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第二話 ニューゲーム

「シェリー!!!!」

「ミトおばさん!?」

「あんたまた変な男連れて来たね!」

「違うんだ! この人は!」


 突然鯨の口から出てきた二メートルはあるばぁばぁはいきなり俺を見るや漆黒の小銃を向けてきた。


 ――ガゥンガゥン!


「おい! ちょっと待てよ!」


 その二発の弾丸は、見事に俺の胸を貫いたが、俺は、無傷だった。


(そうか! このストーリー! 二週目なのか!)


「馬鹿な! この世界では、レベル五十以上差があると相手の攻撃は無効化される! レベル四十の私の攻撃が通用しないなんて! コイツ、レベル九十以上か!」

「ばぁばぁ! 誰に説明してんだよ!」


 そこで俺は、試しに、サークルと呟いてみる。

 すると……。


「湖が蒸発していく……。まさかレベル二百以上無いと使えないサークルを習得してるとは……」

「ヒカル!」

「どうしたシェリー」

「それ以上力を解放すると死ぬよ!」

「はぁ?」


(イテェ!)


「なんだ……。急に目の前が……暗く……」


 ――ドン


(そうか……。二週目は二週目でも、裏ボスをクリアしてないパターンか……)


 そのまま俺は、眠る様に意識を失ったのだ。

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