第13話 ジパング観光
ここはまだ書き足りない事があるので、後で少々書き足します。
今回は短いので、1時間後に、また次の話を投稿します。
朝になり、一同が眠りこけていると、どこからかリーン・コーン・・・と変わった音が聞こえてくる。
一同がその音に目を覚ますと、正成が目をこすりながら誰にとも無く、問いかける。
「ふむ、この音は一体何の音じゃ?」
「拙者の懐中時計の音でござる。
9時にレイカ殿たちと会うのであれば、8時頃には目を覚まして朝食を取っていた方が良いと思ってな」
正信の答えに正成も感心する。
「なるほど、確かに便利なものじゃのう」
一同が起きて食事をすると、その後に玄関広場に集まる。
そこにはすでにレイカとやよいが来ていて挨拶をする。
「皆様、おはようございます」
「おはようございます」
「おう、レイカ殿、やよい殿、今日から宜しくお願いする」
正信が二人に挨拶を返すと、レイカが説明を始める。
「それではこれより御案内させていただきます。
皆様方は、ジパングに来るのは、ほとんどはじめてでいらっしゃいますね?」
「うむ、わしを除いて全員初めてじゃ」
正信がそう説明すると、レイカがうなずいて提案をする。
「それでは初心者用の「特別巡旅」はいかがでしょうか?」
「じゅんりょとな?」
「ええ、文字通り巡る旅・・・我々案内人が2人ついて、1週間ほどジパングのあちこちをご案内します。
まずは通常の観光と同じ場所をご案内して、さらにお望みの場所を案内させていただきます。
お一人様三両でお受けしています。大変お得ですよ」
「では、こちらの望む場所に案内してくれるというのか?」
「ええ、そうです。もっとも場所によっては御案内できない場所もありますが」
「しかし、一人3両は少々高くはないか?」
「ええ、本来はもっとお安いのですが、お客様方はどうやら特別の御用事の方と伺っておりますので、案内の方も特別にさせていただきますので」
「特別とは?」
「はい、お客様方は戦関係の間諜希望と伺っております。
普通の巡旅や案内人ですと、入れない場所やお見せできない場所の案内もございますので・・・」
「・・・どうやら我らはそれにしてもらったほうがよさそうじゃな」
「そのようじゃ」
「はい、それではまず、この街の基本的な部分から御案内いたしましょう」
「よろしく頼む」
宿を出ると、そこには馬車止まっていた。
「おお、これは?」
「まずはこの馬車でジパングの中をゆるりと御覧になっていただきます。
要所要所で私とやよいさんが説明をいたしますので、何か御質問があれば、
何なりとしてください」
「うむ、よろしく頼む」
一同が馬車に乗り込むと、ゆっくりと馬車が動き出す。
動き出した馬車の中で、レイカが説明をはじめる。
「この馬車はジパングでも、もっとも標準的な大きさで、8人乗りとなっております。
本日は皆様のために貸切で、各種、観光案内をさせていただきます」
「うむ、これは中々快適で楽に回れるのう」
「はい、まずは基本的な説明からさせていただきます。
皆様御存知の通り、ここはジパングの一般商業区、単に一般区とも呼ばれ、ジパングの中心街ともなっております。
ここにはジパングの行政、商業の中心でもあり、ジパングの民のみならず、外部の方々の居住区も兼ねております」
こうしてレイカとやよいはジパングの施設を紹介していった。
その説明を、他の者は感心して聞き入っていたが、唯一勝成は、どこかいらついて、その話を話し半分で聞いていたのだった。




