3章 湖の番人
やっと3話目です!
ここから徐々に長くなるかも知れませんがよろしくお願いします><
「意外ときれいな湖だな。」
レオン達は伝説の武具を探すために魔法都市エンディミオンを西に10kmほど行ったところにあるストラセル湖に来ていた。
「あんまり気を抜くな。本当かどうかは知らないけどここには水龍がいるみたいだし。」
「わかってる。じゃあとりあえず湖の中を探すか?」
「そうするしかなさそうだな。」
そう言うとクラウディは持ってきた荷物の中から金属製の短剣を抜き、同じく金属製の長さが250cmもある大きな剣を背負う。
「クラウディ、お前もしかしてそんなもん背負って湖に飛び込む気か?」
「もちろん、まあでも水中で魔法使うから大丈夫。」
「そういう問題か?」
そしてクラウディは湖に飛び込もうとしたが、“なにか”の頭がクラウディを喰らおうとして水の中から出てきた。
クラウディはそれを左に跳躍してかわし、グレートソードを構える。
「レオン、雷系の魔法で援護してくれ。」
「わかった。」
そう言うとレオンは空中に魔方陣をかき呪文を唱える。
「我・雷神の力を借り、稲妻を放つ。ウィークサンダー、発動!」
呪文を唱えると魔方陣から雷が直線上に放たれ、水龍にあたりそうになるが半透明な赤い壁のようなものが現れ、雷の魔法をかき消す。
「くそ、こいつ対魔法障壁持ちかよ。」
「レオン、このままだとこっちが不利だ。しばらくこいつを引き受けてくれるか?俺はその間に魔剣を見つけてくる。」
「わかった。頼んだぜ。」
そしてレオンは長さが90cmほどの太刀を取り出して構え、水龍と相対し、クラウディは水の中へと飛び込む。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次回も頑張って早く書けるようにします!!