チャイルドシート考
先日、久しぶりにエンジェルバッグをしているヒトを見た。エンジェルバッグとは、助手席に座った大人が子供を抱っこした状態での乗車姿勢のこと。事故時には子供がエアバッグの代わりに衝撃を吸収し、大人が助かると言われている。
法規うんぬんではなく、愛する子供のためにチャイルドシートを付けてね! 事故時の衝撃を両腕だけで支えるのは、絶対に不可能だから!!
チャイルドシートには子供の成長の度合いによって種類があり、通常は2~3種類を使い分ける必要がある。種類については↓参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/チャイルドシート#.E7.A8.AE.E9.A1.9E
以下、僕の経験から、思いつくままに列記してみることにする。
・ロッキングクリップ
一世代前のチャイルドシート固定用の部品。僕は使ったことが無いが、取説を見る限り使い難そう。別売で売っているぐらいだから、紛失してしまうケースもあるのかも……。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/05install/05.htm
・多機能か単機能か?
チャイルドシート(特にベビーキャリー)の中には、多機能モデルが存在する。ベッドが回転したり、取り外せたり。(取り外したベッドはベビーカーに装着できるモデルも……)
でも、多機能って本当に必要なの? 多機能=重量増加であり、固定がそれだけ大変になる。チャイルドシートの固定って、本当に重労働なんだよね……。
①ベッド回転機能について
セダンの後席にチャイルドシートを装着する場合、回転機能は便利だと思う。開口部が小さいセダンの後ドアでは、乗せ下ろしが角度的に困難であるから。
逆に、スライドドアのミニバン系では、回転機能は不要なのかな? ひょいっと乗せられるもんねぇ。
②ベッド取り外し機能について
ベビーキャリー装着型のA型ベビーカーを使える環境で、良く寝る子供であれば有効だと思う。ベッド自体に重量があるので、腰痛に注意^^;
・本体固定機能
できればISOFIX仕様のものを選びたい。装着時に誤りは起きないし、確実に固定されるから。とは言っても、古い車にはISOFIXバーが存在しない。そうすると昔ながらのシートベルト固定となるのだが、その際は固定クリップ付きのモノを選ぶことを強くお勧めする。固定クリップがシートベルトを固定してくれるので、装着がかなり容易になるのだ。
http://allabout.co.jp/auto/womancarlife/closeup/CU20030228/
固定クリップが無い場合は、全体重を掛けつつチャイルドシートを固定することになる。あれは、本当に大変である。特に、狭いクルマでは……。
・インパクトシールド
チャイルドシートの中には、インパクトシールドを使用しているモデルもある。チャイルドシート選定時に試してみたのだが、我が家のミニでは使えないと却下した経緯がある。
車内が狭いミニでは、乗せ下ろしの時にインパクトシールドを正面からセットできないのだ。シートベルトの長さも足りなかったし。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~futabado/impactshield.htm