旅行帰り
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:旅行帰り
旅行から帰ってきた。
「はぁ〜疲れたぁ」
していると、一緒に旅行に行った彼女、
裕美から電話が掛かってきた。
「おう、楽しかったなぁ〜」
「うん!また行こうね」
パソコンでネットサーフィンしながら
談笑していた俺たち。
しているとピロリロン♪ピロリロン♪と
Skypeでビデオ電話が掛かってきた。
「お?あ、裕美、ちょっとごめん」
と言って一旦電話を切り、ビデオ電話の方を確認。
「あっちゃあ〜、沙耶香からかぁ〜」
沙耶香とは、ちょっと前に別れた元カノ。
でもなんとなく出てしまった。
沙耶香「もう!どこ行ってたのよ!」
「は?え、ええ?」
沙耶香「ずっと電話してたのに全然出てくれないじゃない!」
「え?電話??」
見ると、Skype電話の履歴が膨大な量に。
ちょっと奇妙だったが、
「あー悪い悪い、ちょっと旅行行ってたからさ」
沙耶香「旅行?…誰と?女と行ったの?」
「いやぁ別に、男友達とだよ?」
何か喋ってる内にだんだん又腹が立ってきた。
こいつはかなりの我儘な性格で、
それに付いて行けずに別れたんだ。
「お前!もうイイ加減にしろよな!俺はお前の何なんだよ一体!?なんで俺の行動をお前に逐一報告しなきゃなんねえんだよ!えぇ!?」
沙耶香「な、何よ、急に」
「急にじゃねぇよ!俺たちもう別れたろ!?お前のその我儘にドンダケ付き合わされたと思ってんだ!」
「別れる時、お前もちゃんと納得してたよなぁ?なのにこんな風に電話してくるって、おかしいと思わねぇのかお前自分で!?」
さんざん怒鳴りつけてやったが、
沙耶香「……別れてないもん」
「は…はぁ?」
沙耶香「そんなのそっちが勝手に決めただけよ!私、別れたつもりなんかないからね!」
の一点張りで全く話にならない。
俺はこいつと別れてから携帯を変えて、
その前の携帯に、
こいつとのやり取りもちゃんと残していた。
必要ならそれもちゃんと見せてやろうかと思ったが…
沙耶香「…こんなビデオ電話なんかで、私の気持ちもあなたの言うことも、ちゃんと伝わらないよね?」
「………」
沙耶香「私の今の気持ちちゃんと伝えるから、ねぇ、今あなたの部屋の寝室に行ってみて…」
とワケのわからない事を言ってきたんだ。
でもなんとなく不思議な気がして、
さっきの奇妙な加減もあり、
俺は椅子を立って寝室に行ってみた。
ドアを開けると…
「うおわ!?!?」
その場で尻込みするほど、心底びびり上がった。
天井から下がったロープ。
そのロープから下がった沙耶香の体は、
足が床について居なかった。
周りには、椅子がこかされていた。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=pCI3FeW_C3w
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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