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バンド内恋愛はダメだと一般的に言われていますが  作者: ねくら
第1章

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バンド名②

バンド名が決まった日、打ち上げは大いに盛り上がった。


そして次の日が日曜日で菜奈さんの仕事は休みであること、ほのちゃんはバイトが無いと発覚した時点で覚悟はしていたが、カラオケに行くこととなった。


朝までコースだ。


無職チームの僕とあっちゃん的には何でもいいのだが、如何せん体力的にきつい。

大学時代は徹夜など楽勝だったのだが、加齢とは恐ろしいものだ。


そう思っているのは僕だけなのだろうか。

ほのちゃんもあっちゃんも菜奈さんも全く疲れている様子がない。


ほのちゃんは酔ってもあまり変わらないが、若干いつもより全てがゆっくりになる。

今はカラオケのポテトをゆっくり食べている。


あっちゃんは酔うといつも以上に元気になる。

とんでもないテンションでJPOPを唄っている。


菜奈さんは若干酒癖が悪い。

今は「The Breath Takers …」とバンド名を思い付いた時の僕のモノマネを延々と耳元でしてくる。


僕は菜奈さんの悪戯に参ってきた為、トイレに行くふりをして、ちょっと外の空気を吸うことにした。


暑すぎず、いい気温だ。


すると、後ろから小さな声が聞こえた。


「先輩…」


ほのちゃんだ。


僕はびっくりして目を見開いた。


「おお!どうしたの?」


「いや…先輩どこ行くのかなと思って…えへへ」


ほのちゃんの頬は少し赤くなっている。


可愛い。


不意にそう思ってしまった。

思ってしまったのだから仕方ない。


「そ、そっか…!俺は外の空気を吸いに来ただけだけど、せっかくだからコンビニでアイスでも買ってく?」


ほのちゃんは笑顔で頷いた。


僕はその後、何を話したかは覚えていない。

ただ、楽しかったことは覚えている。


そして、二人で帰った後、菜奈さんの悪戯が一層激しくなったことも覚えている。


あっちゃんはずっと歌っていた。


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