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バンド内恋愛はダメだと一般的に言われていますが  作者: ねくら
第1章

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答え③

「解散?何言ってるの?」


あっちゃんの声が待合スペースに広がった。

今はスタジオ練習終わり。


僕はけじめとして、今後の話を率先して話そうと考えた。

だから、『バンドを継続するか、解散するかといった話がしたい』と伝えたのだった。


その答えがこれだ。


「ビジンは解散したいの?」


菜奈さんが問いかけてきた。


「解散は…したくないです。虫のいい話かもしれないですが、前にも伝えた通り、皆さんは大事な存在で…バンドだって…でも、もちろん強制は出来ないので…その話を…」


「私が男を取られたくらいで、友情を捨てる女に見える?」


「い、いえ、そういうわけじゃ…」


「それが答えよ」


菜奈さん…


僕は自然とあっちゃんの方を見た。


「私はね…言ったでしょ?2番でも3番でも良いって!」


あっちゃんはカラカラと笑った。

ほのちゃんが被せる。


「だめですよ…!ゆるしません…!」


「油断しないことだね~!」


あっちゃんは舌を出した。


とにかくバンドは継続…ということで良いのだろうか?


あっちゃんは真面目な顔に戻り、僕達に言った。


「私もバンドを抜ける気はないよ…!」


良かった…

あんなことがあったのに…バンドは続くのだ。


バンド内恋愛はダメだと一般的に言われていますが…例外もある様でした。


第1章 ~完~

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