2章 捜索開始
聖地を後にしたレオンたちは“伝説の武具”の情報を集めるため、エンディミオン魔法都市へと向かった。
レオンたちは歩きながら雑談を始めた。
「なあクラウディ。俺あんまり聖地を出たことないんだけど、いきなり魔法都市なんて行っていいのかよ?」
「問題ないよ。俺は結構聖地を抜け出していったことがあるし、長老からお金ももらったしな。」
「そうか。・・・そういやクラウディってなんでこんなめんどくさい依頼なんて受けたんだ?」
「俺は面白そうだったからだ。それで、レオンは?」
「俺は記憶を取り戻すためだ。」
「記憶を取り戻す?」
「ああ、あの後長老に“伝説の武具”の中には記憶に干渉するものもある。っていってたからな。もしかしたら10歳までの記憶を取り戻せるかも知れない。」
「・・・そうか。まあ頑張ろう!」
「もちろん!」
そうしてる内にレオン達はエンディミオン魔法都市に到着する。
「想像してたのより凄いな。」
「突っ立ってないで行くぞ。」
「行くってどこに?」
「エンディミオン魔法図書館だよ。あそこにはエンディミオン中の書物が集められてるらしいからな。」
エンディミオン魔法図書館に着くと早速レオン達は古文書を調べ、3つの“伝説の武具”の場所を見つけることに成功した。
「クラウディ、最初はどこに行く?」
「じゃあここから一番近いストラセル湖に行こう。」
「“魔剣”か。一体どんなのだろう。」
そしてレオン達はすぐにストラセル湖へ向かった。
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