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世界の守護者  作者: black1→青色さん
旅立ち編
13/18

12章 連れ去られた場所

目が覚めるとそこは豪華な部屋だった。


「なんなんだ・・・ここは?確か俺は気絶させられて・・・。ということはここはあの黒い鎧の奴等のアジトか?」


レオンが考えていると、後ろからレオンの疑問の『答え』が投げかけられる。


「残念ながらそれは間違いだよ。僕は“あいつら”とは目的が違う。」


声のした方向、部屋の隅を見ると、18歳くらいの黒髪黒目の青年が壁に寄りかかっていた。


「!? いつからそこに居た。」


レオンは咄嗟に身構える。


「そんなに警戒しなくてもいい。とりあえず自己紹介をしておこうか。僕はファイラ・エンディー。アリア帝国の皇帝さ。」


「アリアの皇帝だと・・?一体何が目的だ。」


「それはいえないな。ただ、君の“力”が必要だ。僕たちに協力して欲しい。」


「目的も分からない相手に協力なんてできるわけ無いだろ?第一メリットが無い。」


「メリットならあるさ。調査によれば君は10歳までの記憶が無いと聞いている。」


そこで、ファイラは白い十字架のようなものを取り出す。


「だが、我々の持つ伝説の武具の1つ、“復元リストア記録メモリー”なら君の記憶を元に戻すことができる。」


「それは・・・本当なのか・・・?」


「もちろん。なんなら先払いしてもいいよ?」


「・・・わかった。協力しよう。」


「ありがたい。じゃあ早速記憶は戻してあげるよ。」


そして、ファイラは復元リストア記録メモリーをレオンの額に当てる。


「失われしもの、壊れしもの、消え去りしもの、全てを復元する十字架よ、彼の記憶を直したまえ。」


すると復元リストア記録メモリーから眩い光が放たれ、レオンの頭に膨大な量の情報が入ってくる。


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