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【プロットタイプ】定格七割、最大出力三割

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

平均七割、本気十割。これが一番、燃える。

リーチ掛かってるから!!

定格七割。最大出力十割。これが一番、作業効率が高いと私の中で思っている。だから何か始めた時、また其れが分かりやすく%表されている時はこれを指標にすると良い。


行きと帰りに過去問を解き続けて早数ヶ月。三割だった正答率が七割に躍り出た。テストで満点をとる必要はない。けれどもこの七割という点が一番の山場だと思っている。

ここから長らくの停滞期を迎えるから、上昇も下降もない。其れでもこれが一番良い。

「機嫌が良いな」

椅子に深く腰掛けて、スマホを弄っていると、同居人から声を掛けられた。冷めた双眸。油断をするなと忠告をしている。

勿論分かっている。そして其れを織り込み済みのこの割合。貴方は分かってくれるだろうか。

「過去問七割取れたから」

その言葉を聞いた途端、瑠衣の機嫌が急降下した。想像が当たって、さしずめ『そんな安っい点数で満足してんじゃねぇ』と言ったところだろうか。

常に良い物を。常に上を。そう思う瑠衣からしたら、当然の反応だった。だが売りとしているのはそこではない。

定格七割。これは私が通常、平均的に叩き出せる点数の事を言う。この七割というのがミソになる。自信を無くす事はない上に、あと少し頑張れば満天を撮れるという絶妙なバランスだから。

つまり、ビンゴで言うリーチに当たる。あと少しで勝てる。あと少しで物になる。それ故に心に火が灯る。ガソリンが注がれた様に闘争心燃え上がる。

「定格三割ならば、自信を失ってしまう。自分には出来なんだって。でも定格七割ならば、手が届きそうで、届かない絶妙な出力数なの。だから満点取れるまで頑張れる。やる気が削ぎない。

これから満点取るまで、火が消える事は無い」

興奮で目が開く。欲しくて堪らない物が眼前に差し出された様な気分。全力疾走すれば手に入るぐらいの距離。だからこそ、朽ちることはなく。

其の答えを聞いたあと、瑠衣はふっと笑う。漏れた吐息が空気を揺らす。

「嫌いじゃない。お前のそういうとこ」

当たり前だ。瑠衣は形振り構わない輩が好きなのだから。

定格って言葉、ご存知でしょうか?

皆様が無理せず出来る作業量。これを定格と言います。

つまり無理せず、苦しまず、平気的に叩き出せる点数が七割。

死ぬ気でやる、詰まり最大出力で十割。

これが私の中の黄金比。


六割以下だと、将来が不安。やらない。

九割以上だと、油断ぶっこく。やらない。

だから七割から八割ぐらいが一番リーチが掛かる。


あの、競馬場で自分の推し馬がまくって来た時、差しかけてる時、叫ぶじゃないですか。

『いけー!! 〇〇ー!! 差せー!!』

あんな感じ。

だってもうちょっと頑張れば、上位に食い込めると分かるから。希望が現実に差し替わる瞬間だから。

そりゃー脳汁出ますわ。


続ける時に必要なのはやる気。何よりやる気。

その為に必要なのは脳内麻薬。

ヤク中みたいだな。

では行くぞ!!

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