常破卓~事の発端
ここは八雲市。都市として発展しながらも自然の残る住みやすい街である。
八雲署署内8月2日午前10時 魔理沙巡査部長は事件の資料をまとめている。
するとそこに一人の男性が近づいてくる
「魔理沙先輩、おはようございます」
彼は魔理沙の後輩の赤城純巡査。
「おはよう純。今日もよろしくだぜ」
「はい!よろしくお願いします」
二人は軽い挨拶を交わす
「もう、職場にはなれたかい?」
魔理沙は純に問う
「はい!皆さん優しいですし、何より魔理沙先輩のおかげ です」
こちらは少し冗談じみている
「褒めたって何もでないぜ?」
半分予想はしていた。それでも
「昼飯代くらいはでませんか?」
と純はねばる
「でない」
魔理沙は即答
「可愛い後輩の頼みですよ♪」
笑顔でさらにねばるが
「まぁ無駄話はこのくらいにして今日も頑張ろうぜ」
と無理矢理話を切られてしまった
「はい、そうですね・・」
流石の純も諦めて肩を落とす。するとひとつの資料が目に入る。
「そういや魔理沙先輩。例の教団について何か分かりました?」
気分を戻し質問する。
例の教団とは、いま魔理沙が調査中の宗教団体のこと。その教団は宗教団体を名乗ってはいるが実際のとこ何を信仰しているか、それどころか、名前すらもわからないのが現状である。
「いや、まったく。わからないことだらけだよ・・・」
今度は魔理沙が肩を落とす、それに対して純は
「そうですか・・根気良く調査してくしかないですね」
と少しばかりだが魔理沙を慰める
とそこに、二人の先輩であるアリス警部がやってくる。
「おはようございますアリス警部殿」
「おはようございます警部」
二人は礼儀正しい挨拶をした
「二人ともおはよう。それと私のことはアリスでいいよ」
二人は苦笑する。すると急にアリスの表情が変わる
「ってのんきに話してる場合じゃなかったわ」
「何かあったんですか」
純は答えを半分予想ながら聞いた。
「殺人事件よ、殺人」
純は冷静だったが、魔理沙は少し焦った
「場所と被害者は?」
それでも冷静になり質問する
「詳しくは移動中に話すわ。とりあえず二人とも準備して」
そう言うとアリスは走っていってしまった。
魔理沙と純は警察手帳、拳銃、手錠、財布、免許書、スマホ、筆記用具、メモ帳を持ちアリスの乗ったパトカーに乗った
「それで現場はどこなんですか?」
魔理沙はもういちど問う
「現場は病院。殺されたのはそこで働いてた医者ね。その日は当直だったらしいね。死因は刃物で刺されたことによる出血死。第一発見者は研修にきでた医大生よ。」
アリスはすらすらと答える。今度は純が問う
「死亡推定時刻は?」
「現在捜査中。発見場所は当直室」
それだけいい終えると、エンジンをかける。
「とりあえず現場にいきますか。」
「そうね。」
こうして三人は現場に向かった。
はじめましてしりあるです。今回の作品はYouTubeの動画投稿者様との協力で作成しでいます。
いやぁ~やはり文字を書くとなると大変ですね・・・
ちなみにこの作品は多くのパートに分けて投稿していきます
文の長さが不安定ですが、そこんとこは許してやってください。
これからもこのシリーズをよろしくお願いします!