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中年冒険者、家を買う。  作者: 小雅 たかみ
3棟目 ~エルフの国境街~
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第28話 飴Ⅱ

今回の話に出てくる人物は本編に一切関係ありません。

完全にネタ回です。

「ハーィ!マイク。見てよこれ!やっと届いたのよ!」


「キャシー。どうしたんだい?

ワーオ!下着じゃないか?それで僕を誘惑するつもりかい?」


「フフフ。どうかしらね。

これはあの有名な【飴と鞭シリーズ】なのよ!」


「オーマイガッ!

キャシー。ちょっと待ってくれ。それじゃ僕を気絶させるつもりかい?

開発者の旦那が何度も気絶して女性不信になった伝説の下着じゃないか。」


「ノンノン。それは【鞭】の方ね。今回のは【飴】の方よ。これのお陰で女性不信になった旦那を取り戻したそうよ!」


「そんな凄い物があったのかい?

どれどれ?うん?普通の下着じゃないか?

【鞭】の方はもっとスッケスケでエロエロだったはずじゃないか?

キャシー。騙されたんじゃないかい?」


「分かってないわね。マイク。

これには凄い機能が付いているのよ!

そうね。マイク。ちょっと魔力を流してみてよ?」


「本当に大丈夫かぃ?

しょうがないなぁ。キャシーの頼みは断れないや。

ワーオ!下着から水が出てきたよ!

アンビリーバボー!!その水で下着がスッケスケになっちゃったよ!

でもキャシー。この水、何か変だよ?」


「そうね。マイク。

ヌルヌルしてるわよね。でもそれが凄いのよ。

賢者と魔女の知識と技術の結晶というべき代物よ。

ただ単に粘度のある魔法の水だから、肌にも優しくて飲んだって平気だわ。それに、乾いてもカピカピにならないわ!」


「エクセレント!!

これを付けてくれたら男は皆、大興奮間違い無しだね!」


「ええ。そうね。

一見普通に見えるから普段でも使えるし、魔力を込めれば、あら不思議!スッケスケのヌッルヌルになるわ!」


「まさに僕ら男にとっての【飴】だね!キャシー。」


ワハハハハハ。(観客)


「マイク。あまり上手い事言えてないわよ?

更に、下着とセットで、この白いワンピースまで付いてくるのよ!」


「それにも凄い機能がついているのかい?」


「このワンピースは普通の物よ。でも可愛いデザインでしょ?

ただし、マイク。ワンピースに、そのヌルヌルを付けてみてよ?」


「オゥ!クレイジー!

これも透けるんだね!」


「そうなの!下着と同じように魔法の水をかけると透けやすい素材を使っているみたいだわ。透けて肌に張り付くワンピース。どう?凄いでしょ?」


「ビューティフォー!

こんなに凄い下着なら、やっぱり高かったんじゃないかい?」


「それがまだ売りに出されてないわ。私のは偶然手に入れたのよ!販売する時はまた連絡が来るはずだから、また紹介するわね!」


「本当かぃ?手頃な価格ならプレゼントにも最適だね!

それはそうと、実際に使ってみないことには分からないんじゃないかい?

キャシー。今晩なんてどうだい?」


「ごめんね。これからトニーと使う予定なのよ!

それじゃ、マイク。バーイ!」


「そりゃないぜ。キャシー。」


ワハハハハハ。(観客)

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