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祓う  作者: シグマ君
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第7話 6年1組 その3

 権藤彩音のもとに来る人たちは、教えを請いに来てる訳ではない。ましてや怪しげな宗教のように、この壺を買えば幸せになれる、とか、解脱をするための修行を行う、というものでもない。彩音の祖母が生きていた時もそうなのだが、ここに来ると気分が晴れるのだ。そして霊的な障害をも祓ってくれる。それが彩音の代になると別の理由が加わった。可愛いのだ、彩音のことが。無口でニコリともしない不愛想な彩音なのだが、不思議と世話を焼きたくなるキャラが権藤彩音で、そのせいで祖母のときよりも信者のような人は増えた。アイドルなのかもしれない。そしてそのアイドルはコーヒ―が好きなクセにお茶を点てることもやるので、お茶会に参加する気分で集まってくる人が多い。土産に米やら肉・野菜・果物なんかを持って。今も3人の女と1人の男、それと丹波ユキが彩音が点てたお茶を飲みながら、様々な噂話や、色んな情報を勝手気ままに喋っていた。


「ーーー昨日、楓南小学校で失神騒ぎがあったみたい」

「へ~~そうなんだ………それって子供がってこと?」

「うん、6年生みたい。っで今日から学級閉鎖らしいけど、いったい何があったんだろう?」


 二人の女がそんな会話を始めると、もう一人女もその話に加わり、こっくりさんやってたって聞いた、と言った。

 話に加わった女の子供は楓南小学校に通っている6年3組の女子らしい。ある日のこと、こっくりさんってナニ? と訊ねてきたそうだ。そしてなぜ急にそんなことを聞いて来るのかと問いただしても、なかなかハッキリとしたことを言わないから、優しく、そして根気強く聞くと、誰にも言わないでよ、という条件付きで教えてくれたそうだーーーー6年1組の子がね、占いみたいなことやってて、それがこっくりさんなんだって。でも絶対に誰にも喋ったらダメで………幽霊が来て占ってくれるんだって。その……私に教えてくれた子も、喋ったら大変な事になるからって言って、どんなことをするのかは教えてくれなかったから……




「うげ…………マジ?」


 その説明を聞いて思わずそう呟いたのは丹波ユキだ。ユキは子供の頃から、そして今でも色んなモノが見えてしまう。しかし見えるだけで、ユキが何かを出来る訳でもなく、そして臆病なユキにとっては恐怖の能力でしかなく、こっくりさんなど子供の頃から絶対にやらないし、やってる傍に行きたくもなかった。彩音が住むこの家は不思議と空気が澄んでいてヘンなモノは見えないから、ユキは極端な出不精になっていた。


 お茶を飲んでいた男が話を引き取った。


「こっくりさんって俺が子供の頃には随分と流行ったけど、禁止になったんじゃ? 彩音様、あれって……こっくりさんのことですが………なんて言ったらいいのか………うん……マジなんですかね?」


 そう聞かれた彩音はいつも通りぶっきら棒に、「殆どは自己暗示……それか悪戯」と答えた。


「え……? その~……悪戯って……やってる本人が10円玉を動かしてるって事ですか?」

「そう」

「あ~~………あはははは………でっ、でも……殆どっていうのは、例外もあるってこと?」

「たまに本物がくる。大抵は低級なヤツ。獣だな。でもエテ公は面倒」


 猿のことをエテ公と言った彩音。

 猿は「去る」に通じる忌み言葉だ。だから「去る」の反対語である「得る」を使い、そしてあえて「公」を付けて親しみを込めたと言われているが、エテ公という言葉が通じるのはある程度の年配者だろう。


「そっ、そうなんだ………猿が来ちゃったらマズイってことか。っで……でも……大抵っていうのは全部じゃない……ってことですよね?」

「極々まれに、ヤバイのが混じってくる」

「ヤバイって?」

「神だとか悪霊だって言ってるヤツもいるけど、なにモノなのかは知らん」

「え………神って………」

「祀っときゃなんでも神になる」

「あははははは………そういうもんですか………あははは……」


 自分の子供が楓南小学校に通ってると言った女は、眉間に皺を寄せ、食い入るようにその話を聞いていた。こっくりさんってヤッパリ絶対ダメなんだ。危険なんだ。なにが来るかわからないんだ。私が子供の頃に聞いた話だと、こっくりさんをやってて目がつり上がり、油揚げしか食べなくなったとか、正座したまんまでバク転したとかで狐が憑いたからお坊さんに祓ってもらった人がいるって………娘も詳しくは聞いてないみたいだけど、1組と言ったら霧間紅緒がいるクラス。きっとアイツだ。アイツがやってたんだ。怖い、娘にもヤろうって言ってきたら………どうしよう。


「あの~~彩音様。娘にこっくりさんをヤらせないようにするには……」

「ムリだ。子供はアレをやりたがる。隠れても」

「…………ですよね………私も子供の頃に何度もやってたし……………もし憑かれたりしたら彩音様のところに連れてきますので、祓ってくれますよね?」

「うん、いいよ」


 すると別の女が、


「私、子供の頃………見ちゃったんですよね。友達がこっくりさんやってて、そしたら10円玉が動いて、死ね、って………やってた子みんなおかしくなっちゃって………あれって?」

「分からん。タチが悪いのが来たか、自己暗示なのか……」

「タチが悪いって…………そんなのも彩音さまは祓って成仏させるんですよね? 獣とか悪霊みたいなのまで…………」


 すると彩音は、成仏? そんな面倒なマネはアタシにはムリ、と、それこそあたり前のように言った。


「………え? 今までも成仏させてたんじゃないんですか?」

「うん、違う」

「………彩音様がやってたのはいったい………?」

「消した」


 それはユキですら、消してたの?! と驚いたが、よくよく考えてみれば、変なモノを見たくないユキにとっては跡形もなく消しもらった方がいいに決まっていた。そしてそれは、そこにいる全員もそう思ったらしく、それは良いや!! と笑い始めた。



 そんな話をしてから一週間が過ぎた頃だ。朝、目が覚めた彩音は、今日もアノ夢だった、と独り言を呟いた。

 初めてアノ夢を見た時は映像だけだったのが、アレがはないちもんめという遊びだと知り、唄の歌詞を口ずさんでからは、子供たちの歌う声が合唱のように響くアノ夢を毎日見ていて、流石にもう飽き飽きしていた。

 布団から抜け出した彩音。腰に手を当て、そして天井を眺めながら考えていた。こっくりさんで意識が無くなった子がいる学校。楓南小学校。その騒動とアタシが見る夢は関係してる。面倒くさいけど行くしかないんだろうな。もうアノ夢は見飽きた。いい加減にして欲しい。………え? ユキ、いつからソコに居る?

 素っ裸で腰に手を当て突っ立てる彩音の目の前には、いつ部屋に入って来たのか丹波ユキがニヤニヤしながら彩音を見ていた。携帯を持って。


「そのまま動かないで、はい、チーズ」

「ああああ! 写真!! 消せーーーーっ!」

「嫌だよ~~」


 そんなことがあっても、今日も向かい合って朝食を食べてる彩音とユキ。


「楓南小学校ってどこだ?」

「きっと地方都市にある小学校の一つだよ。………行くの?」

「うん」

「ふ~ん……ならオッチャンコンビだね。大喜びで乗せてくよ」


 ユキがオッチャンコンビと呼ぶのは、田所波一郎と桂義男のことだ。この二人は彩音の祖母の代からの信者のような二人だが、田所は相当な資産家らしく、恐らくは、どこかの会社の元社長で今は名誉会長なのだろうとユキは思っている。そして桂は田所が雇うお抱え運転手なのだが、二人ともが似たような年代のせいか、雇い主と使用人というより、気の合う古い友人同士にような間柄で、その二人ともが彩音の大ファンで、毎日この家に来てはせっせと庭木の手入れや雑草の除去などに精を出し、冬になれば桂が乗るショベルカーが現れ、敷地内の除雪までを勝手にやっている。


「………あの車か」


 彩音は桂が運転する車ーーー所有者は田所なのだが、その車のことがあまり好きではない。黒塗りのリムジン。それは田所が彩音を乗せるためにわざわざ購入したのだが、初めてその車を見た彩音は、それが霊柩車かと思い、流石にギョっとしたのが未だに尾を引いていた。



 6年1組の担任 京島勝也は自分のクラスに向かっていた。朝、どの親からも連絡は来なかった。みんな登校しているはず。心配だった京島は、いつもより早い時間に学校に来て、校門の前に立ち、登校して来る子供たちを出迎えた。6年1組の見慣れた顔が何人も現れた時には、ガッツポーズをしたくなるほど喜んだ京島。だが霧間紅緒の顔を見た時は、来たのかよ……休めばいいのに、と思ってしまったのも事実だ。

 校門前で登校して来る子供全てを出迎えた訳ではない。適当な時間で切り上げ、職員室に戻った京島に対して教頭は、今日は全員来るんでしょうね、と、他の先生にも聞こえるように言い捨て、なにを報告するのか校長室に入って行った。


 廊下を歩く京島は、無意識に早足となり、階段は2段飛ばしで駆け上がった。頼むぞ、みんな来ててくれよ。紅緒のヤツまで来てんだから、マジで頼むってよ。

 6年生のクラスは3階だ。教室は全部で4っつあるが子供の数が減り3組までしかない。階段を上がると先ず使っていない教室があり、その隣が3組で、一番奥が1組だ。他のクラスの担任を振り切るようにして3階まで来た京島。先生がまだ来ていない教室の騒がしい声が聞こえ、ホッとした半面、いや、これは3組の声だ。うちのクラスは? と更に歩調を早め、2組の前を通った時だった。何かが床に倒れたような激しい音が聞こえ、思わず立ち止まった。


「え……? なに? なんだ今の音は? うちのクラスか?」


 そう声に出していた。そして、もう勘弁してくれ、と心が折れかかった。

 京島は何度も担任を持ったことがあり、もともとが子供好きだった。そして年齢も40前という勢いのある年代だ。そんな京島がほとほと教師という職業に嫌気をさす元凶が紅緒だ。アイツのせいでガキが嫌いになった。なんで小学生のクセにいっぱしの大人みたいにヒステリーなんだ? 大人なら外では抑えるってもんだけど、アイツときたら授業中だろうとお構いなしだ。算数の授業の時にアイツに当てたら、なんで私?! 私に恥をかかせたいんだ!! と切れたことがあり、別の授業の時には他の子に当てたが、今度は、なんで私を当てない、贔屓だ! と切れ、そんなのがしょっちゅうだ。おめぇの為だけに授業やってんじゃねえ、と怒鳴りたくなったのは一度や二度じゃない。どうせ今の音だってきっと紅緒だ。あのクソガキだ、絶対に。切れて椅子でもブン投げたんだ。怪我した子がいるかもしれないが、紅緒を追い出すいい機会だ。アイツには普通の学校はムリなんだ。これでハッキリさせることができる。誰にも文句は言わせねぇ。


 6年2組の廊下で立ち止まり、そんなことを考えた京島の耳に、今度は悲鳴が届いた。それも一人の悲鳴じゃない、何人かの悲鳴だ。

 走り出した京島。心が折れかかっていたのが嘘のように怒りに燃えていた。怒鳴りながら6年1組の戸を開け放った。


「ベニオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!! てめぇーーというヤツわ!!!」


 京島の目に飛び込んで来たのは、教室の真ん中で、机の上で腰を落として股を広げた一人の女子。ヤンキーなどがやるウンチ座りなのだが、両手をだらりと下げ、ケツを突き出し、胸を張っている。誰だ? こいつは誰? 京島にはソイツが誰か分からなかった。改めて教室内を見渡すと、大半の子は教室の端に固まり、ソイツを呆然と見ていた。そして何人かの子がソイツから少し離れた所に倒れ、呻いている。


「……血? それって血か? おい……なにがあった?」 

「………センセ………たすけて……」


 頭から血を流し、泣きながらそう言ったのは金村一平。その一平に押しつぶされたような格好の2人の男子も鼻血を出しながら泣いていた。


「お前なのか? ………お前がやったのか? ………お前……何組の誰だ? 名前だ、名前!!」


 机の上でウンチ座りをする女子に向かってそう言った京島。ソイツは物凄い形相をしていた。眉間と鼻に皺を寄せ、歯を剥き出し、二つの目には黒目が無い。そしてグルルルルルというような喉からの唸り声を漏らしながら、口からは糸を引いた唾液をボタボタと滴らせている。


「お前………弥生? 神崎弥生か……?」


 すると「今は違う」という誰かの声。その声の方を見ると、一人の女子が席に座っていた。クラス全員が立ち上がって教室の端に固まっているのに。城島渚だ。


「なに………今は違うって……渚、どういう………うわあああああああああああああああ」


 京島が渚を見てそう言った隙に、机の上でウンチ座りをしていた弥生が宙に飛んでいた。ハンドボールの走り込んでシュートを打つ時のように、胸を反らしながら身体を捻り、高く掲げた右腕を後ろに残して京島に飛び掛かってきたのだ。そしてムチのようにしなった右腕が京島のこめかみを襲った。爪をたてられながら張り倒された京島。なにが起きたのか分からないほどの衝撃を受け、気付くと黒板の下で倒れていた。背中を黒板にしたたかに打ちつけられたらしく、息が詰まった。

 動けないでいる京島は、自分を張り倒した神崎弥生を見ると、その弥生は京島には興味がないのか、後ろを振り返っていた。教室の端に逃げたクラスメイトの顔を順番に見ている。その視線が止った。それは教室の後ろの壁に固まっている子供たちにも分かったらしく、視線の先から一斉に離れた。霧間紅緒から。





 都会の学校は敷地内に不審者が入らないような処置が施されているが、ここは北海道の地方都市といっても田舎だ。学校の正面玄関に横付けされた黒塗りのリムジン。そんな高級車から降りて来た、真っ黒な着物に真っ黒な帯を締めた背の小さな女。職員室から見ていた教頭は慌てて校長室に駆け込み、二人で正面玄関に走り、その女性をうやうやしく出迎えた。


「あの~~……どちら様でしたか? あはははは……ちょっと連絡が入れ違いになってるようで………」


 そう言ったのは教頭だ。どこの誰だか分からないが、きっと政治家の孫かなにかだ。……ん? まさか皇室? とんでもなく高級そうな和服着てるし………視察か? 教育委員会からの連絡はどうした? いっつも偉そうにしてるくせに、肝心な時にはこれだ。すると校長が、


「あなたは………まさか……権藤家の若当主……」

「うん、彩音だ」

「げっ………そっ、その………権藤彩音さんが……あっ、しっ、失礼しました! 権藤彩音様が当校にいかようなご用件で………」

「参観だ」


 校長はこの管内出身なのか権藤家のことを知っているようだが、その権藤家の当主に参観に来たと言われ、咄嗟に、「どっ、どうぞ」と答えていた。とにかく権藤家には関わりたくないのだろう。正面玄関までは恐々と先導したが、「わたくしめは、校長室におりますので………なにかあれば何なりと……」と言って、彩音の前から逃げるように去ってしまい、事情がよくわからない教頭も逃げる校長について行った。


 草履のままで校内に入った権藤彩音。廊下を歩く彩音には、はないちもんめが聞こえていた。



 さっきまでは間違いなく神崎弥生だったヤツ。そいつはもう弥生とは呼べないナニかだ。全く勢いもつけずに、まるで重力を無視したように机に飛び乗った。そしてスカートの中を覗き込む金村一平の頭を上から掴むと片手で放り投げた。次に、ありえない跳躍を披露し、教室に飛び込んで来た京島先生をぶん殴った。殴られた先生は数メートルは飛ばされ、今も黒板の下で倒れている。そいつは唸っている。喉の奥から発する決して人間には出せない唸り声を漏らしながら、教室内の壁に背をつけ怯える子供たちの顔を順番に見ている。恐ろしい目だ。ひっくり返っているのか黒目が無い。それでもそいつの視線が自分を通り過ぎたと、どの子も解った。そしてソイツの視線が止った。霧間紅緒で。

 子供たちは一斉に紅緒から離れた。ポツンと取り残された紅緒にも解っていた。ソイツが自分を見てると。だが動けなかった。足がすくみ、膝が笑い、身体がガカガタ震え、自分が失禁していることすら気が付かない。


 ソイツは教室の前側にいたはずが、紅緒を見つけ、一気に距離を詰めてきた。

 ヒトの走り方ではなかった。四つ足で、それも犬や猫のような走り方ではなく、前足は重心を保つためだけに床につけるが、後ろ足の脚力で飛ぶように走りーーー実際に机から机と何度も飛び、壁に背を付け動けないでいた紅緒に凄まじい速さで接近し、その勢いを殺すことなく両手で壁を叩いて止まった。「壁ドン」みたいなことをやられた紅緒。だがその音は生半可な音ではなく、紅緒から離れた子供たちでさえ床に腰を落とし、そのまま失禁をした。

 それからのソイツがやったことを正確に理解できた子はいない。紅緒の下半身を裸に剥き、床に這わせ、覆いかぶさったのだ。


 神崎弥生だったヤツの唸り声だけが聞こえる教室。紅緒に覆いかぶさり腰を動かし続けている。どの子もそれを呆然を見ていた。腰が抜けて動けないのか、逃げる事も出来ずに、ただオシッコを垂れ流しながら見てた。京島先生ですら失禁はしていないものの何も出来ずにただ呆然と見ているのは同じだ。

 そんな異様な沈黙を破ったのは教室の戸が開けられた音だった。

 ソイツが反応した。教室に入って来た権藤彩音に向かって飛び掛かって行ったのだ。凄まじい咆哮を上げながら。

 目を細め、右手をソイツに向かって広げた彩音。待て、とでもいうように。

 飛び掛かったソイツは見えない壁にでもぶつかったかのように、彩音の身体に触れることなく床に落ちた。そして彩音はソイツの頭に手を置き、一言「消えろ」と呟いた。ただそれだけだった。そして彩音は教室を見渡し、一人の女の子を見て、言った。


「お前、誰だ」

「…………サチコ」


 そう答えたのは城島渚だ。


「お前が呼んだのか」

「ふふふふ………バレちゃった」



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