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中年冒険者、家を買う。  作者: 小雅 たかみ
3棟目 ~エルフの国境街~
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第98話 帰還Ⅱ

居る住人達で今までの事をまったりしながら話していた。


レックスとラキティスは仕事。かつ、今はドバルも手伝っているらしい。支援物資に食材もあるだろうからな。


なので、レックス家のはずだが、今住んで居る人は1人も居なかった。


それでも、残った者、出た者、どちらも色々話すことはある。


俺達の方が沢山話したような気がするが、残った者達でも変化は多々あった。


1番はプクプク達だな。プクプクの子供達と共にポワポワも寄り添い集まって会話?いや、鳴いている。ぶっちゃけうるせぇ。

一応親離れしているらしいが、俺がそうしていたように好きにさせているみたいだ。それで、ルキウスとファルが出る時、1羽だけついて行った。レックスも譲って欲しいそうだが、あまり懐いて居ないとのこと。


んー。ポワポワとプクプクはどうせウチに来るとして、残り4羽の子供達までウチに来るとなると、面倒臭いな。後で相談だな。


そして、レナとシルバ、カルルやルック、ヤックの子供達も見違えて仲良くなっていた。


子供達の仲良さげな雰囲気を眺めているとレナとシルバが気づいたのか、ドヤ顔して、俺に親指を立ててきた。

『どうよ?私達使えるでしょ?だから家の個人部屋ヨロシクね!』とでも言っているのだろう。

アイツら……。本当に中身大人な事を、隠し通しきれたのか甚だ疑問だ。


他の住人達は相変わらずだな。


ディアナとキエナ、そしてメイド隊で夕食の準備に取り掛かろうとしていたので、アキヒコ達の祝いも兼ねて、ちょっと豪華にしてもらう。


夕食までまだ時間があったので、アルバとレックスは久々のしっぽりしにさっそく2人で2階へ上がって行った。


そんな2人を眺めて苦笑しつつ、レックス達の帰りを待ちつつ、談笑した。



予想よりも早くレックス達は帰ってきた。


「あ、リオの旦那!やっと帰ってきたっすか?」


「おう。ただいま。」


ドバルは料理の手伝いに、レックスとラキティスは談笑に加わった。


レックス達はまた明日から支援物資を届けに出発する予定だった。ならば、俺達もそろそろ帰ろうかな。

ここに着いたばかりだが、式と依頼でかなりの期間ウチを空けている。


ジジイとババアは家庭菜園が、ベロスも自分の畑が、そろそろ気になっているみたいだし、レナやシルバの部屋も作ったりと帰ってからのやる事もある。


夕食時にでも、皆と話しあってみるか。

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