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プロローグ

スナック菓子で契約が成立する世界があったら面白いなーと思って書きました。不具合箇所は随時補正していきます。

今、最高に頭脳が活性化している。

意識は澄んでいる。程よい緊張感、責任、体調、環境。ここでトチる訳にはいかないんでな!!

「契約せよ……青き龍よ!! 蒼煌炎!」

俺の叫びに呼応した蒼翠龍は、刹那、大きな口を開き、闇夜を照らす煌めきの大火炎を放った。俺のスナック菓子(棒状)がひとつなくなった。

「何の!!」

象も飲み込む大きな鎧鱗虎へと化けた敵は、都市ひとつ飲み込む程の大火炎を前脚で弾き飛ばした。大空へと舞い上がる大火炎は成層圏で爆ぜ、ほんの数秒だが深更に昼が訪れた。

間髪入れず、鎧鱗虎の前脚から繰り出される斬撃ーー冷徹爪が俺へと襲いかかる。敵が駆ける迅さは短距離弾頭ミサイルとほぼ同等。人間の脳では反応不可、人体では不可避の猛攻。絶体絶命の死撃、しかし蒼翠龍の蒼煌弾(蒼煌炎が圧縮され凶悪になったもの)が敵を弾き飛ばす。逸れたはずの攻撃はかまいたちとなって俺の皮膚、髪、衣服、を多少傷つける。

(直撃は免れたものの、この傷とは……)

俺の憂いとは裏腹に、俺のスナック菓子(棒状)がまたひとつなくなった……。

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