「それじゃ、現実に戻すわよ?

また会いましょう!」



「あ、待って!」



「どうしたの?」



「此処は何処なの? また会えるよね?」



「此処は貴方の夢の中よ

寝る前に会いたいと願えば此処に来れるわ

だから、また会いましょう」



「うん、あ!僕が別世界のママから生まれたっていう事は今のママには?」



「言っても良いわよ?」



「そっか、分かったよ!

それじゃ、また明日ね♪」



「来るのね……えぇ、また明日♪」



僕は其処で意識を手放した

目が覚めるとママが僕の上に顔を置いて寝ていた

看病してくれたのかな? 嬉しいな~♪



「ママ、朝だよ!起きてよ~……」



「ん~……朝? 朝御飯の支度しなきゃってぇ!?

霊亜!? 昨日は血だらけだったのに治ってる……」



「うん、それも全部話すから朝御飯作ろ♪?」



「え、えぇ……(何があったの?)」



僕とママは朝御飯を分担して作った

いつもより美味しい朝御飯になりました!



~霊亜Side終了~

如何でしたか?


まさかの別世界の霊夢が登場!


次回はアリスとの出会いか宴会を書きます!


どちらが良いか教えて下さい><


でわ、また次回に!

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