3年4組 志摩アマ
前にも書きましたが短いようで長いような作品を書こうと思っています。
読んでも面白くないかもしれませんが1話だけでも良いので読んでくださるとありがたいです。
まずは一人目。志摩アマである。
容姿端麗、運動神経抜群の少女。
三重県から引っ越してきて、三重県では有名海女の娘で将来の夢は祖母のような海女になって世界中に海女ちゃんの存在を知らしめる事だという。
そんな一見普通な彼女がなぜ伝説の噂人かというと...
「海は楽しいですね!一日中入っていたい!人魚姫が羨ましいよ!」
そう、彼女は毎日入りたいぐらい大の海好きだ
山か海なら速攻海を選ぶぐらいだ。
学校でも度々話題になっている。
三重にいた頃も「あの子大丈夫?」と近所住民から心配されていたらしいが
しかしそんな事お構いなしに彼女は内海海水浴場で今日も泳ぐ。
俺が「なぜそこまでして泳ぐのか。なぜそこまで泳ごうと思うのか。」を問う。
すると彼女は
「自分が祖母に海女を終えた時、人生は充実したかと聞くとまだまだ泳ぎたかった。もっと海女もとしても一人の海好きとしても海を楽しみたかった。と不満そうにして亡くなったんです。だから私が祖母の分まで、自分が海を楽しんだ!と本当に言えるまで泳ごうと思ったんです。」
彼女の目は輝いて見えた。
彼女はもう大人なんだろうか。
先に階段を上がってしまったのか。
そう考えると自分はまだまだ子供で未熟だと思う。
自分の将来は決まっていない。
これから1年で俺は変われるのだろうか。
人は人生を、変えれるのだろうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます
名古屋の聖地作品が少ないというお話を聞いたので名古屋を舞台に書かせていただきました。
休日に投稿を目指そうと思います