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かなたの実話

娘の修学旅行

作者: ヒカリノカナタ

◎娘の修学旅行


 まだまだ小さいと思っていた長女ですが、もう6年生になっていました。驚きです。

 さて、6年生ということは修学旅行ですね。行き先は日光です。かつての僕と同じ行き先。しかし、自分が行った時の修学旅行と今の修学旅行は違くて、オヤツはバスの中で食べないし、お土産代は1500円までと決まっているそうです。え、1500円じゃ男子は木刀買っておしまいじゃないですか。なんでそんな制限した。厳しすぎる。男子なら絶対木刀は欲しいですからね。僕は買いました。木刀と巻物。


「1500円じゃあろくに買えないから自分の好きなものだけ買っておいで」と僕は娘に言いました。


ーーーーー


 次の日、娘が帰ってきました。お土産は何にしたのかなと思ったら。僕と妻へのお守りを1つずつと家族で分けて食べれるカステラ。


 あれほど自分の好きなものを買っておいでと言っても親にプレゼントを買う娘。


 僕は…僕は……誇らしいです。

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― 新着の感想 ―
[一言] あらぁ♡ いい話ですね。 ほっこりしてしまいました。 そう言えば。 うちの娘にも「うちらの分のお土産はいらないからね」と言って送り出したら、娘は「家族の分だよ」と言って、お菓子を買ってきて…
[一言] 微笑ましいお話ですね^_^
2023/06/08 20:14 退会済み
管理
[良い点] すっっっごく素敵ですね! 仕事終わりにめちゃくちゃ癒やされました。 いいお話を聞かせていただきありがとうございました!
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